さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

カンツバキ

2013-12-23 22:20:09 | 樹木

*2013年12月22日撮影

 雪の中で緑の葉に包まれた赤い花はとても美しい。
 冬に咲くツバキの花はヤブツバキやユキツバキがありますが、八重咲きのこの花はカンツバキだと思います。
 じつはサザンカとカンツバキは背の高さのほかには見分けるすべがないというほどよく似ているとされていて、もしかしたらサザンカなのかもしれませんが、とりあえずカンツバキとしておきます。





*2013年12月17日撮影

 カンツバキはよく庭木として植えられていて、数少ない冬の花として目を楽しませてくれます。
 会津の鶴ヶ城公園のなかにも少しだけ植えられていて、雪の中でひっそりと咲いています。
 赤い花は好きですが、雪の中ではことのほか映えます。

 

 

カキ

2013-12-22 22:09:54 | 樹木

*2013年12月22日撮影

 ずいぶんと久しぶりに青空を見ることができました。
 雲も多かったのですが、それでも青空です。心も晴れるというものです。

 写真はそんな青空をバックに、取り残しの柿の実です。
 会津名産の身不知柿(みしらずがき)は今年豊作だったと聞きます。
 身不知柿の木は栽培農園以外にも民家の庭などいたるところあって、多くは収穫されることなく樹上で熟れていきます。





*2013年12月21日撮影

 これは実の形が違うので身不知柿ではないと思います。
 たくさん実っています。
 色彩の乏しい冬の景色の中で、柿の実の色は鮮やかです。





*2013年12月22日撮影

 雪の山を背景に、柿の実は美しく映えます。
 これはたぶん実不知柿です。
 ムクドリが二羽、枝の中にいます。

 今日は冬至でした。
 雪国の冬は冬至より早くやってきましたが、暦の上でも冬となればもっと雪の日が増えることでしょう。
 晴れる日を心待ちに日を過ごします。

雪折れの桜

2013-12-18 22:27:32 | 樹木

*2013年12月17日撮影

 先週末の雪は一度に大量に降ったことに加えて、水分の多い重い雪だったので、鶴ヶ城公園の桜の木は至る所で枝が折れています。
 毎年桜は雪で枝が折れますが、例年は2月や3月の話なので、今年は早すぎました。





*2013年12月17日撮影

 枝とはいってもごらんのように、かなり太い部分も折れています。
 桜は雪に弱い、とはいえ無惨な姿です。





*2013年12月17日撮影

 枝が折れるというのですが、枝の付け根は裂けるわけで、大きな傷ができます。
 痛々しい姿ですが、負けずに冬を乗り越えて、春にはみごとな花を咲かせられますように。
 

雪の鶴ヶ城

2013-12-17 22:58:00 | 風景

*2013年12月17日撮影

 先週の金曜日13日の夜から雪が降り始め、土曜日は一日中降り続き、日曜日も少し降りました。
 いきなりの大雪です。40cmくらいは積もったでしょうか。
 今朝になって晴れ間が見えて、久しぶりに鶴ヶ城へ出かけてきました。

 日頃の散歩場所としてお世話になりっぱなしの鶴ヶ城公園ですが、天守閣の写真はお見せしたことがないので、今日は雪を載せた天守閣です。
 




*2013年12月17日撮影

 今年はNHKの大河ドラマ「八重の桜」の舞台となった会津の鶴ヶ城、雪の中を今日もたくさんの観光客の姿がありました。
 この天守閣は昭和40年に再建された物で、外見は戊辰戦争当時の姿をしていますが、鉄筋コンクリ―ト造りです。
 もともとの天守閣は、明治政府によって取り壊されてしまったのです。

 ちょっと角度を変えて、天守閣です。





*2013年12月17日撮影

 天守閣の上の方の遠望です。
 木の枝に鳶(トビ)が二羽とまっています。
 空はもう曇っていて、ちょっと暗めの写真になってしまいましたが、トビのいる木と天守閣を撮りたかったわけです。

 例年よりはちょっと早い感じで積雪の季節がやってきました。
 これからしばらくは雪景色がメインテーマになると思います。
 

コサギ

2013-12-05 22:05:39 | 

*2013年12月5日撮影

 ぱっと晴れることはなくて、少し日差しがあるという程度に晴れます。暗い重苦しい空が基調になっている日々です。

 白いコサギを見ると風景が明るく見えます。
 コサギが三羽、思い思いのポーズで枝の先にいます。
 バックは会津の鶴ヶ城のお堀です。少し日差しがあってキラキラがあります。
 みな妙な姿をしていますが、頭を回してクチバシで身体のあちこちをつついているのです。
 虫がついたり汚れたりしているのを繕っているのでしょうか。





*2013年11月16日撮影

 先月の写真です。コサギが一羽、堂々として見えます。
 バックは空ではなくて、鶴ヶ城のお堀の水面です。
 
 いわゆる白鷺、白い鷺にはダイサギ、チュウサギ、コサギと三種類あって、名前のように大きさが違うわけです。
 しかし実際には大きさというのは他と比較しなければ分からないもので、なかなか判別できなかったりします。
 コサギはクチバシが黒いことや足指が黄色いことなどで判別します。
 冬になってもっと寒くなると背中や胸に飾り羽が伸びてきます。





*2013年10月27日撮影

 さらに一月前、10月の写真です。コサギの集団です。
 サギ類はコロニーと呼ばれる集団営巣地をつくり、集団で繁殖するとされています。鷺山ともよばれます。
 秋は繁殖時期ではないので繁殖地として集まっているわけではなく、集団「ねぐら」を形成しているのだと思います。
 コサギやダイサギは秋冬は鶴ヶ城のお堀にたくさんいますが、夏場はいなくなります。
 つまり繁殖のためにどこかに行っているのです。
 彼らの鷺山はどこにあるのでしょうか。





*2013年9月24日撮影

 秋になって姿を見せ始めた頃のコサギ、9月の写真です。
 羽を広げています。
 木の葉がまだ青いのが懐かしい。
 今年はサギ類がたくさんいるような気がします。