平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

台風予報の最中に

2013-06-12 | 野草の観察

6月の台風・・・予報、が出て観察会も出来ないかと心配していましたが
本日晴れ後曇り、8:30分外気温は既に26℃これでは熱中症に注意が必要なお天気です。

久しぶりの青空 午後からは秋の様な鰯雲、反対の空は入道雲と変な天気です。

下見では



コガクウツギ
(小額空木、小萼空木、)
学名:Hydrangea luteovenosa)は、アジサイ科、アジサイ属の落葉低木。
名の由来はガクウツギよりも花が小さいことによる。
枝先に散房花序をつける。 両生花と装飾花がいっしょにつく。 直径3~5cm。
 装飾花のガク片は白色で3~4個、大小がある。


    
キダチニンドウ   スイカズラ       ヒルガオ

キダチニンドウ
スイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性木本。
(吸い葛、学名:Lonicera japonica)
別名、ニンドウ(忍冬)。冬場を耐え忍ぶ事からこの名がついた。

スイカズラ「吸い葛」
、古くは花を口にくわえて甘い蜜を吸うことが行なわれたことに因む
砂糖の無い頃の日本では、砂糖の代わりとして用いられていた。
スイカズラ類の英名(honeysuckle)もそれに因む名称で、
洋の東西を問わずスイカズラやその近縁の植物の花を
口にくわえて蜜を吸うことが行われていたようである。

ヒルガオ(昼顔)ヒルガオ科の植物。
学名Calystegia japonica、シノニムCalystegia pubescens他)
アサガオ同様朝開花するが昼になっても花がしぼまないことからこの名がある。
花の形は漏斗形。苞葉が萼を包み込むので、
帰化植物のセイヨウヒルガオ(西洋昼顔、学名Convolvulus arvensis)と区別できる。



センダン「栴檀」センダン科センダン属の落葉高木。
、学名: Melia azedarach)は、別名としてオウチ(楝)、アミノキなどがある。
「栴檀は双葉より芳(かんば)し」のことわざでよく知られるが、
これはセンダンではなくビャクダン(白檀)を指す。

撮影・編集 森




今日も貴重な写真を頂きました。



キキョウソウ
別名ダンダンギキョウ 
キキョウ科
学名 Triodanis perfoliata
英名等 Common nenus’ Looking-glass
自然分布 北アメリカ 
一年草.茎は高さ20~80cm,稜上にまばらな毛がある.葉は互生,
無柄でハート形の基部で茎を抱き,下面とへりに毛.花はほとんど無柄.
葉笨に1~3個ずつつくが,初めに閉鎖花のみつけ,後から普通の花をつける.
鮮紫色で5裂,がく片5個,雄ずい5個(閉鎖花では3個),雌ずい1個.
果実は円筒形で頂部にがく片が残る.


  

ミゾコウジュ「シソ科 アキギリ属 」
学名Salvia plebeia
田の縁や河川敷など,湿り気のある日当たりのよい所に生える越年草。
キバナアキギリやアキノタムラソウなどと同じアキギリ属の仲間だが,
花が小さいので同じ仲間とは気がつきにくい。
アキギリ属のほかの種は夏から秋に花が咲くものがほとんどだが,
ミゾコウジュは春の終わりに花を咲かせる。

  

実物を見てないので不確実なのです。
もしかして、
ビロードツメクサ「マメ科」
       学名:Trifolium hirtum トリフォリウム・ヒルツム
和名:ビロードアカツメクサ
英名:Rose Clover 性状:一年草
原産地:ヨーロッパ東部~南部
特徴など:日本にも帰化植物として入ってきているクローバーの仲間。
淡いピンク色の花がかわいい。



