*2021年5月20日撮影
先週は晴れの日もあったのですが、今週は雨模様の日が続いています。
まだ梅雨には早いと思います。
今日は、キオビツヤハナバチという、ごくごく小さなハチを紹介します。
*2021年5月20日撮影
時折の晴れ間に出かけて、花盛りのハルジオンに取り付く小さなハチなどを撮影しています。
ハルジオンの花の上に、アリが這い上っているようにしか見えないのですが、さまざまな虫がとりついています。
多くはハチ類なのですが、そのほかの虫もいます。
肉眼では、ハチなのか違うのか、何というハチなのかなどはほとんど分かりません。
写真に撮影して、画像を見ながら、名前を調べます。
とうとう分からないのが大半なのですが、キオビツヤハナバチとアカガネコハナバチは、図鑑にも載っているので分かりやすいです。
その片方の、キオビツヤハナバチです。
*2021年5月15日撮影
花に依存して生きているハナバチ類の中で、ごく小さい種類のハチとして、ヒメハナバチ類とコハナバチ類があります。
体長1cm以下のハチたちですが、どちらかといえばコハナバチ類の方が、ヒメハナバチ類より小さいようです。
キオビツヤハナバチは、ヒメハナバチ類に属しています。
体長は7〜8mmというところでしょうか。
*2021年5月13日撮影
キオビツヤハナバチは、光沢のある黒い身体に、鮮やかな黄色い模様を持っています。
ただ、あまりに小さいため、なかなか認識できません。
昔の人は、よく観察して名付けたものだと感心します。
腹部の黄色い縞模様は、縞の太さが微妙に変化するのが、このハチの特徴です。
*2021年5月13日撮影
今回はすべてハルジオンの花の上にいるキオビツヤハナバチの写真です。
このハチの出現する時期は春から夏の終わりにかけてだとされているので、時期が過ぎれば他の花にとりつくのだと思います。
ハルジオンの次には、よく似たヒメジョオンの花が咲くので、引き続き観察してみたいと思います。
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