故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

イベントに出かけない

2023-03-04 04:56:12 | よもやま話

何回も引っ越しをした。
田舎から飛び出したかった。
ひとり暮らしがしたかった。
転勤で引っ越した。
転職で引っ越した。
外国に行きたかった。
役に立ちたかった。

今は、故郷の島に住んでいる。
故郷に帰ろうと思ったのは、恩返しをしたかったから。
引っ越しの前にその人たちは亡くなった。
本当にがっかりした。
帰郷し、一年が過ぎた。
今日のタイトルは、「イベントに出かけない」です。

公報でイベントの紹介がある。
図書館、博物館、美術館や公民館で催し物がある。
50余りのイベントから、出かけてみたいものをピックアップしたら5個あった。
外野から眺めるものが多い。
「地域清掃」と島に在住する外国人と「日本語を話そう」は、積極的な関りである。

田舎は、地縁血縁のグループが存在し、移住者は期待されないし融け込めない。
都会では、消費生活をする者だけが、地域やイベントと関わることが出来る。
どちらも世知辛く、余裕のない点から点の生活である。

都会にいた時、子供を通じて付き合ったが、進路の違いで消滅する。
田舎に帰って来ても、自分は浦島太郎である。

過疎の島では、内外の交流を持とうとイベントを企画する。
イベントに出かけようと思うが、グループが存在し溶け込めないと怖気づく。
何かを発言しようものなら、求めぬ役が回って来そうです。

自分と他人(高齢者)の耕作放棄地の草刈だけで精いっぱいである。
畑で作業をしていると誰かが話してくる。
見れば分かると、知らない土地に居る時のような詮索もない。
草刈をするだけで、少しは人の役にも立っている。
切った木をどうするか考える。
片付ける(整理、再利用、焼却&廃棄)だけでも一仕事です。

都会の「読書会」で感じたように、いろんな人が集まり自由にものが言いたい。
うわべだけの言葉のやり取りに興味はない。
腹を割って話せる友人を増やそう。
急ぐ必要はないと、経験が教えてくれる。

2023年3月4日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする