hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

『初恋ロマンス~無感情皇子とナイショの契約~』/ 椿・2種

2024-01-27 | 中国ドラマ

『初恋ロマンス~無感情皇子とナイショの契約~』は、
生まれつき味覚や触覚・嗅覚などの感覚がなく、
感情が欠落した青年・陌軽塵(はくけいじん)が、
泥棒で生計を立てる林池(りんち)に触れ、
生まれて初めて感覚を得ることから始まるラブロマンスです。

2023/10/20 ~ 2023/12/19  05:30~06:00(30分)
【tvk全43話/字幕スーパー】録画視聴
2021年 中国大手動画サイト愛奇芸 iQIYIで制作。
(原題・公子傾城/公子倾城)

あらすじ(公式サイトより)

貧しい人を救うために窃盗や詐欺を繰り返す少女・林池(りんち) は、
追手から逃げている最中、仲間の馬車と間違い
陌軽塵(はくけいじん)の馬車に乗り込んでしまう。 
追手から逃げることはできたが、この出来事がきっかけで彼女の生活は一変する。
陌軽塵は生まれつき味覚や触覚・嗅覚などの感覚が一切なく、
感情もない男性だった。
しかし林池に触れたときだけ”柔らかさ”や‟温かさ”、‟匂い”などを
感じることに気づき、自分の無感覚な症状の原因を解明する鍵を
林池が握っているのではないかと考える。
陌軽塵は彼女が犯した罪を見逃す代わりに、彼女が自分のそばを
離れないように契約を結ぶ。寝食を共にし、喧嘩を繰り返しながら
二人三脚で様々な困難を乗り越えていく2人の間に、
いつしか”契約関係”以上の気持ちが芽生えるのだが…。

【キャスト】

陌軽塵を演じたのはワン・シンユエ(王星越)
林池を演じたのはブー・グァンジン(卜冠今) 
陌軽塵の兄・叡王、姫定岳(きていがく)を演じたのはニエ・ズーハオ(聶子皓)
林池の姉弟子、裘婉(きゅうえん)を演じたのはチャン・シュエハン(張雪菡)

【感想】

愛奇芸 iQIYI制作のドラマを観るのは
『三千鴉の恋歌』『春花秋月~初恋は時をこえて~』
『若様私がお守りします』に続き4作目。

無感覚・無感情の陌軽塵が林地に触れることによって、
感覚を取り戻していくというドラマ設定は面白かったと思いますが、
ドラマのセットや登場人物、すべてが美しすぎて、
見たことのない少女漫画を見ているかのようでした。
悪役はもちろんいましたが、それほどドロドロ感はなく、
最期までストレスなく観ることが出来ました。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

椿

椿・紅乙女

花期:12~4月、花色:濃紅色、花形:八重~千重咲き

庭木の紅乙女です。
例年より開花は1ヶ月ほど遅く、一番花が咲いたのは1月中旬でした。
この時期は花が少ないせいか、すぐに野鳥の被害にあい
花が汚れますが、この花は無傷でした。
丸い花弁が幾重にも重なって咲き、とても綺麗です。
(2024/01/26撮影)

椿・絵姿

尾張地方の古花。
紅色地 濃紅色吹掛絞り 八重咲き 中~大輪

庭木の絵姿を挿し木で育て、鉢植えにしたものです。
鉢を玄関の塀の上に置いたので、野鳥の恰好の餌になったらしく
花が全開しないうちからこのような姿になってしまいました。
(2024/01/26撮影)

絵姿は庭木の実が落ちた、自生種もあと一鉢ありますが、
蕾はまだ固いです。

ガーデンシクラメン

2022年12月初旬にポット苗を購入し、鉢植えで育てています。
花は2023年春、夏、秋、冬と断続的ではありますがずっと咲き続け、
2024年の今も、絶えることなく咲いています。
(2024/01/23撮影)

コメント (9)
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中国ドラマ『驪妃(りひ)-The Song of Glory-』

2024-01-22 | 中国ドラマ

最近、ブログに対するモチベーションが下がり、
1週間以上も記事を更新していませんでした。
来月、2月14日でブログを開設して17年になりますが、
パソコンが壊れたわけでも、旅行中でもないのに、こんなことは初めて。
もう少し頑張らねば…。

 

『驪妃(りひ)-The Song of Glory-』は、南北朝時代の宋を舞台に、
互いの正体を知らず惹かれあっていく
男女の愛の行方を描いた壮大な中国ラブ史劇です。
ドラマは、配信開始わずか4日で、視聴回数2億越えしたそうです。

2020年の中国歴史ドラマ(原題:錦繍南歌)

歴史ドラマを観ていると気になるのは、それが史実か否かです。
彭城王・劉義康は、南宋(420年ー479年)の初代皇帝宋武帝・劉裕の
第四子で、劉宋宗室大臣などを経て、宰相となり、
文帝・劉義隆の「元嘉の治」を補佐した非常に優れた人物だそうです。
しかし、勢力が拡大すると、文帝の側近と対立するようになり、
謀叛の疑いを掛けられ、死罪となり、43歳でその生涯を閉じたそうです。
驪歌の沈氏は実在しておらず、フィクションの人物ということになるようです。

2023/9/25ー2023/12/25 (月~木15:00-16:00) (1H・53話) 
J:COMテレビ・録画視聴

あらすじ(公式サイトより)

南朝の宋で犯罪組織・朱雀盟の刺客として育った驪歌(りか)は、
彭城(ほうじょう)王・劉義康(りゅうぎこう)を親の仇と信じ、
長年彼の暗殺を企てていた。
ある日、彭城王の義母・孫(そん)太妃の誕生祝いの宴で踊る舞姫に選ばれ、
驪歌はついに彼を暗殺する機会をつかむ。
しかし、奸臣・陸遠(りくえん)の反撃により失敗。
身代わりとなった仲間の阿奴(あど)も、驪歌に腕輪を託して殺されてしまう。
すると、そんな驪歌のもとに将軍家の沈(しん)夫人が訪ねてきた。
腕輪を見て18年前にさらわれた娘・嘉寧(かねい)のものだと
気付いた沈夫人は、驪歌を嘉寧として沈家に迎え入れる。
そんな中、驪歌は陸遠を暗殺するために訪れた渡し場の小舟で、
身分を隠した彭城王と出会う。
お互いの正体を知らない2人は、次第に心を惹かれ合っていくのだが……。

【キャスト】

驪歌(りか)を演じたのはリー・チン(李沁)
劉義康(りゅうぎこう)を演じたのは、チン・ハオ(秦昊)
劉義宣(りゅうぎせん)を演じたのは、グー・ジアチェン(谷嘉誠)
陸遠(りくえん)を演じたのは、チー・ジー(戚跡) 

【感想】

主役のリー・チンのドラマを観るのは
『蒼穹の剣』慶余年〜麒麟児、現る〜』以来ですが、
相変わらず美しくかっこいい!

劉義宣を演じたグー・ジアチェンは、顔に見覚えがあったので
調べてみると、『蒼穹の剣』に出演していた
アイドルグループ「x玖少年団(XNINE)」のメンバーの一人でした。

ドラマに子役が出るとホッとします。
朱雀盟で陳少巽、驪歌の弟子だった空城が可愛かった。

息をつく間もなく次々と起こる朝廷の権力闘争。
人を陥れる方法はこんなにあるものかと驚くばかりです。
劉義康に愛される驪歌に嫉妬をし、何度も驪歌殺害を企てる沈楽清。
太妃(劉義康の義母)、陸婉…
後半は観るのが苦しくなり、録画を観るのを中断したこともありますが、
最終的には面白かったと言える作品でした。

よく理解できなかったのがラストシーン。
彭城王が勅命の撤回を手に入れた時、驪歌は花園で毒杯を飲み干し
亡くなっていたはずなのに、
彭城王が駆けつけたときには、驪歌の亡骸がなかった。
驪歌は生きているのだろうか?

