さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ヨモギ

2016-03-10 22:06:32 | 草花

*2016年3月10日撮影

 3月になって暖かくなることを期待していたら、今週はずっと寒い日が続き、雪がちらつくこともしばしば。
 雪の降らない暖冬でも春が駆け足でくるわけではないのだと、教えられています。

 今日も曇り空で寒かったのですが、少しだけ出かけてみました。
 ヨモギの新芽が出始めています。
 ごく小さな葉が白い産毛を輝かせて、野原にひときわ目をひきます。
 輝いて見える理由のひとつが、葉に夜露をしっかりためていること。





*2016年3月10日撮影

 これは葉の形が少し違いますが、やはりヨモギではないかと思います。
 葉の表面に産毛が少ないように見えますが、それでも露をしっかりためています。

 ヨモギにはさまざまな種類があるそうで、在来種と外来種がいりまじっているのだそうな。





*2016年1月14日撮影

 これは何かというと、昨年のヨモギが枯れている写真です。1月に撮影しました。
 今年は雪があまり降らなかったので、こんな姿を見ることができたわけです。
 ヨモギは春に芽を出し、冬には枯れます。根茎で増えるため、地上部が枯れても翌年には新芽を出します。
 写真をよく見ると、枯れているヨモギの上の方には青い葉がついています。このまま伸びていきそうな感じもあります。
 草の生命力というのはすごいものだと、ときに感じさせられます。