酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

名残のゴーヤー。

2015-09-20 | こしらえた話。
連休はイベントが目白押しなのに、天気が今ひとつ。関係者にはお気の毒である。


さて

農作は進歩し、その気になれば一年中何でも食べられるが野菜はスーパーの倉庫から生えてくると思っている現代っ子であるまいに、やはり季節感というのがある。

ゴーヤーは夏の野菜。と思っていれば今頃食べるそれは旬の名残ということに。
それが沖縄産でなく旭川産ならなおのこと。先日手に入ったのは細くてひょろり。値段もそれなりなので文句はないが。


材料は豚バラと豆腐のみと決めているがたまに椎茸なんぞを加えてみれば、それなりに味の膨らみあるチャンプルーに。

不思議だな。秋はどんな野菜を食べてもしみじみする(笑)

珍味。暮四季で舌鼓。

2015-09-19 | 酒風景
久しぶりに顔を出した「暮四季」さん。

相変わらず美味しいものが沢山。であるがレアなメニューを狙い撃ち。


なんという印象的な色彩。ホヤの刺身。
ホヤは好む者とそうでないのが真っ二つに別れるが、同伴の意見も聞かず我が一方的な注文(笑)

日本語には舌鼓なんて便利な言葉があるけれど、まさにそんな感じ。珍味に舌鼓を打つ。
ほんとの鼓なんて触ったこともないのにね。

そこへ亭主から差し入れ。


ふぐ白子の豆腐。これがまた舌鼓もの。
酒はまんさくの花。相性も絶妙でさらに舌鼓(笑)


おまけ


もう閉店間際だったが、偵察がてらのぞいてみた。
近頃オープンしたビストロwine-ya。聞いていた通りの素晴らしいインテリア。
次なる機会にはゆっくりと料理に舌鼓と洒落込みたい。

しみじみと、あぶらげ。

2015-09-18 | 酒風景
うむ、やっぱり油揚げは「あぶらげ」と言った方がしっくりくる(笑)

がんもどきを煮たものを食べる、と言わず、煮たのを食べるというのと同じかね。


ということで、あぶらげと大根を炒めたのを肴に晩酌。あえて白ワイン、という図。
あ、画像はどこぞのバーのような色調だが、自宅だある。

大好きなあぶらげ、しみじみと旨い。
昨日は、茄子を物悲しい味と書いたが、あぶらげも似たものがあると思う。
しみじみと伝わる味はつくづく素朴だ。

善きかな日本の味。


と言いながら今夜の予定はイタリアンだな。

秋茄子にしんみり。

2015-09-17 | こしらえた話。
露地物なので、北国で採れたなら秋茄子ということになるのかな。


味噌炒めにしてみた。
これがまた、いいんだな。酒に良し飯に良しの最強お惣菜(笑)。

秋茄子の旨さを言葉で伝えるのは難しい。
料理漫画であったが、とても印象に残ってるのは「何かしら物悲しい」味。郷愁を誘う意味も込めてストーリーは展開したが、何かしら分かる気がする。しみじみと美味しいもんね。
ぐぐっと一定の力強くも優しい力で心を深く癒してくれる味。文章力のつたない自分はどうしても文字数が多くなるが、表現するならそんな感じ。

それにしても自分、昨日は肉で気を揚げろと言ってみたり、癒すと言ってみたり。
そっちの方に問題ありだな。

肉の日。

2015-09-16 | 旨かった話
今日が29日だとか2月9日という話ではない。
誰にもあるものが特に食べたくなる日というのがあるよね、という話だ。

で、今日は肉の日なのだった。カツ丼で肉補給。


今週はちょっと頑張らねばという状況。
肉を食べるとその成分が闘争心を誘発するんだそうで(ただし効き目は翌日から)、そんな話を聞いてから気持ちにスイッチを入れるつもりで肉を食べるようになった。
昔はそんなこと考えなくても毎日のように肉を食べてたけど、近頃じゃ食べない日の方が多いくらいなので、たまにそういう験担ぎはなかなかインパクトがあるのだ。これで、明日を乗り越えられそう。

ずっと前からランチをやってることは知ってたけど、なんとなく行かなかった「ふらりーと」の居酒屋。今日初めて行ってみましたとさ。
プライス、ボリューム、お味、なかなか良し。他はどうか分からないけど(笑)


今日の夕方。


大きな三日月。

秋の月が大きく見えるのは満月だけじゃないんだねぇ。初めて気づいた。