新政を成功させ政務に励む彭城王。
3年後、沈家の食事会に出席するが、驪歌の姿はなく、話題にも上らない。

蛇足ですが、ネットの中国語辞典で調べると原題の『錦繍南歌』の錦繍とは 
美しい紅葉や花のたとえ。
南歌は、宋・元・明時代に中国南部地方で流行した曲調の総称だそうです。
つまりタイトルの意味は錦繍の様に美しい別れの曲。
また主人公・驪歌・驪妃の「驪」も別れを告げるという意味で、
用例として驪歌=別れの歌.として書かれていました。

英題のThe Song of Gloryは単純に訳せば栄光の歌ですが、
Gloryとは、孤峰の山頂で、前方に厚い霧が立ち込めるとき、陽光を背にして立つと、
自分の影が霧に大きく映り、そのまわりに色のついた光輪が見える現象。
山の御光。仏の御光。という意味もあるそうです。
驪歌は死んでしまったのかもしれませんが、いつか二人はそんな美しい世界で
再会してほしいものです。

現在『王女未央-BIOU-』を視聴中ですが
ドラマの設定など、どこか『驪妃』と似ているような気がします。

長々とご覧いただき、ありがとうございました。

コメント (4)
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中国ドラマ『春花秋月~初恋は時をこえて~』/ 庭の花

2023-11-01 | 中国ドラマ

中国の人気作家のネット小説をドラマ化したもので、
恋を知らないヒロインが、真実の愛を求めて時空を超えるラブ史劇です。

録画視聴してから2か月以上たちましたが、今年の春、TVKで放送された
『三千鴉の恋歌』の後番組として、8月25日まで放送されていた中国ドラマです。

あらすじ(公式サイトより)

時は2169年の未来。
人類は永遠の命を授かり、人が人を思い、誰かのために傷つき、
命さえ投げ出してしまうほど大切な“愛”というものを無くしていた。
そんな時代の夢見る少女・雷蕾はリアルな“愛“を体験しようと、
タイムスリップ会社を通じて過去に遡る。
図らずもやってきたのは覇を競って侠客たちが血で血を洗う戦乱の時代。
タイムスリップから目覚めて最初に会った男性が運命の相手だと
決められていた雷蕾が出会ったのは、正義感溢れる若荘主・簫白。
春花という名前になって生きることになった雷蕾は、簫白に導かれ、
武侠の世界で悪名を轟かせる冷血漢の上官秋月らと巡り会ったことから、
やがて侠客たちの争いに巻き込まれていく…。

【キャスト】

上官秋月(じょうかん・しゅうげつ)を演じたのは、リー・ホンイー(李宏毅)

雷蕾(れい・れい)/春花(しゅんか)を演じたのは、チャオ・ルースー(趙露思)

蕭白(しょう・はく)を演じたのは、ウー・ジュンユー(呉俊余)

【感想】

本当の正義や愛は何かと、問われているドラマだと思うのですが、
男たちは長生果(不老不死の実)を巡る争いで殺戮を繰り返し、
ヒロインの春花は、二人のイケメンの間を行ったり来たりで、
今一つのめり込むことが出来ませんでした。
良かったのは上官秋月が春花に一途で、ことあるごとに助けたこと…。
春花も秋月の過去や身の上や苦悩を知り、
次第に惹かれるようになり、最後は愛を知ることが出来たこと…。

それにしても中国の俳優さんはイケメンが多いですね。
秋月役のリー・ホンイーはドラマ制作時、20歳そこそこだったそうですが
お色気ありすぎでビックリしました。

 

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

 

庭の花

 

ガーデンシクラメン

昨年の12月初旬にポット苗を購入し、鉢に植えましたが、
断続的ではありますが、その後も、春、夏、秋、とずっと咲いています。
シーズン越しをしても、晩春から秋まで休み、
翌年の冬になってから咲くことはよくありますが、
こんなに長い期間咲いたのは初めてです。

トレニア(夏スミレ)・一番花

コボレダネから咲きました。
芽が出たのも初開花も遅かったので、下の青紫のトレニアのようには
大きく育たないでしょう。
このまま霜にあてず、冬を越せれば来年は大きな株になり
早くから咲き始めるかもしれません。
試してみようっと!!

こちらもコボレダネからのトレニア。
8月からずっと咲いており、1株でもとても大株に育ちました。

キザリス・パルマピンク

一番花
今年は5輪しか咲きませんでした(写真撮り忘れ

アシュガ・ブロンズビューティー

グランドカバーか寄せ植えに使おうと6/23に購入しましたが、
植えるのを忘れていました。
枯れていなくて良かった・・・・ε-(´∀`*)ホッ
(2023.10.23撮影)

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中国ドラマ『若様私がお守りします』 / 新型コロナワクチン7回目の予防接種

2023-10-27 | 中国ドラマ

『若様私がお守りします』は、
推理名人の天然娘がドラ息子のピンチを救うラブコメディ史劇。

2020年 中国大手動画サイト愛奇芸 iQIYIで制作されました。

【キャスト】

田三七(でん・さんしち)役に、虞書欣(ユー・シューシン。
趙錯(ちょう・さく)役に、劉奕暢(リウ・イーチャン)。
白一飛(はく・いつひ)役に、駱明劼(ルオ・ミンチエ/ジャック・ロク)。
何若瑶(か・じゃくよう)役に、陳昊藍(チェン・ハオラン)。

2023/08/28 ~ 2023/10/19  05:30~06:00(30分)
【全39話/字幕スーパー】
テレビ神奈川で放送・録画視聴

予告動画

あらすじ(公式サイトより)

8年前に、とある樹の下で結婚を約束した男の子のことが
忘れられない田三七は、ある日、その男の子が書いていたものと
同じ絵が書かれた凧を見つける。
その持ち主は、役人の息子で、女も賭け事も大好きな趙錯だった。
彼が例の男の子だと確信した三七は、ひょんなことから
趙錯に嫁ぐことに成功する。
しかし、趙錯は三七のことを全く覚えおらず、絶対に結婚できないと
言い出す。三七に、とりあえずは友達になろうと言う趙錯だが、
周囲には三七を使用人だと言って回る。
それを聞いた白一飛は、放蕩息子の趙錯ではなく、自分のところに
来ないかと三七を誘うのだが…。

感想

ヒロインの三七は、葬儀屋の娘で、遺体を調べるのが
大好きという、ちょっと変わった女の子。
見た目は天然で無邪気だけれど、次々と起きる事件を
鋭い観察眼で推理、解決してゆく賢い面も持ち合わせています。
私はそんな三七が大好き。
イケメンヒーローの一途さも良かった
最後は 三七が結婚を約束したお兄ちゃんの正体が…。
何も考えずに楽しめるドラマでした。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

ちょうど一週間前の金曜日、
新型コロナワクチン7回目の予防接種を受けました。
その日の夜から翌日にかけて接種部位の近くの筋肉痛と
翌日に少し微熱が出た程度で、今までで一番副反応は少なかったです。
卓球の友人の一人は、接種翌日に練習に来た方も
いらっしゃいましたが、皆さん副反応は少ないようです。
殆どの方が、インフルエンザワクチンを一緒に接種されていましたが、
私はもう少し考えてからにしようと思っています。

コモチレンゲ(子持蓮華 )

