さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

センニンソウ

2021-12-23 21:34:34 | 草花

*2021年12月23日撮影

 先週の土曜日から日曜日にかけて本格的な雪が降り、平地でもほんの少し積もりました。
 雪が止んだあとはすぐに消えてしまいましたが、冬本番です。
 ここ3日ほどは曇り空ながら穏やかな天気ですが、今週末から大寒波が襲来するとの予報です。
 どうなることやら。

 さて、写真はセンニンソウの白髭姿です。
 夏に花が咲き、秋というより冬に近い頃に、星形についた実の先に白い毛が伸び始めます。
 元は雌花の花柱だった部分が長く伸び、たくさんの白い毛を生やすのです。





*2021年12月22日撮影

 この白い毛を、私は仙人の白髭と信じて疑わなかったのですが、白髪(頭髪)だという説もあるのだそうです。
 星形の実の部分が頭頂部で、そのまわりに白髪が垂れ下がっているというわけです。
 仙人は頭頂部がはげているらしいです。

 いずれにせよ、白い毛が仙人を連想させて、センニンソウと呼ばれます。





*2021年11月21日撮影

 先月の写真です。
 白い毛がたくさん。ふわふわの様子です。
 冬になるにつれ実が落ちていくので、だんだん寂しくなっていきます。

 今年はたぶんこれが最後だと思います。
 コロナ禍は2年目ですが、事態は終熄しませんでした。
 来年もコロナと向き合う日々がつづきますが、それにめげずに日々を楽しみましょう。
 皆様、良いお年を。
 
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ジョロウグモの巣

2021-11-30 20:56:22 | 蜘蛛

*2021年11月30日撮影

 11月最後の日です。
 2日前には今季初めての雪がちらつきました。また冬が来て、もうまもなく今年も終わりです。

 今日も朝はかなり冷えて、どうやら霜が降りたようです。
 桜の枝に大きな蜘蛛の巣がかかっていて、霜が溶けて輝いています。
 この大きな巣はジョロウグモのものと思われます。
 見事な巣のいろいろを撮影しました。





*2021年11月30日撮影

 こんな大きな蜘蛛の巣もふだんはまったく目立つことがなく、そこにあることもたいていは気付きません。
 こうして濡れて陽の光を浴びて初めて、こういうふうに見えるわけです。
 もうずいぶん寒くなったので、巣の主(あるじ)というべきジョロウグモはもういないのではないかと思いました。
 しかし巣の中心付近をよく見ると、主(あるじ)がちゃんといるのです。
 ジョロウグモは寒さに強いようです。





*2021年11月30日撮影

 巣の中心に陣取っているジョロウグモです。

 ジョロウグモは普通「女郎蜘蛛」と書き、女郎というのは昔の商売女、つまり売春婦を指します。
 ジョロウグモの派手な模様や、腹部の赤い色を、女郎に見立てたと言われます。

 また人間の女性に化けて男を誘惑し、とって食う蜘蛛の妖怪もジョロウグモと呼ばれます。
 この場合は「絡新婦」と書くことが多いようです。





*2021年11月30日撮影

 もうひとつ、ジョロウグモの大きな巣です。
 主(あるじ)がちゃんといるのが見えるでしょうか。





*2021年11月30日撮影

 上の写真の巣の中央に陣取っている主(あるじ)のジョロウグモです。
 堂々たる容姿を誇っています。
 ジョロウグモは卵で越冬するそうなので、親の命は冬を迎えれば終わりなのだと思います。
 頑張って、出来る限り、生きて欲しいと願っています。
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秋雨のなごり

2021-11-11 22:21:52 | 草花

*2021年11月11日撮影

 昨日は雨でした。
 今日は雨が上がりましたが、晴れ間が出るまでには少し時間がかかりました。

 昨日の雨の名残が、草花の葉にしずくとなって残っています。
 そんな情景をいくつかご覧ください。

 はじめはスギナです。
 スギナは春を知らせる植物として認識されていますが、秋にも盛んに芽を出し伸びています。
 スギナは細い葉の先端に雨のしずくを留めるのですね。





*2021年11月11日撮影

 もう1枚、スギナです。
 こうして見ると、スギナが主役か、水滴が主役か分からなくなります。
 スギナと水滴が一体となって、ふしぎな光景が野原を彩っています。





*2021年11月10日撮影

 これは昨日、雨がもう止んだと思って出かけた時に撮影しました。
 ところがすぐに雨が降りだしたので、あわてて帰ってくるはめになりました。

 ヒヨドリジョウゴの実に、雨のしずくがついています。
 赤い実は熟したもの、青いものはこれから熟すもの。
 同じところにいろいろな実がついて、きれいな眺めです。
 ときには実といっしょに花も咲いていたりして、ヒヨドリジョウゴは秋の楽しみです。





