*2081年8月23日撮影
今日も異常な暑さで、気温は38℃を超えたようです。
こんな日に出かけるのは考えものですが、朝早めに散歩に出ました。
会津の鶴ヶ城のお堀にはヒシがたくさん生えています。
そのヒシに花が咲いています。
よくよく見ないとわからない、小さな白い花です。よくみると清楚な感じの、いい花です。
*2018年8月21日撮影
中央に写っている白いものは、もう終わった花でしょうか。
その白い花のようなものの手前に黒い実が写っています。
ヒシの実です。
この写真の実は左右に鋭いトゲを張り出しています。
普通はこのように2本のトゲなのですが、オニビシとかヒメビシとかという種類のヒシは4本のトゲのある実をつけます。
この4本トゲのヒシの実が、忍者の使うマキビシに用いられました。
形を似せて鉄で作ったのが鉄ビシというわけです。
ヒシの実は食用にして美味しいのだそうです。
*2018年8月21日撮影
もういちど、ヒシの花です。
花の中心部が見える写真を選んだのですが、なにぶん小さい花なので、分かってもらえるでしょうか。
ヒシも場所によってはものすごく繁殖して、葉が巨大化して盛り上がっています。
そしてこうなったところはもう枯れ始めていて、やがて秋から冬にかけてすっかり姿を消します。
来年の春になると、また小さな葉を水面にのぞかせるところから始まります。
命の不思議です。