コモチレンゲ(子持ち蓮華)は別名レブンイワレンゲ
と呼ばれ、成長期が春夏型のベンケイソウ科の多肉植物です。
冷涼な環境を好み、北海道の海岸の岩場などに自生。
観賞用に流通していますが、希少な種で、
環境省のレッドリスト絶滅危惧II類に指定されています。

名前の通り、ランナーで子株と繋がり…
ロゼットは蓮華(蓮の花)のようなフォルムをしています。
「-15℃」の耐寒性があり、霜に当てても痛まず、
常に屋外で栽培できます。

9月にポット苗を購入したときは
花(花穂3本)も葉もポット苗にびっしり詰まっていたのですが。
数日間雨にあててあしまったところ、
溶けてしまい半分ぐらいに減ってしまいました。
すぐに写真を撮っておくべきでした。

季節外れのタカサゴユリ

コメント (12)
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中国ドラマ『東宮~永遠の記憶に眠る愛~』

2023-10-11 | 中国ドラマ

『東宮~永遠の記憶に眠る愛~』は記憶を亡くした
豊朝五皇子・李承鄞と西州王九女・曲小楓の出会いと別れの物語で
匪我思存の同名小説をドラマ化したものです。
製作:2019年 中国放送

キャスト
李承鄞(りしょうぎん)/顧小五(こしょうご):陳星旭(チェン・シンシュー)
曲小楓(きょくしょうふう):彭小苒(ポン・シャオラン)
顧剣(こけん):魏千翔(ウェイ・チェンシャン)
李承鄴(りしょうぎょう):王冠(ワン・チュアンイー)
裴照(ペイ・ジャオ)将軍:王冠(ワン・グァン)
阿渡(あどぅ):娜吉玛

李承鄞/顧小五を演じたチェン・シンシューは、
恋人を深く愛する反面、復讐を遂げるためには手段を選ばない
二面性のある難しい役を見事に演じきっていました。
この役を演じたときは、まだ23歳の若さだったというから驚きです

曲小楓役のポン・シャオランは、エキゾチックでとても美しい女優さん。
出身は役と同じ西州(ウイグル)かと思いましたが、
北京出身だそうです。
西州の民族衣装を着て馬に乗り、颯爽と草原を駆ける姿が素敵でした。

6月20日~9月21日J:テレで放送 全55話(1H)録画視聴

冒頭あらすじ

その昔、中原の豊朝(れいちょう)、西域の西州(せいしゅう)、
移動を続ける民の国・丹蚩(たんし)、老王の治める朔博(さくはく)
という四つの国は勢力を競いながらも、
互いに政略結婚を重ね戦乱の危機から免れていた。

そんな中、西州王の姫・曲小楓(きょくしょうふう)にも
豊朝の皇子との縁談が持ち上がる。
だが、美しく奔放な小楓は「知らない人に嫁ぐのはイヤ」
だと拒み続けていた。

その頃、豊朝では皇太子・李承稷(りしょうしょく)が
父である皇帝の怒りをかっていた。
李承稷は、皇太子を廃せられた上、和親の使節として
西州へ向かうよう命ぜられる。
皇太子を慕う第五皇子の李承鄞(りしょうぎん)も同行を
申し出て一行が西州を目指した矢先、
一行は何者かに襲われてしまい、李承稷が殺されてしまう。
そして、重傷を負い砂漠を彷徨う李承鄞の前に、
美しい西州の女人が現れる…。

(公式サイトより引用)

ドラマに登場する国や人物はすべて架空ですが、
実在した古代中華王朝や
周辺国をモデルにして建物や衣装を再現しているそうです。

豊朝(れいちょう)は中原(黄河流域の平原)にある漢民族の国。
モデルになったのは「唐」で、首都は長安(現在の西安)、副都は洛陽。

西州(さいしゅう)は西域の国で、モデルになったのは
シルクロードが通るタリム盆地にあったオアシス都市国家、
現在の新疆ウイグル自治区トルファン市で、
玄奘三蔵が天竺(インド)に行く途中に立ち寄った場所。

丹蚩(たんし)は遊牧民の国で、モデルになったのは
遊牧民国家の突厥(とっけつ)。ドラマの丹蚩は実在した突厥より
もさらに野蛮人らしさを強調して描かれているとのこと。

朔博(さくはく)は老王の治める国。
モデルになったのは吐蕃(とばん:チベット)。
唐の後半になるとチベットは唐やウイグルに対抗できる大国になります。

感想

このドラマの序盤の顧小五と小楓の純愛はとてもほほえましく、
復讐を遂げるために、小楓を利用していたことなんて忘れるほどでした。
顧小五が李承鄞に戻らず、茶葉商人のまま丹蚩で小楓と暮らしていたら
どんなに幸せなカップルになっていただろうかと想像しました。

しかし、顧小五と結婚式挙げた幸せの絶頂期に
外祖父の丹蚩王・ティダールを目の前で李承鄞に殺され、
すべてを忘れ去りたい小楓は、追手を逃れている最中、
忘川に辿り着き、飛び降り、承鄞も後を追う。

数か月後、記憶を失った小楓は将来の皇太子妃として豊朝で暮らしていた。
無邪気で明るく性格の良い小楓は、太皇太后にも可愛がられ、
年の近い豊朝の公主・永寧(えいねい)と珞熙(らくき)とも仲良くなる。

このまま何もおこならなければ良かったのですが、
承鄞との結婚を前に、側室となる趙瑟瑟から「丹蚩が滅んだ」ことや
「外祖父の丹蚩王が承鄞に殺された」ことを知ってしまう。
ただ、まだ記憶が戻っているわけではないので、
承鄞が自分がかつて愛した顧小五だったことは分っていない。

これから先は辛く悲しいことばかりですが、私は二人が仲良く
しているシーンが一番好き。
七夕の夜、二人でボートに乗り、一夜を過ごしたり
顧剣に連れ去られる前に、承鄞と花火を見ているときの小風は
とても楽しく幸せそうでした。

最後はお互い好きだったのに、悲しい結末となりましたが、
二人が私鋳銭の調査で万佛寺を参拝したとき、
小楓がおみくじを引き、和尚に解釈を頼むと、
「2人には三生の縁があるが、決して無理強いをしてはいけない」と
告げられましたが、私はその「三生の縁」を信じたい。
そして、最後は平和な時代に生まれてきて、幸せになって欲しいと…。

コメントはお休みにします。

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中国ドラマ『三千鵜の恋歌』/ 庭の花

2023-09-23 | 中国ドラマ

今年の春頃tvkで、AM5:30ー6:00まで放送されていたドラマ。
放送回数は60回だったと思います。

中国ではドラマはネット配信が主流で、
『三千鴉の恋歌』も、中国3大IT企業の動画サイトのうち2つ、
アリババ系のYoukuとバイドゥ系のiQiyiの両方で配信され、
配信開始1ヶ月で12億回超えという異例のスピードで
再生回数を伸ばしたそうです。

原作は2016年に出版された十四郎による同名の人気小説で
復讐を誓う公主と、彼女を愛し続ける美しき仙人の、
千年に渡る深い愛が胸を打つ、時空を超えた神仙ラブストーリー!
制作年. 2020年

キャスト
傅九雲(ふ・きゅううん): ジェン・イェチョン(鄭業成)
覃川(たん・せん): チャオ・ルースー(趙露思)
左紫辰(さ・ししん): リウ・イートン(劉怡潼)
玄珠(げんしゅ): ワン・モンリー(王萌黎)

予告編

あらすじ(公式サイトより)

