故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

バイパスの旅

2019-11-27 03:17:13 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「まだまだ」です。
強がり言って、泣き言で気を引き、生きるのです。


今日のテーマは、「バイパスの旅」です。
バイパスをつなぐ旅となりました。

バイパスとは、
・交通量の多い市街地の道路の混雑を避け、車を迂回 (うかい) させるために設ける道路。
・血管に閉塞 (へいそく) 部が生じたとき、手術によって人工血管や本人の静脈を用いて作る側副路。「バイパス手術」
・障害物や問題などを回避すること。

鹿児島のほうに、リハビリの名医がいると聞いた。
脳梗塞で半身麻痺、一部麻痺となる。
指が曲がらないのが曲がるようになった、ものが掴めるようになった。
疑似信号を送り続け、指を曲げることを補助的に繰り返す。
脳のダメージ個所をバイパスして、命令信号が伝わり運動信号が指の筋肉を動かすまで回復する。
名医は、どこを刺激すれば動くようになるか知っており、根気よく刺激(疑似信号)を繰り返す。
気の遠くなるようなリハビリである。

日本の動脈は、道路にあり。
西日本に行くほど、バイパスは完備されている。
関東や静岡、関西にはバイパスのバイパスまである。
高速道路は、信号もなく快適に走れるのだけど、料金が高く、塀も高く面白みに欠ける。
特に前しか見ることができない運転者にとっては、高速道路は変化もなく退屈な道路である。

いやいや、鉄道だってバイパスはある。
新幹線は、高速で快適だが料金が高い。そのうえ、トンネルばかりで車窓の楽しみがない。
在来線は、時間がたっぷりある人には、良い慰めになるがちと遅い。
ちょぴり早くて、景色も楽しめるのが快速電車である。快速電車の乗り継ぎ旅は面白い。

人生にもバイパスありかな。
転職や移住を繰り返してきた。

教育は、環境を整え、金も補助し、子どもに合わせたプログラムを用意する。
いわゆる高速道路教育である。
時代は自由。短期離職も離婚も増えてきた。我慢がなくなったのではない。
応用が利かなくなったというか、人それぞれの逃げ道(楽しみ、趣味)を探せない。
危機回避の能力が足りない。代用の考え方、創造力にかけるというか。
究極は、判断力である。
備えてくれる人もいなければ、助けてくれる人も見つからない。
転職や移住や思わぬハラスメントに出会ったときにどうするか。
境遇を楽しめるか。
刑務所に入ったって、ゴキブリのレースを楽しんでいる。タンポポコーヒーを飲んでいる。

あと、20年生きることにした。
どうしたら生きられるか考えなければならない。
運も味方につけるほど、周りに注意をし、起こった事象を良いほうに変え続けなければなるまい。
特別養護老人ホームに入れられても、抜け出すくらいの体力と知力をつけるのです。

一歩道 迷い道さえ 楽しむぞ

2019年11月27日
コメント
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