▲横綱 稀勢の里
大相撲初場所が
はじまりました。
横綱には
試練の場所に
なっているようですね。
今場所は
いわゆる
「不祥事」
のあとの興行ですので
その注目度は
相当高いようです。
それは
15日間分の
前売りチケットが
すでに完売というところからも
感じることができます。
▲日本相撲協会ホームページから
不祥事とはいえ
マスコミでの露出が増えると
何かしら
ブームのようにさえ
感じられるのは
おかしなものですね。
ところで
大相撲は年間6場所で
計90日間の興行です。
しかも場所とは別に
地方巡業もあるわけで
怪我をしても
治す期間が
中々保証されません。
“一年を二十日で暮らすよい男”
の川柳にあるように
その昔は年2場所の時代も
あったとか。
そのくらいが
力士にとっては
ちょうどいいのかも
知れません。
しかし
そもそも
大相撲を
「興行」と捉えれば
なるべく怪我をしないような
忖度
もあって然るべきという
意見もあります。
このあたり
「プロレス」とも
似たところがありますね。
大相撲とプロレス
神事であるところの
相撲とプロレスを並べて論じるな‼️
とお叱りを受けそうですが
興行という観点からすれば
どうすれば観客に喜んでもらえるか
に主眼が置かれるのは
主催者としては当然のこと。
いわんや
相撲ファンにとっては
年6場所ではなく
毎月でも見たい!
というのが本音のところでは
ないでしょうか。
ただし
いわゆる
「ガチンコ相撲」
で毎月となると
素人目にも
体調管理は
厳しいだろうなぁ
と思います。
いずれにせよ
カラダが資本の大相撲ですから
稽古はもとより
しっかりと休息することも
力士の務めでしょうね。
▲横綱 白鵬
ちなみに
横綱審議委員会によって
今場所から
「張り手」が禁じ手のように
なったみたいですが
この禁じ手こそ
神事と興行
のバランスの難しさを
現していると思います。
張り手は相撲技のひとつで
反則ではありません。
しかしながら
横綱は神
という品格ですから
興行的な側面からも
場所を休むことは
難しい。
責任ある横綱にとって
なるべく怪我を避け
優位な状態で
立会いをこなしたい。
そんな思いからの
張り手なのでは
と感じます。
張り手を
禁じ手扱いにすることこそ
現在の大相撲の
立ち位置を示している
と思いますが
みなさんはいかが
思われますでしょうか。
神事と興行
このかんの
不祥事報道は
相撲を支える
私たちの品格も
合わせて
試されています。
いろんな意味で
大きな変化を感じる
平成30年の幕開け!
初場所
ちょっと注目して
みてみましょう‼️