驪(り)国の皇女、燕燕(えんえん)は、父母や兄、初恋の人である宰相の息子、
左紫辰(さ・ししん)たちに愛され、幸せな日々を送っていた。
しかし、敵国である天原国に寝返った紫辰の父が、妖魔を擁した天原国の兵を
都に引き入れてしまう。家族が次々と命を奪われる中、
運良く難を逃れた燕燕は、仙術の師匠と共に都を離れる。

悲しみに暮れる燕燕に、仙術の師匠は「霊灯」といわれる法器を灯せば、
妖魔を封じることができると話す。
しかし、そのためには自らの命を差し出さなければならない。
それでも復讐を誓った燕燕は、名を「覃川(たん・せん)」と改め、
自分を庇って命を落とした侍女の顔を借りて、霊灯が隠されているという
香取山に足を踏み入れる。

そこで出会ったのは、香取山の主の一番弟子で、
息を飲むほど美しい仙人、傅九雲(ふ・きゅううん)。
覃川に何かとちょっかいを出す傅九雲だったが、彼は千年も前から彼女を見守り、
天原国に襲われた際も密かに窮地を救っていた。
そんなある日、傅九雲は覃川に自分付きの侍女になれと言い出す。
身勝手な傅九雲に振り回されてばかりで戸惑う覃川だったが…。

感想

神仙界ものの時代劇はファンタジー時代劇の一分野で、
ファンタジーには①武侠もの②神仙もの③怪談に分けられるそうです。

また、ファンタジードラマに登場する名称には「六界」があり、
「神界(天界)」「仙界」「魔界」「妖界」「冥(鬼)界」「人界」の6つの
カテゴリーに分けられるそうですが、中国独特の世界観を理解するのは
私にはなかなか難しそうです。

今まで観た中国ドラマで『陳情令』と『蒼穹の剣』はファンタジー武侠ドラマ。
『三千鴉の恋歌』はファンタジー神仙ドラマ(神界+仙界)ですが、
武侠ドラマに比べると現実味が乏しく、漫画(あまり読んだことはありませんが…。)
を見ているような感覚で観ていました。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

庭の花

パイナップルのクラウン挿し

昨年8月に食べ終わったパイナップルの上部をカットし挿し芽にしたもの。
今年の6月か7月初め頃、脇芽が出たのでそのまま育てていますが、
植え付け時のクラウン部分の葉がまだついたままです。
新芽の方はだいぶ成長し、高さが37㎝なりました。
植え付け時の葉はこのまま育てて良いのでしょうか…。
実は期待できそうもないので、観葉植物として楽しむつもりです。
(2023.9.19撮影)

パイナップルのクラウン挿し7/21のブログ

斑入りヤブラン

9月初旬には5~6輪しか咲いていませんでしたが
根元で咲いている小さな花も含めると27輪咲いていました。

実家から貰ってきて13年…。
掘り上げるのが大変そうですが、今年こそ植え替えなくては…。
(2023.9.23撮影)

メランポジウム

6月23日にポット苗を買って鉢植えにしたメランポジウムは
最盛期を過ぎましたが・・・
(2023.9.23撮影)

8月1日にコボレダネを拾って植えたメランポジウムは
まだまだ楽しめそうです。
(2023.9.23撮影)

コメント (6)
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中国ドラマ『明蘭~才媛の春~ 』/ 庭の花

2023-09-20 | 中国ドラマ

TOKYO MX で2023年06月06日~2023年09月18日(全73話)
まで放送されていた『明蘭~才媛の春~ 』が終わりました。
このドラマはJ:テレでも放送されていたので、
今年になって二度見たことになります。

二度観て思ったことは意外と細かいことを覚えていないということでした。
明蘭が子供の頃、明蘭の後を追ってチョコチョコ走っていた女の子が
小桃だったなんてちっとも気付かず、明蘭の妹だと思っていました。
あんなに幼い頃から侍女として仕えていたなんて、
今の時代では考えられないことです。
自由に生きることができる現代に生まれて、つくづく良かったと思いました。

キャスト
盛明蘭(せい・めいらん)=チャオ・リーイン(趙麗穎)
顧廷燁(こ・ていよう)=ウイリアム・フォン(馮紹峰)
斉衡(さい・こう):=チュー・イーロン(朱一龍)
盛墨蘭(せい・ぼくらん)=シー・シー(施詩)
盛如蘭(せい・じょらん)=ジャン・ジァニン(張佳寧)

73話もある長編でしたが、長さを感じずに最後まで楽しめたのは、
ドラマの内容はもとより、制作スタッフもキャストも
素晴らしかったからでしょう。

ドラマで共演したチャオ・リーインとウィリアム・フォンは
ドラマの後結婚し、第一子を授かったそうです。

中国・北宋時代(916-1126年)を舞台に描かれる、
心温まる夫婦の愛の物語。

北宋の官僚、盛家の娘でありながら、母親の身分が低かった明蘭は
亡き母や、育ての親となった祖母の教えを守り、
自分の立場をわきまえ、目立たぬよう、つつましく生きてきました。

明蘭は盛家の私塾で兄姉たちとともに学び、賢く美しく成長。
そんな彼女を見初めたのが同じ私塾に通う斉国公家の一人息子・斉衡。
しかし彼があまりにも高貴な身分の御曹司だったため、
彼女はその想いに応える勇気を持てずにいました。

やがて子供の頃に知り合った寧遠候府の御曹司・顧廷燁に見初められ、
顧家の女主人として夫を支え、持ち前の聡明さで
数々の困難や陰謀を乗り超え、優れた才知を発揮していきます。

驚いたことは顧廷燁が、新婚初夜に「大事を済ませよう」と言い、
大きな木箱にぎっしり入った権利書や
白家から受け継いだ財産の管理を「すべてそなたに託す」言ったこと。
顧廷燁の明蘭に対する深い愛と信頼が感じられました。
また翌朝義母・秦氏呼びつけられ、側妻を押し付けられると、
「お断りします、夫は側妻を取らないと言った。
それなのに私が連れて帰っては、夫のいうことを聞けない悪妻になる」
と、はっきりと、意思を示したこと。
幼い頃から目立たぬよう、聡明さを隠して成長した明蘭が、
結婚してからは、素の自分でいられるように
なったことが、観ている私にも、とても嬉しかったです。

林噙霜や朱蔓娘のような、とんでもない毒婦も登場しました。
この二人の共通点は、都合が悪いとウソ泣きし、
ヨロヨロと倒れ、すがりついては泣き、哀れを誘います。
お金に対して欲が深いのも共通点です。
こんな女に騙されるなんて、情けない男たちだと思いますが、
明蘭の父・盛紘や顧廷燁まで騙されたのですから不思議です。
特に顧廷燁の妾・朱蔓娘の執念深さには驚かされます。
顧廷燁に見限られると長男を連れて雲隠れ…。忘れた頃に刃を振りかざし
最後の最後には明蘭の赤ちゃんまで殺そうとするのですから…。
顧廷燁の義母・秦氏や明蘭の母の姉・康夫人もひどい毒婦でした。
こんな毒婦に果敢に立ち向かっていった明蘭。大したものです。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

庭の花

(2023.09.14撮影)

ルエリア・サザンスター

2010年に、青紫、ホワイト、ピンク、3色のルエリア・サザンスターを
植えましたが2色は駄目になり、残ったのは青紫だけかと
思っていましたが、ピンクも1株残っていました。嬉しいです。
(2023.09.18撮影)

寄せ植え

ブルーサルビアは昨年からのもの、アゲラタムはコボレダネから…。
ペンタスだけ今年買いましたが、花が少なくなりました。
(2023.09.12撮影)

