さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

エノキハイボフシ

2019-06-27 22:09:31 | 樹木

*2019年6月27日撮影

 今日も午後は雨でしたが、午前中は曇り空ながらときおり日もさしました。
 気温は28℃とかなり高めでした。

 エノキの葉に虫こぶができているのを発見しました。
 ものすごい数ができていて、エノキは大丈夫なのかと心配になる程です。

 虫こぶというのは、虫が卵を産んだり、その卵から幼虫が生まれたりして、葉や茎にこぶのようなものができるのをいいます。
 こぶはもともとの植物の組織が変化してできるらしいのですが、さまざまな形のものがあって、虫こぶを観察するのも楽しみのひとつです。
 これはエノキハイボフシというもののようです。





*2019年6月27日撮影

 エノキハイボフシという名は、エノキの葉にできるイボ状の虫こぶ(フシともいう)という意味です。
 フシダニというダニの一種がつくるようです。
 イボの形状はあまり気持ちのいいものではありません。

 エノキの葉には、エノキハトガリタマフシという虫こぶもできます。
 こちらは先の尖った円錐形の虫こぶで、木の実のような形状をしています。
 エノキハトガリタマフシだったら、不思議を実感できる、見て楽しい虫こぶなのですが、それはまたの機会に。