エコでピースな市民のひろば

『ひとりの百歩より百人の一歩』をスローガンにライフスタイルやスピリチュアル系情報を交換するWebひろばです

科学と神

2020年11月28日 | ライフワーク

▲11/27「虎ノ門ニュース」



宗教裁判で刑に問われたガリレオは
多くの批判に晒されながらも
それでも地球は回っている
と自説を貫きました。
いまでは常識ですが、当時としては
とんでもない異端の発言とされました。
信念を貫いたガリレオの
勇気ある行動は賞賛されるべきものです。


しかし
科学者の視点からの考察によると
その態度には問題があると
言わざるを得ない。
11月27日(金)朝の
「虎ノ門ニュース」の中で
武田邦彦先生がそう強調されました。



月イチで放映されている
科学のコーナー
「虎ノ門サイエンス」は
高度な科学的知見に加え
政治、経済の話題を
ヒトとして、また
日本国民としての視点から
わかりやすく解説してくれます。
このコーナーがあるからか
近々のYouTubeでの再生回数は
200万回
を超えていて
益々その注目度が
上がってきているように感じます。



▲11/13 虎ノ門ニュース(再生回数200万回超)




科学者にとって忘れてはならない視点。
それは「神」の息吹を感じながら
研究を進めることが何よりも
大切であると言うこと。


先の
「それでも地球は回っている」は
あくまでもガリレオという
ヒトが見つけた真理であって
それは深淵な神の存在からみれば
ほんの僅かな断片に過ぎない。
従って
「それでも・・・」
ではなく
「私が観測した範囲では・・・」
と言うべきではないか
と言うのが武田先生の見解です。
先生曰く
その視点を持つようになってからは
数々の発見、開発がスムーズに進み
充実した研究者人生が始まった
とのこと。
なるほど!と感嘆しました。
11月27日(金)放映の虎ノ門ニュースの
「虎ノ門サイエンス」は
1時間12分あたりから始まります。



ヒトは
真理や真実を追い求めますが
ヒトの思考や行動に関わらず
自然の営みは深々脈々と流れ続いています。
自然を成らしめている法則には
とりも直さずなんらかの
チカラ
が働いていて
その恩恵によって生かされている
我々にはその
チカラ
に寄り添うことはできても
超えることはできません。



あわせて
科学的思考というものも
結局のところ自分のなかにある
認識以上には働かないということに
先生は警鐘を鳴らされています。
たとえば
紫式部が「飛行機」を見たらなんと言うか?
多分あれは
天狗
だと言う。
幕末の民衆に
黒船が見えなかったという逸話がありますが
あながち嘘ではないかも知れない。
認識できないものは存在できない
からです。



これについては
「笑えるスピリチュアル」で人気の
さとうみつろうさんのブログに
時を同じくして掲載されていましたので
長文ですが添付します。



▲11/27「日本の新首都『新京』」さとうみつろう




繰り返しになりますが
「虎ノ門ニュース」は
政治、経済はもとより
ヒトとしての生き方
日本人らしい生活観など
見失いがちな視点を
思い出させてくれます。
イデオロギーに固執せず
ニュートラルな思いで視聴すると
貴重な情報に触れることができるので
多くの方におすすめしたい番組です。



憂国忌

2020年11月26日 | 歴史日誌

▲三島由紀夫氏


昭和45年(1970年)11月25日から
数えて今年で50年。
実に半世紀の時間が流れました。
憂国忌
として全国では
様々な催しが開かれたようです。


高校生の頃
古文の先生から薦められて
三島由紀夫を読み始めました。
最初の作品は
豊穣の海
でした。
当時は難解な文章を読むために
左手で辞典を引きながら
1ページを読むのに多くの時間を
費やしました。
作品内には仏教に関する記述が多く
おかげて宗教に興味を持つ
きっかけにもなりました。



▲「豊穣の海」全4巻


多感な頃に読んだ作品は
その後の人生に大きな影響を
あたえると思いきや
保守系の論客と呼ばれた三島の思想とは異なる
「左派」の牙城と呼ばれる大学に進み
革新政党系と呼ばれるサークルに入り
反戦平和運動にも関わるようになりました。