ハナトラノウ(花虎の尾)

増え過ぎたので、4月に抜いた後から生えてきました。
前にも一度アップしましたが、たくさん咲いてきたので…。
(2023.09.19撮影)

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中国ドラマ『長安 賢后伝』/ 庭の花

2023-08-30 | 中国ドラマ

『長安 賢后伝』全61話
2023年01月04日~2023年3月29日。TOKYO MXで放送(録画視聴)

中国の五代十国時代、架空4国の王朝を舞台に、
大国の王子と惹かれ合いながらもその兄王の側室となった小国の郡主が、
やがて皇太后に昇り詰めるまでの波乱の物語を描かれている。

【冒頭あらすじ】
盛州・西斉・雍臨の三国が北方で勢力を争う梁の末期。
雍臨の郡主・賀蘭茗玉は盛州の第九王子・蕭承煦と運命的に出会い恋に落ちる。
だが、蕭承煦に王位を継がせるという盛州王の遺言をもみ消して
王に即位した第三王子・蕭承睿が、賀蘭茗玉を見初めて彼女を側妃にと望む。
折しも戦場からは蕭承煦の訃報が届き、
兄は陰謀で殺されたと訴える第十王子・蕭承軒を死罪から救うため、
賀蘭茗玉は心ならずも蕭承睿に嫁ぐ決心をするが…。
公式サイトより

賀蘭茗玉(がらん・めいぎょく)=趙櫻子(チャオ・インズ)
蕭承煦(しょう・しょうく)=成毅(チョン・イー)
蕭承睿 (しょう・しょうえい)=韓棟(ハン・ドン)
蕭啓元(しょうけいげん)=趙東沢(ジャオ・ドンザー)

登場人物の多さの割には関係性が把握しやすいドラマでしたが、
面白かったのは中盤あたりまで…。
その後は惰性で観ていました。
ドラマを観終えてから5ヵ月以上たちましたが、
ワクワクするような感動はなく、印象のうすい作品でした。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

 

庭の花



ジャンボ・ハブランサス(巨大輪レインリリー)
ヒガンバナ科の耐寒性球根植物

枯れたと思っていたジャンボ・ハブランサスが1輪だけ咲きました
2020年の春に球根(5個)を植えたもので、
お花は9月末頃まで2~3度咲きましたが、今年はこれだけかもしれません。
草丈は25~35㎝で、花が大きく、長さは9㎝位あります。
花弁は薄く、風に揺れたがけで、閉じたり開いたりします。
弁の基部が赤紫色で素敵です。
(2023.08.28撮影)

ハナトラノウ(花虎の尾)
北アメリカ東部原産のシソ科オカトラノオ属の宿根草
大正時代に日本に入ってきたそうです。

山野草の風情があって素敵な花ですが、
地下茎で逞しく増え、他の植物の邪魔になるので、
花壇を整理する時、適当に抜き、数本残して育ています。
空き地などで群生を時々見かけますが、
今は亡き、ご近所の方から頂き、23年たちました。
(2023.08.28撮影)

ガーデンシクラメン

昨年秋に鉢植えにしたものです。
7月中旬から咲き始め、今回が3度目のアップです。
暑い中、良く咲いてくれています。
まだ蕾があるので、4度目もアップできるかも(ू•◡•)໒꒱
(2023.08.30撮影)

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『燕雲台(えんうんだい)-The Legend of Empress-』

2023-07-03 | 中国ドラマ

早いもので今年も半年が過ぎました。
この間に観た中国時代ドラマは『長安 賢后伝』『明蘭~才媛の春~ 』『燕雲台』の3作品で
どれも時代背景は、五代十国(907年-960年)から北宋時代(960年-1127年)。
日本では平安時代(794-1185)に当たります。

『長安 賢后伝』は、
中国の五代十国時代、架空4国が舞台のフィクション。
時代は異なりますが、モデルとなった人物や国はあるそうです。

『燕雲台(えんうんだい)-The Legend of Empress-』は、
史実に基づいたドラマで、五代十国から北宋時代にかけての遼が舞台です。

『明蘭~才媛の春~』は、漢民族による中華王朝・宋(北宋)が舞台の
フィクションですが、この時代の官僚の暮らしぶりや、
理想的な夫婦のあり方、女性の生き方などがよくわかります。

 

高校時代、世界史は選択しましたが、中国史は日本と関りがあったことを
ほんの少し覚えている程度。
ドラマを理解する手助けになればと、少し勉強しました。

まず、五代十国時代の五代とは、華北(黄河流域)におよそ10数年ずつ交替した、
後梁・後唐・後晋・後漢・後周の五王朝のことで、
十国とはその他の地域に興亡した、
呉越・南唐・前蜀・後蜀・呉・閩(びん)・荊南・楚・南漢・北漢などの十王朝をいう。

(↑画像はお借りしました↓)

遼と宋が奪い合った燕雲十六州

『燕雲台』の舞台となった遼(916年-1125年)は、
契丹人(モンゴル高原に住んでいた騎馬遊牧民)耶律氏の征服王朝。
遼と宋との境にある燕雲十六州(現在の北京市・大同市など中国における要所)
後晋・五代の石敬瑭が、後唐を一緒に倒してくれたお礼として
遼へ与えた「割譲地」で、中国の外に本拠地をおきながら、
中国の一部を割譲させて領有したのは遼が最初であり、
東アジアの歴史のうえで画期的な出来事だったそうです。
遼は北方民族に対しては従来からの部族制によって支配したが、
漢民族に対しては中国的な州県制で統治するという二重統治体制をとりました。

現在2度目の視聴中である『明蘭~才媛の春~ 』の中で、
盛家の正室・王若弗が
「口論で万事解決できるなら、宋はとうに燕雲十六州を奪還している」
という台詞がありますが、宋は燕雲十六州をずっと取り返したかったようです。
実際、返還されたのは1368年、明がモンゴル帝国を倒した時だそうです。

あらすじ

ドラマの舞台は遼(契丹)の第4代皇帝 穆宗から6代聖宗の時代。
契丹人の国である遼の北府宰相・蕭思温(しょうしおん)
の三女・蕭燕燕(しょうえんえん)は、父親と長女・蕭胡輦(しょうこれん)、
次女・蕭烏骨里(しょううこつり)の愛を受け、真っすぐで勇敢な女性に育つ。
朝廷では暴君として恐れられる第4代皇帝・穆宗(ぼくそう)の座を狙い、
権力争いが続いており、皇后を輩出する后族の筆頭である
蕭家の三姉妹は、王位簒奪の切り札とされていた。
その結果、長女・胡輦は穆宗の弟・耶律罨撒葛(やりつえんさつかつ)に、
次女・烏骨里は初代皇帝・太祖の孫・耶律喜隠(やりつきいん)に嫁ぐことになる。

蕭燕燕は、漢民族ながら遼の朝臣である韓徳譲(かんとくじょう)と出逢い、
愛し合うようになるが、暗殺された前皇帝の息子・耶律賢(やりつけん)は、
聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、
無二の親友・徳譲から奪う。
婚約者との愛を引き裂かれ、骨肉の権力闘争に巻き込まれた燕燕だったが、
困難を乗り越えながら、皇后への過酷な運命を歩んでいく。

 

蕭燕燕は16歳で結婚しましたが、夫の皇帝・耶律賢/景宗は病弱だったため、
即位わずか13年で崩御、34歳の若さでした。
息子の梁王・耶律隆緒/聖宗が12歳で即位し、29歳で皇太后となります。

