hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

大菩薩峠~大菩薩嶺へ

2018-04-24 | ハイキング・ウォーキング

4月22日(日)
今週は大菩薩嶺でトレイルランの練習をすると言う息子。
大菩薩嶺の標高は2057mだが、車で標高1570mまで行けるので、
初心者でも登れるそうだ。
それではと、車に同乗させてもらい、ハイキングにトライ。
お天気も良く、最高の一日となった。



遅くても、6時30分ごろには迎えに来ると言うので、
前日夜にお弁当を作っておいた。今回は煮豚・煮卵がメイン。
息子はいつも走り終えてから車の中で食べるのでタッパーに詰め、
夫と私はハイキングの途中で食べるので、
簡単に包装してリュックに詰めた。
魚肉ソーセージとチーズ、ナッツ類は毎回常備。
時にはサバの味噌煮などの缶詰も・・・
その他にお菓子やチョコ、飴、飲料水、などもたくさん積みこんだ。
これからは暑くなるので、クーラーに入れないと傷むかもしれない。



新緑(^^♪(車窓より)



日川渓谷の桜(車窓より)



富士山が綺麗

出発06:27→海老名IC 06:38→八王子IC 06:58→勝沼IC 07:37
一般道を経て上日川峠市営駐車場08:20(高速料金休日割引:1980円)



上日川峠にはロッジ長兵衛の付近に駐車場が3ヶ所あるが、
すでにNO1、NO2、の駐車場は満車。
一番遠いNO3の駐車場が少し空いているだけるだった。
あと少し遅かったら、どこにも駐車できなかったかもしれない。



ロッジ長兵衛付近の登山道まで少し歩く。



ロッジ脇から登山道に入る。
周囲の森はブナやミズナラなどの広葉樹林なのでとても明るい。
新緑が美しくなるのは1ヵ月ぐらい先であろうか。

息子は大菩薩嶺まで登り、丸川峠を経て、大菩薩峠登山口まで下り
仙谷茶屋を経由して上日川峠駐車場まで登るコースだそうだ。
走っていく息子をズームでパチリ



福ちゃん荘
売店やお食事処があり、宿泊もできる。
駐車場もお食事をすれば無料で5時間まで利用できるとのこと。
この駐車場を利用すれば大菩薩嶺まで
、往復1時間近く時間を節約できることになる。



コース決定
上日川市営駐車場→ロッジ長兵衛(登山道)→福ちゃん荘→富士見山荘→大菩薩峠
大菩薩嶺→雷岩→唐松尾根→福ちゃん荘→上日川市営駐車場



富士見山荘までの道はなだらか。



富士見山荘より富士を望む

先に見学していたご夫婦の奥様が、富士見山荘のオーナーは東京の方で
10年前頃から営業していないようだと話してくれた。
ご主人がお金があったら桃をたくさん植えて、桃源郷にしたいと言っていたが、
確かにそうなったら素晴らしいと思った。

勝縁荘までは下り



静かな佇まいの勝縁荘
中里介山ゆかりの宿とか。



この先、道が険しくなる

大菩薩峠は高尾山や奥多摩の御岳山のように、
外国人やシニア層の姿は少なく、若い人やファミリーが多かった。



大菩薩峠(1897m)
江戸時代までは武蔵国と甲斐国を結ぶ甲州道中の裏街道であった青梅街道の
重要な峠として利用され、青梅街道の最大の難所でもあったそうだ。

中里介山の小説や映画などで有名だったのでよく知っていたが、
自分の足でこの地に立てるとは、若い時には思ってもみなかった。



雪を被った南アルプスの山々と大菩薩湖



大菩薩湖の左奥には美しい富士山
旧500円札の裏面の富士山は大菩薩から写したそうだが、
どの辺から写したのだろう。



三界万霊塔の石碑と
大菩薩峠文学記念石碑・五輪塔



稜線を北へ辿り、大菩薩嶺に向かう。
峠から大菩薩嶺に続く登山道も、眺めがずっと良いので
カメラにばかり手が行き、歩きがはかどらない。



親不知ノ頭を右に曲がる
(まっすぐに行くと展望台で行き止まり)



右側奥の頂上が大菩薩嶺のようだ。



賽の河原と非難小屋
賽の河原には小さな石積みが数個見られた。
この辺には高い木がないので、
落雷の被害を防ぐために避難小屋が作られたのだろうか?

賽の河原をネットで調べると、
死んだ子供が行く冥途の三途の川の河原のことで、
ここで子供は父母の供養のために小石を積み上げて塔を作ろうとするが、
絶えず鬼にくずされる。
そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救うという。



稜線



標高2000m地点とその付近からの眺め



雷岩
ハイカーがお昼を食べたり休んでいた。
日陰を探して、私たちも昼食を食べることに。



狐が少し警戒しながら近寄ってきた。
食べ物が欲しいのだろうと思い、
チーズやおにぎりを千切って少しだけあげた。
お礼かどうかはわからないが、大菩薩嶺までついてきてくれた。
(勝手な思い込み?)
途中で狐に気が付いた子供たちは大喜びをしていた。



大菩薩嶺(2057m)
道がぬかるんでいたり、急坂などがあったが
無事、大菩薩嶺に到着。
眺望が無く、記念撮影して引き返す。



下りは雷岩から唐松尾根コースで日川市営駐車場まで歩いた。
岩やゴロゴロした石の多い、傾斜の急な道だったが、
短時間で下れるので、左膝も痛まずに済んだ。

駐車場に戻ると息子はお昼を済ませ、着替えるところだった。
日に焼け、真っ赤な顔をしていたので驚いた。
帰りは上野原から小仏トンネルを抜けるまで渋滞したが、
4時半過ぎには家に着いた。

この日の総歩数は18841歩 13.1km 659㎉。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする