故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。
絵のタイトルは、「ゴーヤ」です。
ひげを風になびかせて、「あらよっと」と掴まりました。
90歳の名人が、トマトの茎をビニールひもに括り付けていました。
そして、下の葉を摘んでいました。
茎が伸びて上のほうにも実を付け始めています。
ビニールひもを下げて、トマトの収穫量を増やすためでした。
あさイチの問題解決のために、大学教授が登場されました。
四角い顔は、優しい顔に見えるのかしら。(妻)
口角をあげるから、四角い顔になるんじゃない。(私)
そういえば、あなたの顔も四角いね。昔は三角だったけど。(妻)
あなたに出会ってから、四角い顔になりました。(私)
………。無言(妻はリアクションが取れませんでした)
結婚したら、義理(食欲旺盛)でも四角い顔にならなければなりませんね。
今日のタイトルは、「四角い顔」です。
四角い顔の代表格は、寅さんの渥美清さんです。
目が線ならば、なお優しくなります。
垂れてても、釣り上がっていても。
不満になると、口がへの字に曲がります。
目が吊り上がり、顔全体に角が出てきます。
これが、三角顔です。
花壇に小さな富士山ができていました。
妻の顔が、みるみるうちに三角になりました。
近所の猫の仕業です。
近所の庭は駐車のために舗装してあり、猫ちゃんは用を足せません。
我が家の庭は舗装していないので、猫ちゃんの縄張りチェックの通り道です。
妻がスイートピーを摘みに外に出ました。
この辺りじゃ、花をつける前のスイートピーを見ると、「なんの豆」と問われます。
朝食後に、富士山を見たら平らになっていました。
2024年5月21日
絵のタイトルは、「宴も半ば」です。
美味しいものを食べました。
まだ、残っていると密かに期待します。
生きるも地獄、死ぬも地獄です。
未明に、彼(ほとぎす)の声を耳にしました。
今年は、昨日から鳴き始めました。
「特許許可局」とか、「てっぺん欠けたか」と聞こえます。
けたたましい鳴き声で、夜中も鳴きます。
朝晩はまだひんやりとし、昼は暑い。
夏が来ると予感させます。
今日のタイトルは、「年寄りの冷や水」です。
地域のボランティアは、年寄りに回ります。
経験者がよいと思われがちです。
若い人は、仕事があると辞退します。
若い人がやったほうが、地域に溶け込めるし、早くから責任感が醸成される。
ボランティアは、地域の問題(過疎、災害対策、美化運動など)に向き合う仕事です。
年寄りに寄り添った施策が提案され、足りないことが行政(税金)に反映される。
地域に生きようとする若者の求めることが薄れてしまう。
年齢が多くなると、仕事のスピードは格段に落ちます。
汚れたら、ただちに掃いて拭く。
下着は、若い時より頻繁に着替える。
尿漏れはあるものとする。
洗濯も溜めずに、毎日やる。
それでも追い付かない。
やったつもりでも、忘れることが多い。
隣の部屋に来て、あれなんだっけ。
忘れないようにと買い物リストにメモする。
そのメモを忘れる。
こんなことは、しょっちゅうあることなので、気にしないほうが良い。
髭剃りもままならない。
入れ歯のところは、へこみ皺となり剃りにくい。
仕方がないので、唇の裏側に舌を入れ膨らませて剃ることにしている。
同居する若夫婦に気を遣う。
スマホ代も通勤する車のガソリン代も親が年金で払う。
食卓にあがる野菜も旬の幸も、親が採り作る。
都会に暮らす若者は、そんな恩恵は得られない。
地域格差です。
田舎暮らしはのんびりとして良いものと都会人には映る。
良いところだけ切り取ることはできない。
苗や種を植え、夏から秋に収穫する野菜や果物の手入れに忙しい。
ボランティアに遊び(ゴルフ、釣り)が加わるので暇ではない。
こんなはずじゃなかった。
投げだせないし、あきらめきれない田舎暮らしが続く。
2024年5月21日
一枚目は、「筆が震えました」、二枚目は、「今年一番」です。
共に、10年前の作品です。
そそうがあってはならないと一生懸命描いたのでしょう。
今見ると、眼鏡があったほうがしまってよいかなと感じます。
10年の月日は大きい。
今日のタイトルは、「こだわり」です。
英語でなんて言うんだろうと、電子辞書を引きました。
stick to
too particular about small
hung up
stick は粘着質、hung up は首吊りと言うことで、表題にしました。
忘れてしまわないうちにものにしたい。
蚊にやられたとかで、妻が畑から帰ってきました。