皇帝・耶律賢/景宗は、死の間際、韓徳譲は父と母が最も信頼する人物だから、
父に対するのと同じように敬い、誠意をもって接するようにと景宗に遺言します。
蕭燕燕と韓徳譲には、かつて裏切ったことを謝罪し、二人に我が子を託します。



聖宗が成人すると、耶律虎古ら皇族からたくさんの縁談が持ち込まれますが、
聖宗は誕生日の宴で韓徳譲の姪である蕭菩薩哥(しょうぼさつか)を見初めていたので、
燕燕に妃選びについて尋ねられると、蕭菩薩哥のことを話します。
蕭燕燕も妃にふさわしいと認める。

その後聖宗は、「父上が亡くなった後、国と私のことだけを考え、自分のことを
後回しにしている母上が心配なので、母上にも新たな人生を歩んでほしい」と言います。
聖宗の後押しもあり、蕭燕燕は韓徳譲と結婚。
韓徳譲に耶律姓を与えて皇族に加え、地位は親王の上とし、朝廷でひざまずかなくても
よいとの聖旨を侍従に読み上げさせた。

蕭燕燕は摂政として27年間政治と軍事の指揮をとり、周辺諸国との争いにも
第一線で活躍し、57歳で病死しました。
韓徳譲はその15ヵ月後に亡くなりますが、聖宗は国葬で彼を送り、
蕭燕燕の陵墓の側にお墓を立てたそうです。

後半も骨肉闘争や陰謀、数々の困難がありましたが、蕭燕燕と韓徳譲、
燕燕の息子・聖宗に焦点をあて、簡単なあらすじを書きました。

思う人と結ばれず、という点では、『長安 賢后伝』のヒロイン賀蘭茗玉と同じで、
ついつい比べてしまいますが、蕭燕燕の方がずっと、
強く賢い女性だと思いました。
賀蘭茗玉も聡明ですが、国の大局ばかり考えず、息子をちゃんと育て
蕭承煦の心をもっとくみとってほしかったです。
(『長安 賢后伝』はもうとっくに見終わっているのになかなか記事が書けません)

コメント (2)
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中国ドラマ『慶余年~麒麟児、現る~』

2023-01-18 | 中国ドラマ

『慶余年~麒麟児、現る~』全46話
2022年10月25日~2022年12月27日 TOKYO MXで視聴。

本作は、中国の三大テレビドラマ賞の一つ、第26回白玉蘭賞最優秀脚色賞を始め、
国劇盛典実力派俳優賞、第4回金骨朶網絡影視盛典年間演技派俳優賞など総計16冠を獲得し、
総再生回数160億回を超える(※2021年6月時点)超話題作で、
その人気は中国国内にとどまらず、世界10カ国に輸出され、18局で放送されたそうです。

現代の知識を持って南慶国に生まれ変わった范閑(ファン·シエン)。
高官の隠し子として生まれるが、生後すぐに母親を殺され、
田舎(澹州)で、母親の護衛だった五竹や陛下直属の鑑査院所属の費介に、
武術や医術を叩き込まれて成長する。

ある日、都からの使者がやってくるが、同時に命を狙われることになった笵閑。
自分の命を狙ったのは誰なのか、母親はなぜ死んだのか…。
その謎を解くため范閑は京都へ行くことに…。
都に到着した范閑を待ち受けていたのは、皇帝・慶帝の命による縁談でした。
莫大な富を生む商売・「内庫」を管理している
慶帝の異母妹・李雲睿(リー・ユンルイ)の娘、林婉児(リン・ワンアル)結婚し、
その権利を取り戻せというのだ…。

主役のチャン・ルオユンは数多い中国のイケメン俳優さんとは一味違う役者さんでしたが、
現代知識を駆使し、数々の障壁や難題を軽々とクリアし、
巧みに人の懐に入っていく主人公の笵閑を、ここまでかと思うほど魅力的に演じていました。
観ていくうちにどんどん好きになっていく俳優さん…。
最後は気になる終わり方でしたが、2部があるとのことなので楽しみです。

********

現在、視聴をストップしている中国時代劇が2作品あります。
Amazonプライムで視聴中の『三国志 Secret of Three Kingdoms』と
TOKYO MXで放送中の『長安 賢后伝』です。
『三国志 Secret of Three Kingdoms』は、54話中34話迄視聴済みなのですが、
2ヶ月ぐらい前から中断しています。
原因は、主人公・劉平の性格にあるのかもしれません。
献帝が早世をし、密かに司馬家で育てられていた双子の弟、劉平が入れ替わり
漢朝の再興を謀るお話なのですが、その劉平が優しすぎて皇帝になる気があるのか
はっきりしないし、入れ替わった当時から妻・伏寿の言いなりで、
その姿が、母親(伏寿ですが)の言いなりになる息子のように見えて頼りなかったからです。
『長安 賢后伝』は中国ドラマにしては人物関係などが把握しやすく、
分り易いドラマなのですが、8話迄見た段階で次が気になり、ネットで最終話まで
あらすじを読んだところ、あまりにも悲しく、幸せになる人が一人もいなかったので…。
今は録画だけしていますが、そのうちに観るかもしれません。

ご訪問ありがとうございます。
本日は都合によりコメント欄を閉じさせていただきます。

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中国ドラマ『琅琊榜 〜麒麟の才子、風雲起こす〜』/小さな秋

2022-11-07 | 中国ドラマ

『琅琊榜 〜麒麟の才子、風雲起こす〜』45min54話をアマプラで見ました。
このドラマは2015年中国版エミー賞10冠獲得の大ヒット作で
天才軍師・諸葛孔明を超える策士・梅長蘇が巻き起こす宮廷復讐劇です。

ドラマを見ようと思ったきっかけは、22歳当時『蒼穹の剣』で
主役を演じたウー・レイが、子役として出演していたことを知り、
少年時代の彼を見てみたかったという軽い気持ちからでした。

この時14歳だったウー・レイは、顔は童顔でしたが身長は高く、
とてもかっこよかった。返事をするとき、口をとがらせて「うん、うん」と
頷く表情などは、昔の日本の子供のようで、見るたびに、頬が緩んでいました。

各国の政治にも影響力を与える情報組織・琅琊閣。
そこにはあらゆる情報が集まり、お金さえ払えば、どんな質問にも正確な答えを
得ることが出来ると言う。
タイトルの「琅琊榜」とは、その琅琊閣が毎年発表するランキングのこと。
またサブタイトルの中にある「麒麟」とは
中国の想像上の動物で、聖人が出現する前兆として現れたり、
才能に傑出した人という意味だそうです。

この物語の舞台は南北朝時代を模した架空の国・梁。
都では皇太子と第5皇子・誉王(よおう)との後継者争いが激しさを増していた。
そんななか、2人は情報組織「琅琊閣」から
“麒麟の才子を得た者が天下を得る”という情報を手に入れる。
その麒麟の才子とは、江左盟の宗主・梅長蘇のことだった。
両者は早速、梅長蘇の獲得に乗り出すが、梅長蘇は蘇哲(そてつ)と名を変え、
都に潜入していた。
梅長蘇は、かつて赤焔軍を率いていた将軍・林燮 (りんしょう)の息子、林殊。
赤焔軍が殲滅された時に生き残ったが、火寒毒に侵されて容貌が一変し、
体も病弱になっている。冷静沈着で優れた頭脳を持ち、
12年前に罪を着せられた林家の汚名をそそぐため、梁の都・金陵に舞い戻り、
朝廷の権力争いに身を投じる。
(公式サイトより)

