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譲位@即位@元号

2018年01月14日 | いろいろ日誌

▲平成29年12月1日「皇室会議」


天皇陛下は
平成28年8月に
ご譲位のお気持ちを
以下のように表明されました。


「社会の高齢化が進むなか、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います」

「これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました」



特例法によって
天皇陛下のご譲位日が
平成31年4月30日に決まりました。

陛下の思いを受け
ようやく
法的な手続きが
整いました。




ところが
ここにきて
歴史的、伝統的な視点から
ちょっと首を傾げたくなるような
事態が動きはじめています。



それは
空位(くうい)
という
あってはならない状態が発生する
可能性がある
ということです。



先の昭和天皇崩御の際
約1時間後に
「三種の神器」
の継承の儀が執り行われました。


皇位は
一瞬たりとも空位があってはならないため
いつの時代も継承に関しては
ただちに行われています。


お断りしておきたいのですが
法的な問題はあるにせよ
一国民として本来
陛下のお言葉について
議論するということは
極めて不敬な事だと思います。


あくまでも
そのような観点の上で
どうしても疑問が拭えないのは

ご譲位は4月30日
ご即位は5月1日


と日付けを分けた件です。


空位が1日に及ぶことは
法的な問題以前に
皇位継承に関する
重大かつ緊急な問題です。


知らないはずのない
要職の方々の見識は
どうなっているのか。



このあたり
政府、宮内庁内に
何かしら
ご譲位をこころよく思わない
勢力でもあるのではないか
と疑ってしまいます。



▲link:宮内庁ホームページ



いずれにせよ
ご譲位、ご即位は
同時に行われることが
基本であることを踏まえ
今後の論議、報道などを
注視していきたい。


合わせて
過去ブログで紹介しました
元号については
ご譲位、ご即位が
滞りなくお済みになった後に
制定されても良いわけで

譲位@即位@元号

をセットで考えるべきでは
ないと思います。




▲過去ブログ「元号」平成30年1月6日



歴史的、伝統的な面からも
現在の皇位継承に関する
政府他の動きについては
もっと慎重であるべきだと
感じましたので
ブログで紹介しました。



なお
皇位継承の
歴史、伝統、法律については
竹田恒泰さんのブログ、動画が
大変参考になりますので
ご興味のある方はご覧になって
みてください。


▲竹田恒泰チャンネル