ヤブムラサキ
学名は、Callicarpa mollis
クマツヅラ科ムラサキシキブ属
枝や葉裏、花柄、萼などに灰白色の星状毛が密生する。葉は対生。

まだ蕊の出始めたばかりの可愛いヤブムラサキ
葉を触るとビロードのような手触りです。

撮影:釘宮



最近マクロ撮影に精を出して頑張っています。



アメリカイヌホウズキ
「ナス科ナス属」 学名:Solanum ptychanthum
」1年草
北アメリカ原産の帰化植物。葉はやや幅が狭い。葉の下部の縁にあらい鋸歯があるものが多い。
花は2~4個が枝先の散形花序(小花柄が1箇所につく。
直径8mmほどの淡紫色~白色。花が終わると花柄は下に垂れ、
花期は7~9月
オオイヌホオズキ、アメリカイヌホオズキなどは、よく似ており分類が難しい。



ヒメジョンとモンキチョウ

撮影:吉松






カワジシャ
(川苣、カワジサ):
 貝原益軒の「菜譜」(1704年)には「水萵苣(かわちさ) 
「水辺に生ず。泥溝の地に宜し、子あり、をのづから地におちて春生ず。
生なるを酢みそにて食す。性冷なり。虚寒の人食ふべからず」とある。
「本朝食鑑」(1697年)の中で、「昧は微苦、無毒、風熱(せき、痰の出るかぜ)、
咽痛を治し、
酒毒を解する」として、民間薬の効能について述べている。
葉には明確な鋸歯があり、これは外来種のオオカワヂシャと見分ける最大のポイントで
花柄が直線的に斜上するのも本種の特徴。

  
シオデ         テイカカズラ

シオデ
シオデ(牛尾菜)
学名は、Smilax riparia
サルトリイバラ科シオデ属
よく似たタチシオデは、雄しべの葯が楕円形、花被片が平開、葉の裏面が粉白色、

撮影:桃坂



何時も意味深な写真を見せてくれます。
目の付けどころが違う方です。




シロミノヘビイチゴ(白実野蛇苺)
1930年に牧野富太郎氏が栃木県で発見したとされております。
新日本植物図鑑では見当たりません。
また、ヤブヘビイチゴ(未掲載)の白実種ではないかとの説もあるようです。
観察では草丈が5~10センチ、
葉は3出複葉で小葉には細かい鋸歯があります。
4~5月に、葉脇より長い柄を出して5弁花を付けるようです。
花の時期は同じ色なので、はっきり見分ける事が出来ません。
花後に付ける直径1~1.5センチで球形の偽果が真っ白なのが特徴でした。

シロミノヤブヘビイチゴ学名Duchesnea indica f. albocaput





アブラギリ「油桐」別名ドクエ(毒荏)
学名:Vernicia cordata)はトウダイグサ科の落葉高木。
種子から桐油と呼ばれる油を採取して塗料などに用いる。桐油は不飽和脂肪酸を多く含む乾性油であるため、
塗料や油紙の材料として盛んに使われた。ただし、エレオステアリン酸など毒性を持つ不飽和脂肪酸を含むため、食用にはできない
これは古くから種子の油を食用や塗料用として用いた エゴマ(荏)と対比した名前である。




 

ハンカイソウ
学名: Ligularia japonica )キク科メタカラコウ属の多年草。
直径30cmにもなる切れこんだ大きな葉が最大の特徴。草丈も
人の目の位置ぐらいまでになる。
属名の Ligularia はラテン語の「ligula(舌)」からきている。
小さい舌状の花弁から名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。 

撮影:河田



暑い中日陰もない登山道は疲れます。
でも、昼食時の茶が床は涼やかで、眠りに就きたい心地よさです。

この季節は、花の過渡期にあり あまり観察出来ないと思っていましたが
結構いろんな花を楽しむ事が出来ました。
帽子を忘れた人、水が少なかった人等、少々のアクシデントはありましたが
何とか無事観察会を終える事が出来ました。

怪我無く観察が出来ました。
これ以上に厳しい季節を迎えます
お身体に気を付けてお過ごしくださいますように!


次回勉強会
6/28日(金曜日)です。
元気でおいで下さい。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 野草勉強会~カッコウの鳴き... | トップ | ノハナショブ 近年に無い群生。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。