goo blog サービス終了のお知らせ 

酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

佳き日の晩酌 酒は高砂

2016-06-07 | 酒風景
確か、買い求めたのは4月。なんとなく呑む機会がなく冷蔵庫で寝かせてしまったが、にわかに、良いことがあったので昨日開けた。


高砂の蔵元限定品、国士無双の純米大吟醸酒「蔵酒一番しぼり きたしずく」。
冷蔵庫の扉が酒の重さで壊れそうだと言っていたのに、懲りもせず買ってしまった生酒(笑)


道産酒米のホープ「きたしずく」を45%まで磨いたという代物。自分もその血統に惹かれ何となく贔屓にしているところである。

甘酸っぱい果実香。すっきりとした口当たりの中、まろやかな酸味が心地よい。
だめですなあ、グルメくさい言い方。早い話がフレッシュでうま~い!のである。
使用の酒米はまだ誕生して間もないので生かし方が難しいと言われるが、その良さをかなり引き出せているのではないかと思う。ふと感じたところでは、いかにも高砂らしい酒なんだな、これが。

肴はこれ。


稚貝ホタテをバター焼きにし、砂糖・醤油・味醂のタレで照り焼きにしたもの。串に刺したのは楽しいかなと思っただけ(笑)。海の家なんかで売ってるホタテ串をイメージした。

ホタテが国士無双をいっそう美味しくしたのは勿論だが、締めに黒酢で食べたところてんが、ぴたり酒に寄り添ったのが嬉しい。
甘酸っぱいものと相性を発揮するのは吟醸酒が上等な証拠だ。