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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

心酔

2016-10-16 18:27:23 | よもやま話

今日のテーマは、「心酔」です。
物事にふけって、心を奪われること。
その人の人柄や業績に心から感服し傾倒すること。
と広辞苑に出ていました。

良い意味だけかと思いきや、そうでもないのですね。

昨日は、会津の紅葉を見に行こうと朝早く出かけました。
喜多方までたどり着いたのが、8時過ぎ。
喜多方ラーメンを食べるにはまだ早い時間でした。

山形県に行ったことがない妻の要望を聞いて、米沢まで行くかとなりました。
着いたのは9時。上杉と伊達について、展示会をやっていたので見に入りました。
丁寧に見て勉強して、出て来たらまだ10時半。

またまた妻の希望で、藤沢周平館まで行こうとなりました。
さらに120Km走らなければなりませんでした。
迷いましたが、行くことにしました。

ここでやっと、「心酔」に入ります。
藤沢周平を読み始めたのは、約10年前。
時代小説が多いと思っていましたので、興味が向きませんでした。
いつ止めても良いと、藤沢周平の書いた薄い単行本を買いました。
これが面白かった。
次から次に読みました。
一社の文庫本を読み切り、次の社が出す文庫本も読み切り、3社目となった頃には
読んだ単行本が30冊を超えていました。
読んでいるうちに、友人にあげたりどこかにやったりしました。
とうとう、買う単行本が無くなった頃、2回目を読み始めました。
無いものは、新刊本ではなく古本で良いと探しました。
意外と売られていない、しかも高かった。

そんな訳で、無理をして鶴岡まで行くことにしました。
いつか行きたいと思っていました。
鶴岡の藤沢周平館に入ったのが2時半。出て来たのが4時でした。
10年来の願いが叶いました。

なぜ、そんなに藤沢周平にはまったのか。
この方の人の見方と表現の仕方だけでなく、情景を思い浮かばせてくれる研究心に
心酔したとも言えます。
唯一の現代小説(早春)も良かった。
決して許してくれない厳しい面もありますが、
それゆえの温かさが現代人の生きざまに通じるものでした。

この頃は、本を読むことも少なくなりました。
もう一度読めると良いのですが。
今度は、単行本ではなく大きな活字の本になるでしょう。

もらい物 いつしか日暮れ 聞く勤め

2016年10月16日
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まだ見ぬクエと紅葉

2016-10-15 05:48:03 | よもやま話

クエはこんなものじゃないだろう。 
顔は似ているかも。


柿を食っていけと、隣のおじさんから声をかけられた。

食っているおじさんは、今年のはまずいと言う。
そうですかと、2個いただいてきました。

今日は、「まだ見ぬクエと紅葉」です。

剪定した木々が乾ききらないので、表裏ひっくり返していたら、
おじさんが、訪ねてきた。
よい山芋が採れると、案内してくれた。
農業はやらないが、筍と山芋は採られると聞いていた。
指さす先を見れば、山芋の葉が黄色く色づいているではないか。
我が家の庭先である。気づかなかった。

普段は挨拶だけのおじさんが、紅葉は会津と鮫川が良いと教えてくれた。
釣りが好きだけど、原発事故後川釣りは禁止になったので行かないと言う。
クエ釣りの話をしてくれた。
尾鷲で、漁師が網を引いたらクエが掛かっていたと。
クエには、釣り糸がついていて、引き上げると人間が上がったと。
クエ釣りは、竿を体に固定し、身体を岩にワイヤーで固定する釣りなのだそうだ。
クエ釣りの道具を揃えていたが、その話を聞いてやめたとか。
きっと、その人は岩に固定していなかったんじゃないかとおじさんは推測した。

どこの紅葉が素晴らしいと地図を持って来てくれて、親切に説明してくれた。
地図もやると言われる。この辺の紅葉とはくらべものにならんと追加された。

妻に話して、おじさんの勧められる会津に紅葉を見に行くことにした。
片道4時間かかるらしい。よって、もうすぐ出ることになるでしょう。

見たこともないクエと会津の紅葉の話でした。
一つは、今日見ることになるでしょう。

筍に 山芋クエ(食え)と 話咲く

2016年10月15日
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女の夢をみる

2016-10-14 07:27:04 | プロジェクトエンジニアー

相撲大会での一幕でした。
熱戦に思わず力が入りました。


例によって、時間がありません。

今日のタイトルは、「女の夢をみる」です。
昔付き合った女性の夢をみるのは、いったいどういうことでしょう。
頭の片隅に、良からぬことを考えているからに、ほかなりません。
いっぱい反省したと思うのは、起きている自分でした。
もう一人の自分が足りないと判断してのことでしょう。

目覚めは当然よくありません。
妻に悟られないように、いつもと違ってガバッと起きだす始末です。

夢というのは、実に無責任なものです。
よく、深層心理はどうこうと言われる方がいます。
よからぬことをどこかで考えているのでしょうか。
私には、まったく思いも及ばぬことです。

掘り下げるには時間がありません。
そんなこともあるさと、終わりにします。

秋晴れの いつか乗り出す 草相撲

2016年10月14日
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若い人

2016-10-13 07:42:35 | よもやま話

若いキュートな方に、本日も挑戦しました。
ものにできませんでした。
どうしても柔らかさとシャープさを同居させることができません。


自分にも若い頃がありました。
危なっかしさと純朴さが、ないまぜになっていた頃のことです。
遠くになってしまったのか、思い出すこともできなくなりました。

似顔絵で若い人を描く時、立体感と張りに出会って困ってしまいます。
この絵のように印象に残った部分だけ描きこめばよいのです。
それができません。
若い人のように思い切りがないというか。

明日また挑戦です。

月明かり 似顔絵描いて 夜が明けた

2016年10月13日
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線と色

2016-10-12 07:05:05 | よもやま話

線さがし、色さがし。
線を探したけど、見当たらない。
よって、線を描くのをやめました。
色だけの似顔絵に挑戦しました。


いつもより唸っていますね。
と妻が、描きあがったばかりの似顔絵を覗く。
あの人かと思った。
そうです。あの人でした。

写真を見せて確認してもらったところ、
写真がボケているじゃないと指摘されました。
だから、線が見つからなかったのです。

今までと違った作風になりました。
コンピューターが色を拾うかと心配しながら映してみたところ、
なんとか分かります。

本来は顔に境目(線)はありません。
線に見えるのは、色の境目だったのです。
今さらながら、そんなことが判ったとて何の意味もありません。
この絵は、この絵で面白い。そう思うことにしました。

寒き手を 擦りて描いて なんだこれ

2016年10月12日
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