広島県世羅郡世羅町の
甲山(こうざん)に
龍華寺(りゅうげじ)という
お寺があります。
世羅郡の東部一帯は
鎌倉時代は紀州高野山領の
大田荘(おおたのしょう)でした。
いわゆるお寺の領地ですね。
つまり
お米を中心とした
食糧供給地だったわけです。
龍華寺は弘法大師空海が開基した
大田荘経営の中心的存在です。
したがって
山号は今高野山(いまこうやさん)
といい瀬戸内三十三観音霊場
第二十九番札所でもあります。
丹生・高野明神も歓請され
十二院が一山をなしていました。
現在は二院が残るのみですが
当時は随分と賑やかだったと思います。
春は桜
秋は紅葉がキレイですよ。
さて先日、小雨降る昼下がりに
立ち寄ってみました。
ゆるやかな坂を上り切ると
鳥居が見えてきます。
境内は人影がなく
ひっそりとしていました。
かなり
寂しい印象です。
空海さんの霊氣を
感じられたかな。。。。。???
般若心経を拝読して
帰路につきました。
すると
下の画像の正面にある空き地が
目にとまりました。
ちょっと気になるんで
足を踏み入れてみました。
この日は小雨で
曇天だったのですが
この場所に入ると薄っすらと
光が差し込んできます。
そして強風が一定方向に吹いています。
なにか
異様な雰囲気!!
何かが奔ったのか????
その様子を動画に収めました。
「龍の奔る杜」↓↓↓YouTube
風や光や音は自然現象。
ゆえに
見方、感じ方は人それぞれです。
かつて祖先は
風の中に魂を感じ、光に感謝し
手を合わすことを
習慣としてきました。
大切なものは
今も昔も変わりません。
愛にみたされた
平和な地球になりますように。