2008年6月1日、新潟県新発田市(旧紫雲寺町)に県立紫雲寺記念公園がある。国道113号を挟んで、海側と内陸側に施設が分かれており、海側は海水浴場やオートキャンプ場、内陸側は県立愛鳥センター、温泉宿泊・レストラン・プール・体育館などからなる中心施設群のある「紫雲の郷」などが松林の中に配置されている。人工的な施設整備が中心の公園のイメージがあったので今までは敬遠してきた。しかし、今日は83歳の母が森林浴ができるようなところへ行ってみたいというので、近いところで高齢者でも歩ける森林はないかと考えて思いついたのがこの公園だった。
母は一応満足だったようだが、今日は天気が良すぎて日差しが強く、遊歩道を歩いていても日陰が少なく、森林浴というには少し問題があった。あれだったら、わざわざ公園まで行かなくても自宅裏にある保安林の松林の方が、よほど自然に近いし森林浴にも適していると思ったが、一日中家の中にいる母にしてみれば、少し遠出してきたということの方が重要だったのだろうと思い、そのことは黙っていた。