南北朝時代は、北魏が華北を統一した439年から、隋が中国を再び統一する
589年までの時代で、中国の南北に王朝が並立していた時期です。
日本では古墳時代に当たり、ヤマト王権による統一が進み、
蘇我氏が物部氏を滅ぼした頃(587年)まででした。
こんな時代にあらゆる分野のランキングがあったとは驚きました。
また、女性も男性に負けないほどの剣客がおり、
戦地に赴いたりしますが、この頃の日本の女性はどうだったのでしょうね。

このドラマの面白いところは、正体を隠し誉王の謀士となった梅長蘇が
誉王を巧みに操り、皇太子派と誉王派の勢力を削ぎ、
緻密な計算と駆け引きで、君主の器量を持つ第7皇子・靖王を
後継者の座に就けるところ。
義にあふれた男たちの友情と絆。
梅長蘇が元婚約者・穆霓凰(ぼく・げいおう)に寄せる一途な思いも良かった。
ランキングでいうと、今まで見た中国時代ドラマで№1の作品でした。

エンディング曲:フー・ゴー「風起時」

中国ドラマは時代劇しか見ていませんが、見るたびに素敵な俳優さんに出会えます。
今回は主人公の梅長蘇を演じた胡歌(フー・ゴー)。
年齢は40歳のようですが、優しそうで気品のある端正な顔立ちと演技力が素晴しかった。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

小さな秋

ハツユキカズラの紅葉

ゴールデンサンの紅葉

クリスマスホーリー

千両

黄実の千両も少しですが生っています

ご近所のMTさんから柿を頂きました。
いつもありがとうございます。

コメント (10)
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中国ドラマ『蒼穹の剣』

2022-10-14 | 中国ドラマ

ドラマ三昧の日々が続いています。
アマプラで中国ドラマ『蒼穹の剣』・全45話を、10月10日に約1週間で観終え、
11日から13日の3日間で、韓国ドラマ『ミセン』・全20話を観終えました。
その他にTOKYO MX1で韓国の30分ドラマ、『病院船』を、J:COMで『自己発光オフィス』
を録画観賞しているので、もう病気といってよいかもしれません。
今日はその中から中国ドラマ『蒼穹の剣』を記録に残しておきたいと思います。

あらすじ(アマゾン・プライム)より

弱肉強食の地“闘気大陸”を舞台に、すべてを失った1人の青年の逆襲が始まる…。
わずか9歳で、天才的な武芸者として頭角を現した䔥炎(しょう・えん)。
しかし、その後何年にもわたり、彼は苦難の道は歩むこととなる。
無実の罪に問われた母は自害、彼自身も身につけた闘気を失ったばかりか、
許嫁にも去られてしまう。何もかもなくした䔥炎だったが、
伝説の闘尊・薬塵(やくじん)との出会いをきっかけに武芸を究め、
遂にはこの世を暗黒に染めようと企む強大な悪に闘いを挑む。
 
 
ゲームのようにスピード感があり、1話が終了しても
すぐに次を見たくなり、寝不足状態が続きました。
お子様向けのような気もしますが
なんといっても俳優陣が素晴らしい。
 
 
ウー・レイは初めて見ましたが、口元が福山雅治に似ていてイケメン。
今22歳だそうですが、子役から俳優を続けているので演技力も確かです。
 
ジェリー・リンは映画「人魚姫」で一躍有名になった女優さんだそうです。
子供の頃、蕭家に引き取られ蕭炎とは兄妹のように育ち、
蕭炎を励まし、支えてきましたが、最終章、最後のシーンが気になります。
 
シャオ・ジャンは『陳情令』で見たばかり…。
そのイケメンぶりに魅せられましたが、今回はウー・レイの方が1ポイント上かしら…。
相関図の下段左から4人はシャオ・ジャンが属する
x玖少年团のメンバーで、ドラマのエンディング曲も歌っています。
 
 
ネタばれですが…。
最終章では、嫣然(えんぜん)との果し合いに勝利し、三年前の一方的な婚約破棄の
屈辱を晴らし、雲山との戦いにも勝利し、これで万々歳と思いましたが、
魂殿の範嶗(はんろう)が現れ、さらに戦わなけてはならなくなりました。
大師匠のバックアップもあり、勝利はしたものの、瀕死の重傷を負ってしまう蕭炎。
小医仙に連れられ、山の中にかくまわれましたが、
小医仙が薬をとりに行った隙に、韓楓(かんほう)が現れて、蕭炎から指輪をもぎ取り、
薫児までが、蕭炎の首に掛けている、蕭家の宝、帝陀古玉を引きちぎり、
まだ息のある瀕死の蕭炎を残して立ち去ってしまう。
蕭炎が、がばっと起き上がったところでドラマは終わりましたが、
すべてを失った蕭炎は、これから先、どうなるのでしょう。
続きは第二期でのお楽しみとなるようですが、ネットの噂では配役が大幅に変わるとか…。
このままのキャストで続けてほしいです。
 
 
エンディング曲:x玖少年团
日本語の歌詞も入れてくれると良いのにね!
 
✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼
 
ご訪問ありがとうございます。
本日はコメント欄を閉じさせていただきます。
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中国ドラマ『天機十二宮~陰謀と2つの愛~』

2022-10-12 | 中国ドラマ

中国の歴史ドラマ『蒼穹の剣』全45話を見終わりました。
(こちらは後ほど)
中国時代劇は、武将たちが天下統一を狙う「歴史大河ドラマ・戦国ドラマ」
皇帝をとりまく女たちの生き様を描く「宮廷ドラマ」
武芸者たちの武芸・アクションが見所の「武侠ドラマ」に分けられるそうです。

私が今まで見た中国時代劇を、見た順に並べると、下記の4作品です。
『天機十二宮~陰謀と2つの愛~』・・・ファンタジー武侠ドラマ
『瓔珞〈エイラク〉~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』・・・宮廷ドラマ 
『陳情令』・・・ファンタジー武侠ドラマ
『蒼穹の剣』・・・ファンタジー武侠ドラマ、

5作品目の宮廷ドラマ『如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃〜』は、J:テレで放送中なので、
録画をして見ていましたが、ついつい同時代を描いた『瓔珞』と比較してしまい、
登場人物の性格描写などが、『瓔珞』とは大分違うので
今は録画のみで見るのはやめています。そのうち気が向いたら見るかもしれません。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼

今回ご紹介の『天機十二宮~陰謀と2つの愛~』は
『瓔珞〈エイラク〉~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』とJ:テレで同時進行で見ていました。

原作は中国のサスペンス専門WEBサイトで、10点満点中9.8点を獲得した作品で、
時代劇にロマンス、そしてミステリ要素が加わっています。

人が空を飛ぶシーンは武侠ドラマにはつきもので、初めて見たときは
ひいてしまいましたが、武侠文化は数千年の歴史がある中国の伝統文化なのだそうです。
まだ『三国志』のような正史ドラマを見たことがないので、その中でどのように
扱われているのか、興味はありますが、話数がとても長そうなので躊躇しています。

事件解決を図りながら変化していく、三人の若者の姿が良く描かれていたし、
全20話と中国ドラマにしては短かったので、気楽に見られました。
俳優では万筠霊(ばん・いんれい)役のフー・イーシュエンが可愛かった。

あらすじ(ネットより)