中断です。
妻に30分の猶予をもらい、続けます。
CGCの酢は、効かないとかで、使い切らないでミツカン酢を新たに買いました。
冷蔵庫には、妻が嫌いな食材と面倒見切れなくなった漬物が下のほうに溜まります。
出窓の手が届かないところには、会津の米味噌の1Kg樽が置いてあります。
開けて見ましたら、八丁味噌(これも嫌い)になっており美味しそうでした。
炒め物に料理酒代わりに件の酢を使いました。
酢を入れてもよいけど、小さじ一杯くらいがよいわよとアドバイス。
味噌汁についてはコメントなし。
こちらは、小さじ一杯にしたからかな。
気づくまで使い続けましょう。
私たちの出会いは、還暦の同窓会。
たまたま、妻と隣になり、「どこの高校に行ったの?」と聞かれました。
あれ忘れたのかいな、同じ高校で同じクラスだったのに。
私は島の娘は相手にしないと、市内の中学卒の垢ぬけた女子に夢中でした。
私が相手にされていませんでした。
哀しいかな、半世紀後に分かりました。
私は、無類の掃除好きです。
毎日、早くできるために、出っ張りを極力省いています。
つまり、和風旅館の風情が理想です。
今日も始めたら、妻がまた汚れるわよとコメント。
普段より、丁寧にブーブーやりました。
うるさくて、ミシン掛け(私の作業ズボンの接ぎ当て)に集中できない。
汚れたら、またやればよいよと伝えました。
眼鏡をかけた50代の女性の似顔絵を描きました。
あとで眼鏡を足そうと描いてみたら、眼鏡がない顔は美しかった。
さっそくコピーをとり、眼鏡をかけた原紙の似顔絵と一緒に渡しました。
そばにいた旦那が先にチェックしました。
妻に浮気をしているのかと疑いの目になりました。
そりゃ、寝るときにしか見ない顔でしょうよ。
ばーか。
2024年5月17日
絵のタイトルは、「このままここで」です。
流転があるから、一瞬の静寂が嬉しい。
今日のタイトルは、「友、遠方より来る」です。
我が家に誰かが訪ねてくれる。
一週間前からメニューを考え食材を揃えます。
私たちが美味しいと思うものです。
掃除をし、人数分の居場所を作ります。
妻は仕込みに忙しい。
運がよく、東北の山菜が今朝届き、猪肉を昨日手に入れました。
採ったまて貝を佃煮にし、釣ったちぬを酢漬け、先日東北から届いたわらびがあります。
猪の焼き肉、山うど、さつま芋、砂肝とキスのてんぷらを食卓で揚げます。
いっぱいやっているうちに、汁ができ、ちらしずしが用意されます。
友達一家が着いたら、海でボート遊びです。
子供用のライフジャケットを買いに行きましたが、手ごろのがありませんでした。
今回は大人用のもので間に合わせます。
さて、小学校低学年の君たちは漕げるでしょうか。
今日は暑く、海水パンツの君たちは海に落ちても大丈夫でしょう。
誰かが訪ねてくれる。
里の暮らしが華やかになります。
2024年5月11日
絵のタイトルは、「挑戦は美しい」です。
ゼリーに閉じ込めた旬の果物がみずみずしさを取り戻しました。
どうしてを表現したくて、挑戦しました。
今日のタイトルは、「挑戦」です。
押しても引いても開かない扉に出会いました。
なんのことはない、ふすまのように横に引けば開きました。
ドアノブなんかつけるんじゃない。
新しいことが億劫です。
スマホ、メールもカメラもわからないことだらけです。
壊れはしないから、挑戦したらと妻に言われます。
パニック状態の私の耳には届きません。
どうしてそうなったのか。
いつからか。
「本当に」と冷静に考えを進めていくと、未来(明日も)こそ分かりません。
だったら、挑戦してもよいのかな。
挑戦するには、少しだけ頑張らなければなりません。
この頑張りが億劫なのです。
できたらこれまで通りに頑張らないで生きたい。
これが、落とし穴でした。
頑張らなければ、何も始まりません。
どうすれば満足(愉快)かなんて、他人には分からないからです。
親の言う通り、学校を卒業し、勧められるままに大企業に入社しました。
10年後には、AIが代わり仕事そのものが消えてしまいます。
体力も知恵も貯金できません。
包丁だって、使えば切れなくなる。
服を着れば、皿を使えば汚れる。
挑戦なくして明日はない。
動かない四肢、働かない脳の一部を嘆いてもしかたがない。
残っている使えるものを駆使するしかないのです。
これが挑戦でなくて、他に例える術を知りません。
コップは決して元のようにいっぱいにはならないのです。
覚悟しようではありませんか。
2024年5月11日
挑戦とは、
たたかいをいどむこと。
(広辞苑より)