*2020年9月7日撮影
台風が次々にやってくる季節になりました。
それでも猛暑が続いていますが、朝晩は間違いなく涼しくなっています。
さて今日は、ネコハギという、明るい場所の地面を這いまわっているツル植物の花の写真をごらんください。
花の色は白ですが、形はなるほど萩です。
マメ科ハギ属に所属する、れっきとした萩の仲間です。
*2020年9月7日撮影
ネコハギとはもちろん「猫萩」のことです。
何が猫なのかというと、葉や茎に黄褐色の毛が多いことから、猫を連想したものだそうです。
じつは色々な説があって、真相は定かではありません。
それでも、ネコハギという名前を知った上で見ると、とても親近感がわきます。
*2020年9月7日撮影
地面を這う茎に、3枚でワンセットつまり3葉の葉と、小さな白い花をつけます。
3葉の一つひとつは丸い形をしています。
白い花は7〜8mmの大きさで、マメ科の花の形をしていますが、旗弁と呼ばれる花びらに紅紫色の斑点があります。
*2020年9月6日撮影
ツル性の茎に葉や花のついている様子を撮影しました。
他の雑草も入り混じっていますが、どんな様子かはそれなりに伝わるのではないかと思います。
気づかずに踏みつけている草はらに、よく見ればこんなかわいい花が咲いている。
この世の不思議をまたひとつ見つけたような気分です。