▲dailymotion「100分de名著」/池田晶子“14歳”からの哲学 23分50秒
2007年、46歳で逝去された哲学者、池田晶子さん。
2003年に出版された著書
「14歳からの哲学」は現在でも
多くの人に読まれていてAmazonの
哲学書ランキングで「3位」に入っています。
冒頭の動画は
東日本大震災から10年を迎える今年
放映された「100分de名著」です。
身内を亡くした悲しみから
今も多くの方々が逃れられずにいます。
生老病死など
人間には避けがたい「苦」に囲まれています。
その「苦」とは何か?
動画のなかで解説者は
少し言葉に詰まりながら以下のように述べています。
君の中に真理が眠っている
しっかりと感じて思い出すんだ
苦しみは真理に目覚める
きっかけになるということ。
人から教わる「真理」ではなく
もがき、苦しみながら考えること。
14歳というと中学2年生。
あのころのことを思い出すと確かに
私とは何か
の答えを探すため
心理学者の宮城音弥さんの著書を読み始め
「夢分析」のユング心理学に出会いました。
結局のところ多感な時期の考察が
今のワタシを組み立てていることを実感します。
そして今もその問いの途上にいます。
▲Amazon
「14歳からの哲学/考えるための教科書」は
本当のワタシに出会える名著です。