それが
今となってみれば
「右派」と呼ばれる三島の思想は
あくまでも印象や
思い込みによる錯誤であって
極めて中道な
むしろ歴史的な視点からみると
実にナチュラルな立ち位置であることが
わかります。
「左派」と呼ばれる活動に
浸かっていた大学時代も結局は
日本の行く末を案じるが余りのことであり
視座を変えてみると
イデオロギーではなく
一致点を数多く見つけることができると
気づきました。
同時に偏った情報に寄ってもたらされる
洗脳
の恐ろしさも知りました。



つまり
敗戦を生んだそれ以前の歴史
たとえば維新や幕末の動乱
さらには江戸時代の統治機構について
知る必要があり、何よりも
天皇の存在なしには
分かりようのない我が国の
リアルな歴史を学ばなくてはなりません。
竹田恒泰さんの作品は
そのことを実にわかりやすく
面白く解説してくれています。



▲amazon「天皇の国史」



我が国にとって
天皇とは何なのか?
為政者?統治者?権威者?
憲法でうたわれている象徴(シンボル)?
恐れながら自分なりの
天皇観を持つことが歴史を知り
日本を知ることに繋がります。
一見
タブー視されているテーマですが
ここは避けて通れない。
先祖を含めた今の自分を支える
背骨の存在は脈々と受け継がれていきます。


憂国忌を迎え
思想信条を超え
改めてそのことを肚に尋ねる
良い機会だと感じます。
「はじめての日本国史」
こちらもオススメの一冊です。


▲赤塚高仁「お父さん、日本のこと教えて」




▲YouTube「三島由紀夫 入門! 没後五十年 を迎える今改めて 三島 文学 の魅力にせまる」




長命草(ボタンボウフウ)

2020年11月25日 | 食日誌

▲YouTube◎11月19日竹田恒泰チャンネル



知る人ぞ知る
利尻昆布ラーメン
がようやく届きました。
東京の虎ノ門ヒルズのそばで
営業されている「くろおび」は
作家であり実業家でもある
明治天皇の玄孫
竹田恒泰さんがオーナーを務める
ラーメン店です。


コロナ禍で売り上げは激減したものの
ネット通販のための工場を立ち上げ
従業員をひとりも解雇せずに
今日まで営業されています。
通販が始まった頃は
生産量が少なく
なかなか手に入りませんでしたが
最近になって増産され
ウチにも先日宅配されました。
11月末までの限定ですが
竹田さんのご自宅で調合された
お茶パック(1袋)がラーメンとともに
同封されていました。



▲お茶パックつき


▲「長命草」は2番目の含有量



実はこのお茶
すべて竹田さんご自身が調合されたもので
すべて国産の、しかもかなり希少な原料が
多く含まれています。
たとえば
含有量の2番目にある
長命草/ボタンボウフウ
は沖縄県の離島の絶壁に生息する
長寿が伝えられる恵みの草だそうです。
小売り価格は約7万円/キロ。


「くろおび」ではお客様への感謝から
水でなはくこのお茶を出されているそうです。
もちろん無料で。
今回は何を隠そう
ラーメンが目当てというよりも
この茶の味見が要諦です。
お茶パックには
煮出しても安心な素材
ポリ乳酸
を使っていて
オーナーのこだわりの強さが
ヒシヒシと伝わってきます。



なお
このお茶に関する詳細は
冒頭に添付したYouTube
「竹田恒泰チャンネル」の
27分40秒から33分30秒前後で
解説されていますので御覧ください。



▲通販は2食入り2600円




「お茶物語」には
オーナーのこだわりが
びっしり詰まっていますので
以下に添付しました。
ラーメンはもちろんのこと
お茶を味わうだけでも
お店に行く価値があると思います。
東京周辺の方
また東京へ旅行や出張の折には
どうぞお訪ねください。






▲利尻昆布ラーメン くろおび

蒜山(ひるぜん)の休日

2020年11月23日 | 趣味日誌

▲大山隠岐国立公園



連休は家族で
蒜山の貸し別荘で過ごしました。
蒜山は大山、三瓶山とともに
大山隠岐国立公園に指定されている
人気の観光地です。


広島市から車で約3時間。
家族4名で向かいます。
安全を考えて
ハチくんは
丈夫なケージで荷台に乗せますが
動けないのでちょっと不満そう。
PA毎にDogRunで休憩します。



