あなたは ことのほか かわいく生まれました。
いつも、私のそばですやすやと眠っていました。
泣くことさえ とてもいとおしかった。
あなたは いつも私をたよりにしていました。
私は、答えることがとてもうれしかった。
弾むような気持ちで誇らしかった。
あなたに出会えたことが夢のようでした。
あなたは はしゃぎすぎて 転んだりしました。
私は 起き上がるあなたを 待ちました。
涙をふきながら 笑顔で 私をみつめていました。
あなたの瞳には わたししか 見えていませんでした。
恥ずかしがり屋の あなたの友達は 空想の動物たちでした。
舌足らずのことばで 命令をしていました。
動物たちは あなたの周りにあふれていました。
遊び疲れて眠る大きなひとみは 私をみつめていました。
うまく寝返りができないとき
あなたは今にも泣きそうなのを我慢していました。
あなたはいつか離れていくとわかっていました。
成長すればだれもそうします。
あなたの身代わりにいつでもなれると思いました。
2015年5月22日
マドンナたちのララバイを聞きました。
その歌の意味を理解しながら書いた次第です。
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