hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

タカオスミレ&高尾山に咲く草花

2018-04-11 | ハイキング・ウォーキング

高尾山で最初に発見されたことから、その名が付けられたというタカオスミレ。
9年前に来たときは見つけられなかったのですが、
今回はビジターセンターの職員さんから、分布している場所(1号路の下の方)
をあらかじめ聞いておいたり、私が探している様子を察して、
通りがかりの方が、花の特徴や、具体的な場所を教えて下さったので
すぐに見つけることができました。



タカオスミレ
「葉の表面がこげ茶色をしているので、見ればすぐにわかりますよ。
場所はもっと下の橋の近く」
通りがかりの方のアドバイスは実に的確でした。

昭和3年にヒカゲスミレの変種として発表されたスミレで、
花が終わると、緑色の葉になるので、ヒカゲスミレとの見分けは
むずかしくなるそうです。



タチツボスミレ
高尾山はスミレの宝庫。
国定公園内だけでも18種類のスミレが記録されているそうです。
その中でも一番多く、どこにでも咲いていたのがタチツボスミレ。
日当たりのよい場所では群生している姿も見られました。



エイザンスミレ
深い切れ込みが入った葉が特徴。
名前の由来は、比叡山に生えていることから。



エイザンスミレ
後ろから「品の良いスミレ。一番好きだわ」
という声が聞こえました。



こちらは9年前に見たエイザンスミレですが、
こんなに濃い色の花もあったのですね。



ナガバノスミレサイシン
その名のとおり、長い葉をもつ大型のスミレ。
葉は細長いハート形で、花が咲くより遅く開き、
花が終わると、葉はさらに大きく長さ15㎝位になる位そうです。



マルバスミレ
地上茎が立たないスミレの仲間で、花は白色に紫の筋が入ります。


さてここからはスミレ以外の植物を!
わからないものはネットで調べましたが、もし間違えていたら教えて下さいね。



ミミガタテンナンショウ
仏炎苞の開口部の下端が横に大きくせり出して、
耳のように見えることから名付けられたそうです。
9年前のブログには間違えて、ウラシマソウと書いて
ありましたが、そのままになっています。



アオキの花と実
和名の由来は、常緑で枝も青いため。

余談ですが、
15年前頃、月に一度、箱根の山に登る会に参加していました。
その時の講師で、元環境省にお勤めだった方が、
「真鶴半島に青木姓が多いのは、アオキがたくさん自生していたから」
とおっしゃっていました。
ルーツを調べると違うところにあるようですが、
明治維新後に、庶民がつけた苗字は、こんな単純な理由だった
のかもしれませんね。



ヤブコウジ アケボノミヤマシキミ・雄花



チゴユリ ホウチャクソウの蕾



ヤマルリソウ キランソウ



ヤマブキ ギブシ



ツルキンバイ キケマン



モミジイチゴ ウグイスカズラ



ヒトリシズカ イカリソウ



ムラサキケマン シロヤブケマン



クルマムグラ シャガ



ニリンソウ ヨゴレネコノメ
コメント (4)
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