▲ちょっと不満そうなハチくん


蒜山といえば
美味しい乳製品が魅力です。
まずは蒜山ジャージーランドで
「ソフトクリーム」を堪能。
そして昼食は
2011年にB-1グランプリを獲得した
「蒜山焼きそば」を頂きました。
ジンギスカンのタレで味付けをして
具材に地元の鶏肉やキャベツを
使っているそうです。



▲蒜山やきそば


▲露天風呂


さて
別荘に到着するや否や
まずは露天風呂に。
チェックアウトまで
食事と睡眠の時間以外は
湯船に浸かっていたような
そんな「風呂旅」ならぬ
ゆったりノンビリの休日になりました。
露天風呂は3~4人が
一度に入れる程の広さがあります。
追い炊き機能付きのリモコンがあり
使い勝手の良さが魅力です。
温泉ではないんですが
囲んだ石から出る赤外線のおかげか
上がった後も
カラダはずっとポカポカでした。



ところでハチくんですが
見渡す限りフカフカの草むらが拡がる
DogRunをご機嫌に駆け回っていました。
普段はランに入ってもペタペタと歩くだけなのに
今日は全力で飛び回り挙句に柵に激突!
バツが悪かったのか
その後は素知らぬフリを決め込む次第。



▲柵に激突!


▲夕陽に染まる蒜山


▲日の出を眺めるハチくん


夕陽に燃える蒜山を眺め
溢れそうな星空にため息をつく夜の時間。
早朝は
霜に覆われた落ち葉を踏むと
乾いた音が辺りに響く。
冷え切ったカラダに
一杯のコーヒーがありがたい。
山でのひととき。
贅沢な休日となりました。



カフェのオーナーさん曰く
ここ三年程は雪が少ないけれど
この冬は沢山降りそうだ、とのこと。
久しぶりに雪山登山をしてみようかな
って思っている
「新嘗祭」の昼下がりです。



ご縁ということ

2020年11月11日 | 伊勢の神宮

▲SYD伊勢青少年研修センター



「縁」というのは不思議なものです。
どういうわけで人と人は出会うのか。
そこに力学的な法則でもあるかのように
縁の糸は紡がれていきます。



出会いは
ご先祖が引き合わすという人もいれば
潜在意識のチカラだという人もいる。
「袖すれあうも多生の縁」は
起こることすべては単なる偶然ではなく
深い因縁によって起こるものという
仏教的な教えに基づくことわざです。
すべては必然の仕組みの中での出来事だ
とわかれば縁の大切さは言わずもがな
ということでしょうか。


さて
毎年この時期になると
12月の中旬に執り行われる神宮の
月次祭
のことを思い出します。



神宮は
年間1500回挙行される祀りのなかで
6月、12月の「月次祭」と
10月の「神嘗祭」を三節祭として
最も格式高く執り行われています。
毎年300名程度でしょうか
奉観を希望する者には門戸が開かれていて
松明の下、神官の厳かな足音が響く
神宮の境内の様子を間近に観ながら
我が国の歴史の深さ、伝統文化の美しさを
感じることができます。



10年前
就農時に作付けした米の銘柄が
いせひかり
でした。
それまで
伊勢に関心をもったこともなく
伊勢がどのあたりにあるのかも
あやふやな状態だったものが
まさにここから伊勢と繋がり
修養団の特別講習会に
毎年のようにお邪魔するようになりました。





特別講習会は
プログラムの中で
月次祭を奉観し、奉観前に禊をし
そして御垣内参拝を行うという
なんとも贅沢な内容です。
いわゆる観光目的では味わえない
まさに有難いご縁をいただきました。



この10年のなかで
20年に一度の遷宮に関わる
「御白石持行事」「大神嘗祭」など
一生の思い出になるようなご縁も
いただくことができました。
今年はコロナ禍のため
細心の注意を払いながらの
講習会になると思います。
大きな時代の変化を感じる昨今
関心を持たれた方が多く参加されることを
願っています。






今年も地元、広島から車で参ります。
片道約6時間ですが
伊勢とのご縁は時間と距離を超越する
不思議なチカラを感じます。


▼特別講習会申込みフォーム


あれから40年

2020年11月09日 | 映画日誌
11月7日はスティーブ・マックイーンの命日でした。
1980年、50歳没。すでに40年も前になります。


彼の出演した映画の多くは
劇場ではなくテレビで見たのですが
なかでも「大脱走」のバイクでの逃走中
鉄条網に絡まるシーンの痛々しさに
子供ながら身もだえたことを覚えてます。