大金が盗まれた事件で朝廷から追われることとなった組織「天機十二宮」。
その頭領の一人である沈爻(しん・こう)は、組織の汚名をすすぐため、
警察組織である刑律司に潜り込もうと都にやってくる。
街で出くわした刑律司の万筠霊(ばん・いんれい)の窮地を救った沈爻は、
筠霊の幼馴染で刑律司をとりまとめる総捕頭の玉長風(ぎょく・ちょうふう)の目に留まる。
筠霊は、十二宮の事件の咎で冷遇されている兄の潔白を明らかにしようと、
皇帝の娘という身分を隠して刑律司となっていたのだった。
筠霊を助けたことと、都で起きた事件の解決の一端を担ったことで、
沈爻は晴れて刑律司の一員となる。
筠霊は、何かと軽口を叩く沈爻が不愉快でならない。
しかし、刑律司として共に都で起きる事件を解決していくうちに、
新しい世界を見せてくれる沈爻に少しずつ惹かれていく。
そんな二人の姿に、密かに筠霊を思い続けてきた長風は心中穏やかではない…。

コメント (8)
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中国ドラマ「陳情令」/庭の花

2022-09-19 | 中国ドラマ

古代中国が舞台のファンタジードラマ「陳情令」。
最初はわかり難かったものの、進むに従い面白くなり、
1時間・50話(1~3話は2回見たので正確には53話)もあるドラマを
9日間でイッキ見してしまいました。

まず慣れるまでは、名前や地名を読むのが大変でした。
登場人物が多い上に、名前や地名は、日本語読みではなく中国語読みなので
主人公の魏無羨はウェイ ウーシェンと読み、ルビがふってあっても、
まごまごしていると次のシーンに移ってしまいます。

名前も字で呼ぶ魏無羨(ウェイ ウーシェン)の他
姓名で呼ぶときは、魏嬰(ウェイ イン)、
号で呼ぶときは夷陵老祖(イーリン ラォズゥー)の3通りもあり、
姉の江厭離(ジャン イエンリー)からは
阿羨(アーシェン)と呼ばれ可愛がられています。

こんな具合なので、途中からは名前よりも、人物の関係性だけ
わかれば良しとしましが、慣れてくるとそれほど苦にならなくなりました。

タイトルの「陳情令」も日本語で考えると、
陳情と令がなぜ結びついて一つの熟語になるのか不思議でしたが、
見ているうちに理由もわかってきました。
空を飛べたり、生き返ったりと摩訶不思議なこともありましたが、
ファンタジー作品ですものね。楽しめることが一番です。

このドラマの主題歌を歌っているのは
主役の肖战(シャオ・ジャン)と王一博(ワン・イーボー)。
二人ともアイドル歌手というから驚きです。
日本のアイドル歌手に比べ、歌も演技も上手だし、大人の雰囲気があります。

「瓔珞」を見たときは、富察傅恒(フチャ フコウ)を演じた
シュー・カイにメロメロでしたが、
シャオ・ジャンもワン・イーボーもなかなか素敵だと思いました。

 

それではあらすじ(公式サイトより)を…。

五大世家(藍氏、江氏、聶氏、温氏、金氏)が世の秩序を治める中、
快活で何ものにも縛られない自由奔放な魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が
無口で戒律を重んじ己にも厳しい藍忘機(ラン・ワンジー)に出会う。
そんな対照的な二人は、偶然にも藍氏の禁地へ足を踏み入れ、
藍氏が代々守ってきた秘密を知る。
正義のため力を尽くすことを誓った二人は、共に事件を解決していくうちに、
徐々に絆を強めていくが、魏無羨は罪を被せられ、
断崖から身を投げそのまま消息を断ってしまうのだった。
その16年後、呪術によって再び蘇る魏無羨は藍忘機と再会した。
二人は新たな事件の真相にたどりつくと、それが16年前の忌まわしい過去に
つながることに気づく…。

このドラマは輪廻転生がテーマでもありますが、
もし、輪廻転生があるのなら、
溫情(ウェン・チン)を蘇らせ、魏無羨の兄・江澄(ジャン・チョン)と
結婚させてほしかったし、
生誕一ヶ月のお祝いの日に亡くなった、金凌(ジン・リン)の両親
金子軒(ジン・ズーシュエン)と魏無羨の姉・江厭離(ジャン・イエンリー)も
蘇らせてほしかった。

庭の花

カッシア・アンデスの乙女

マメ科 センナ属の落葉低木
原産地はブラジル中部からアルゼンチン北部
日本へは昭和時代の初期に渡来。和名はハナセンナ。
「アンデスの乙女」は流通名です。

昨年は6月と9月に咲きましたが、春に短く切り詰めたので
今年はこれが初開花です。購入は2016年12月。
マメ科の植物なので、空気中の窒素を取りこみ、それを栄養にしているので
肥料要らずで簡単に育てられます。
花は黄色い蝶形をしており、夜になると葉を閉じます。
我が家は鉢植ですが、関東以南なら地植えも可能なようです。
(2022.09.17撮影)

ガーベラ

キク科ガーベラ属の多年草 南アフリカ原産

昨年11月初旬に3輪花が付いた鉢植えを購入。
花は春にも咲き、今回が3度目です。
(2022.09.17撮影)

船橋市のTさんからとても立派な新高梨を送っていただきました。
Tさん、いつも有り難うございます( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
(2022.09.16撮影)

 

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中国ドラマ「瓔珞」/庭の花

2022-09-09 | 中国ドラマ

中国歴史ドラマ「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃」
の放送が終わりました。
このドラマは2018年の中国でNo.1ヒットを記録した大型歴史ドラマで、
清の第六代皇帝・乾隆(けんりゅう)帝の後宮で
女官から皇后へと上り詰めた、実在の女性をモデルにしたドラマです。

清は中国本土とモンゴル高原を支配した最後の統一王朝(1616-1912)。
乾隆帝は(在位1735―1795)は清王朝最隆盛期の皇帝で
日本では、徳川吉宗~徳川家斉が征夷大将軍を務めていた頃です。

富察傅恒(フチャ フコウ・皇后の弟)

1時間のドラマが70話もあるので、あらすじなど、詳しくは書けませんが、
最後の方のエピソードを↓

第5皇子を助けるため、猛毒のある虫に手を噛まれ、
死の縁に立たされていた瓔珞を助けるため、解毒薬を作る薬草を取りに
瘴気(しょうき)の深い場所に入り、瘴気に侵されたまま、
無理をして戦に向かい死んだ、富察傅恒のさいごの言葉が心に残ります。

「魏瓔珞、私は生涯をかけて君を守り抜いた。来世では私を守ってくれるか。」
瓔珞は一人になると、「わかったわ、約束する」と呟く。

私ってこういう一途な人が好きなのよね。

この番組の後、同じ時代を背景にしたドラマ「如懿伝」が放送されています。
2話まで見ましたが、こちらの方は瓔珞ではなく、嫻妃・烏拉那拉青桜が主役です。
87話もあるそうですが、視点を変えてみられるので楽しみです。

詳しく知りたい方は友ブログのchorus-kazeアッコさんのブログでどうぞ!
全体がとても良くまとめられています。

庭の花

ジャンボハブランサス(巨大輪レインリリー)

ヒガンバナ科の耐寒性球根植物。
2020年から育てています。
花はうな垂れて咲きますが大きく、9㎝位あります。
枯れたと思っていましたが、1輪だけですが咲いてくれました。
(2022.09.07撮影)

 

ハイビスカス・サマーブリーズ・ウィールウィンド

今年の新入りさん。
これまでに19輪の花が咲きました。

 

ハイビスカス・ロングライフ・ボレアス

今年の一番花
(2022.09.07撮影)

 

ロングライフ・アドニスイエロー(左)とサマーブリーズ・ハワイアンイエロー(右)
が同時に咲きました。
お花の大きさはロングライフの方が大分大きいです。
アドニスイエローは今年11輪目、ハワイアンイエローは今年2輪目の花になります。
(2022.09.07撮影)

 

ポーチェラカ

(2022.09.07撮影)

 

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