昔々、札幌に一人暮らしの大学生があったとさ。
近所の市場にある惣菜屋で、安くて飯が進むと気に入って買っていたのが、キャベツと何かの魚の炒め物(商品名は何だったっけか)。
ある日、二つ年上の彼女がアパートに遊びにやってきた。
一緒にご飯を食べようと買っておいたそれを食卓に出してみると、これなら簡単に作れるんだよと言う。
後日、こしらえてくれたのは、こんな感じのもの。
ネギとキャベツを炒め、火が通ったら缶詰のカツオフレーク(味付け)を炒め合わせるという簡単なもの。以来、自分のレパートリーにもなった。
今は味付けに酒を使ったり、ときには豆板醤を加えアレンジしたりと進化しているが、思い出の、ちょっと感傷的な味なのである。
それから数十年。今頃彼女はどこで何をしているか。
んな事は言えるわけもなく、その後何人かの彼女とのごはんでこれをこさえているのだが、ちがう意味でもちょっと感傷的な味だったりもする(笑)
近所の市場にある惣菜屋で、安くて飯が進むと気に入って買っていたのが、キャベツと何かの魚の炒め物(商品名は何だったっけか)。
ある日、二つ年上の彼女がアパートに遊びにやってきた。
一緒にご飯を食べようと買っておいたそれを食卓に出してみると、これなら簡単に作れるんだよと言う。
後日、こしらえてくれたのは、こんな感じのもの。
ネギとキャベツを炒め、火が通ったら缶詰のカツオフレーク(味付け)を炒め合わせるという簡単なもの。以来、自分のレパートリーにもなった。
今は味付けに酒を使ったり、ときには豆板醤を加えアレンジしたりと進化しているが、思い出の、ちょっと感傷的な味なのである。
それから数十年。今頃彼女はどこで何をしているか。
んな事は言えるわけもなく、その後何人かの彼女とのごはんでこれをこさえているのだが、ちがう意味でもちょっと感傷的な味だったりもする(笑)