「タワーリング・インフェルノ」では
消防隊長の頬に付いた黒いスス痕が
なんともかっこ良く、墨汁で真似るも
彫の浅い顔には似合わないことに
落胆したものです。



1971年
彼が40歳を超えての作品
「栄光のルマン」
は最も好きな作品のひとつです。
スティーブが
自ら率いるプロダクションによって
総力をあげて作り上げた作品にも関わらず
興行的には芳しくありませんでした。



▲YouTube「その男とルマン」予告編




いわゆるセミドキュメントの作品ですが
「ただ走るだけの映画」と揶揄されつつも
クラッシュシーンなどからは
撮影の過酷さが伺えます。
命を掛けて高速で駆け抜けることだけに
執念を持って取り組んだスティーブの思いが
しっかりと詰まった作品だと思います。





ラストシーンで
ライバルに向けてスティーブが
笑顔で2本指を振り上げるシーンがあります。
このスマイルが作品の要諦だと感じます。






画質はイマイチですが
「栄光のルマン」は全編
YouTubeでの視聴が可能です。
カーレース好きの欧州人の様子や
スティーブの勇姿、そして
ルマンの高揚感を味わえます。


加えて「ポルシェ20番」の
オシャレなカラーリングにも要注目。
半世紀も前の作品とは思えないカッコよさです。

合掌



▲YouTube「栄光のルマン」

時代のムーブメント

2020年11月01日 | ライフワーク
早いもので今年も霜月
11月を迎えました。
10月はこれまでになくブログの更新に
気持ちが回らないほど多忙で
それはそれでありがたいことなんですが
取り巻く空気感がなんだが
落ち着かない感じもして
あっという間の1ヶ月でした。
満月にはじまり満月に終わるという
記憶に残る月でもありました。


さて
10月31日(土)夜の
NHKスペシャル
「作曲家・筒美京平」を見ました。
あるプロデューサーは
彼の数々の作品の中から
「木綿のハンカチーフ」の旋律について
極上の味噌ラーメン
と表現されました。


▲YouTube「木綿のハンカチーフ」


香港で食べる拉麺は
ちょっと香りがキツ過ぎる。
それを日本の伝統的な味噌と
掛け合わせることでオリジナルの
日本のラーメンができた。
筒美京平さんの作品は
洋楽と邦楽の旋律を絶妙にミックスし
それは僅か1音足すことで
作られていることに驚かされました。


また
作詞家の松本隆さんは
筒美京平さんとの出会いは
「メインストリーム」と
「サブカルチャー」の闘いだった
と言われ
ひとつの時代を作った
彼との思い出を静かに語っていました。



あの時代を
ともに経験したものとして感じることは
日本の歌謡曲は昭和50年代をピークに
昭和天皇が崩御された1989年を境に
「バンドブーム」によって塗り替えられ
いわゆるメインストリームが
歌手からグループへと転換しながら
多くの才能が開花する時代へ
変わっていきました。
そして今日では
YouTubeなどの配信環境の変化によって
個人の発する情報がダイレクトに
ムーブメントに繋がる時代になりました。



番組の中で
もっとも印象的だったシーンは
ブームやムーブメントと呼ばれる現象には
一定の法則があって
それは常に社会の成熟が先行してその後
音楽などの文化が生まれてくる
というもの。
換言すれば
必要とされる文化のみが
時代によって出現するとも言えます。



▲YouTube「鬼滅の刃」予告編



昨今の「鬼滅の刃」のブームも
この時代に必要とされた作品なのでしょう。
幼少期は「ウルトラマン」や
「仮面ライダー」などの
勧善懲悪ストーリーが中心でしたが
善と悪の対立がものごとを判断する
中心的な規範となる価値観は
今の時代には相応しくない。


今の時代は
その持つ優しさから悩み
苦しみながらも閉塞感のある社会を
何とか生き抜いている一人ひとりの
ストーリーにこそドラマがある。
「鬼滅の刃」のブームは
すでに時代が変わっていることを
伝えているように感じます。



と同時に
大きな転換点を支え
乗り越えていくのは
いつの時代も若いエネルギーに
拠ることを期待せずにはおれません。
時代は優れて
良い方向に進んでいます。



さて霜月は
どんな月になるでしょうか?
ワクワクします。