*2021年10月27日撮影

 10月の末に撮影しました。
 この日は未明に雨が降り朝には雨は上がったものの、気温が低かったこともあって、多くの草の葉に雨の露が残りました。

 苔の葉のあいだからピョンピョンと飛び出た胞子体が、雨のしずくを抱えています。
 これはたぶん、ネジクチゴケという苔ではないかと思っています。
 苔は雨にあたるととたんに元気になります。面白いものです。





*2021年10月27日撮影

 ずぶ濡れのアキアカネ。なんと痛々しい。
 死んでいるわけではありません。
 その後どうなったかは確認していませんが、暖かくなって、無事に飛び立っていったと思いたいものです。





*2021年10月27日撮影

 これはノハラムラサキという花です。
 園芸種のワスレナグサの仲間ですが、花の大きさはワスレナグサの半分以下です。
 もちろん春に咲く花なのですが、秋でも暖かい日が続くと咲き始めます。
 
 ノハラムラサキは雨露が寒そうです。





*2021年10月27日撮影

 葉っぱばかりのこの草は何かというと、ヒガンバナなのです。
 ヒガンバナは花の時には葉はありませんが、葉が出てくる頃には花は終わっています。
 葉はこの状態で冬を越し、来年の春には枯れてしまいます。
 花の茎が芽を出すのは来年の秋ですから、1年の半分くらいは地上部がなくて地下で生きているわけです。

 ヒガンバナの葉は雨の露をまとって、なにやらうれしそうに見えます。








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エノキとエゾエノキ(実)

2021-11-07 21:07:16 | 樹木

*2021年11月6日撮影

 11月になりました。今年ももうすぐ終わりです。
 よく晴れる日が続いています。
 ただ、ここ会津では秋が深まると朝のうち空は雲地上は霧で、陽がささないことが多いのです。
 朝の10時すぎ、ときには昼ごろまで、それが続きます。現在の天気が「晴れ」であってもそうなので、晴れてくるのを待つ以外にありません。
 晴れてくれば、以後は晴れです。

 近くの山の紅葉が徐々に進んでいます。
 よく見かけるエノキも早めに鮮やかに黄葉する木なのですが、少し黄色くなってきたところです。
 そのエノキの実を撮影しました。
 熟していますが、赤黒い色をしています。






*2021年11月2日撮影

 少し前、まだ葉が緑だった頃の、エノキの実です。






*2021年10月28日撮影
 
 エノキの実は甘くて、食べてもおいしいと言われています。
 野鳥がついばむことで種を拡散するわけです。
 エノキの実は葉が落ちてしまっても残ることが多く、じつは冬の2月3月頃には多くの鳥たちの貴重な食料となります。
 このころは落下した種子もシメやイカルなどの鳥たちに食べられます。






*2021年11月6日撮影

 さて、エノキと思って見ていたこの木は、実が赤くなくて真っ黒です。
 この黒い実のなるエノキは、エゾエノキという木です。






*2021年11月2日撮影

 エゾエノキとエノキはよく見ると葉が違うのですが、なかなか分かりにくいと思います。
 この、熟した実の色の違いというのは、いちばん分かりやすい違いだと思います。






*2021年10月29日撮影

 エゾエノキの黒い実も鳥たちの好物。
 人が食べても、エノキより甘くておいしいという説もあります。
 私はまだ食べてみないのでわかりませんが、試してみたいとは思っています。
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アカボシゴマダラ(蝶)

2021-10-28 22:33:37 | 昆虫

*2021年10月28日撮影

 今日は晴れるものと期待していたら、曇り時々雨で、晴れた時間はほんのわずかでした。

 今日は珍しい蝶を見ました。
 写真のアカボシゴマダラです。
 アカボシゴマダラという蝶は、本来奄美諸島のみに分布するとされている蝶です。
 それが近年関東を中心に分布を拡大しているようなのです。





*2021年10月21日撮影

 これは在来のアカボシゴマダラではなくて、中国から持ち込まれた外来種のアカボシゴマダラなのです。
 外来種の例に漏れずこれも繁殖力が強いため、しだいに分布が拡大されています。
 ここ、福島県の会津でも発見しました、という報告です。

 奄美の在来種は生息環境の減少などにより、個体数を減らしているとのこと。
 在来種を守るために、外来種の拡大をとめる手立てはあるのか?
 難題です。

 
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