エコでピースな市民のひろば

『ひとりの百歩より百人の一歩』をスローガンにライフスタイルやスピリチュアル系情報を交換するWebひろばです

日常のとらえ方

2020年08月30日 | 映画日誌


平成28年、今から4年前の5月
当時のアメリカ大統領オバマ氏が
広島市を訪問し
記憶に残るスピーチをされました。


当時
一部の識者からは
「謝罪の言葉がなく残念」
という批評もありましたが
アメリカが非戦闘員に対して
無差別攻撃をしたことを
公式に認めたことに
驚きを隠せませんでした。


以下
そのスピーチの一部を添付します。


なぜ私たちはここ、広島を訪れるのか。
私たちはそう遠くない過去に解き放たれた恐ろしい力に思いをはせるために訪れるのです。
10万人を超す日本人の男女そして子どもたち、何千人もの朝鮮人、十数人の米国人捕虜を含む死者を悼むために訪れるのです。
彼らの魂が私たちに語りかけます。
私たちに内省し、私たちが何者なのか、これからどのような存在になりえるのかをよく考えるように求めているのです。




その後
アメリカ大統領選挙において
民主党政権から共和党に代わり
トランプ氏が大統領に。
時代が逆行するかのような
アメリカの有権者の判断に対して
大きな疑問と不安を感じました。
しかし
トランプ氏の政策や言動を見るにつけ
それはスピーチを揶揄するものではなく
「アメリカ・ファースト」を掲げる
アメリカ人の
日常の幸せ
を一番に考えるからであると
感じるようになりました。


紛争や戦争は
日常が突然失われてしまう。
当たり前の日常の中に
豊かさと幸せ感じられること。
このことが
人生の目的のひとつです。


それぞれの国の人々が
それぞれの日常で
幸せを感じて生きる。
幸せな国民同士が
争いをすることはありません。


ところで
「ある日本アニメ映画に米国で最大級の賛辞!!共感と称賛の声が!」
と題した動画がYouTubeに
アップされています。


▲火垂るの墓



つい75年前の出来事は
当たり前の日常の有難さを
教えてくれています。



ちなみに
上記の動画をアップされている
KoaraKoaraさんのチャンネルには
外国からみた日本の
文化や技術に関する
クオリティの高い動画が
多数アップされています。



▲KoaraKoara



8月も終盤ですが
まだまだ暑い毎日です。
どうぞご自愛ください。



(続)ヒドリド

2020年08月27日 | いろいろ日誌



先日
一般社団法人
「地球環境改革再生機構」
が開発した水の中に
ヒドリド(水素化物イオン)
が発生しているのではないか
という内容について書きました。
今回はその続編です。



冒頭の画像のように
電子を2つ抱えている水素を
ヒドリド(hydride)と呼び
その存在は
平成28年の論文で
はじめて明らかになりました。



▲共同発表「ヒドリドイオン伝導体の発見」



こののち
研究は飛躍的なスピードで進み
リチウムイオン電池に変わる
新しい高性能な電池開発へと
進むことにになります。


ヒドリドイオンを使うことでの
革命的な変化を一言で言うと
電池が

液体から固体になった

ということです。





市販されている
乾電池やリチウムイオン電池は
上の図にあるように
正極と負極の金属に間には
「有機電解液」が存在します。
したがって
衝撃や熱に弱く
液漏れや膨張といったトラブルに
繋がる脆弱性があります。



しかし
ヒドリドイオン電池ですと
電解質が固体になり
衝撃や熱に極めて強い。
しかもリチウムイオン電池以上の
性能を発揮するという画期的な電池です。
ちなみに
リチウムイオン電池の仕組みは
以下の図のようになります。
なお
湿電池から乾電池までの歴史が
パナソニックの
ホームページにありましたので
あわせて添付します。






▲パナソニック「電池の歴史」



エビデンスの薄い情報にはなりますが
ヒドリドイオンについては理論上
随分と前からその存在は知られていて
特に国の安全保障の観点からも
研究が進められていたと言います。



これはすでに
公開された情報ですが
日本の新型潜水艦にはすでに
ヒドリドイオン電池を搭載し
実戦配備されているそうです。



▲バッテリー稼働の時代



新技術は常に
安全保障が優先される
という法則は今も生きているようです。
コンピューターもインターネットも
所謂、軍事技術が民間化したように
ヒドリドイオン電池も
ようやく一般化しそうです。


ちなみに
国内メーカーの「村田製作所」が
全固体電池の生産、販売を開始すると
リリースされました。
動画を添付します。



▲YouTube



ヒドリドは
新しい生活のキーワードに
なるかも知れません。

平場(ひらば)ということ

2020年08月25日 | いろいろ日誌


ブログの管理画面には
開設から今日までの日数が表示されています。
今日8月25日現在で4479日。
投稿数は983件になりました。
一応、カテゴライズはしていますが
特にテーマにこだわることなく
何となく気になる話題を投稿してきて
12年になりました。


当時の関心事であった
「地球温暖化」をテーマにしながら
それに付随して農業や趣味に関する話題を
日記的に書き始めたのが
このブログを始めたきっかけです。
したがって
専門性のある話題や
思想信条に関する話題は
深堀りせずサラッと触れる程度の内容が
多くなっていると思います。


ここ数年は
「スピリチュアル」
と呼ばれるカテゴリーを追加したことで
エビデンスが曖昧な
所謂「不思議系・都市伝説系」の話題も
取り扱うようになってきました。
きっかけは
引き寄せの法則
鏡の法則

と呼ばれる潜在能力開発セミナーに
参加するようになったことです。


なかでも
このブログにたびたび登場する
阿部敏郎さんとの出会いについては
天河神社でのセミナーが印象的で
ほぼ毎年のように奈良県の山奥まで
足を運ぶようになりました。


▲阿部敏郎さんブログ「かんながら」



また
時間的にはさらにさかのぼりますが
伊勢の神宮で毎年執り行われている
月次祭や神嘗祭に参列させてもらうようになった
「修養団」の研修もいわゆる
スピリチュアルに目覚めるきっかけに
なったように思います。



▲SYD伊勢青少年研修センター



この2つの場の共通点は
様々な事を教わる場でなはく
参加者それぞれから生き方が伝わってくる
平場(ひらば)
であるということです。
国籍、年齢、性別、肩書などは不問で
なおかつ思想信条が邪魔になるほど
自然体でゆったりとした時間が流れます。



平場を辞書でひくと
「普通の場所」とあります。
もしかすると
日常生活の喧騒は
「特別な場所」の産物であって
本来もっと自由であって
良いのかも知れません。



昨今のコロナ禍は
益々、自由を奪い
「平場」から遠ざかっていくように
感じてなりません。
感染者と呼ばれる人は
あくまでも罹患者であって
差別の対象ではありません。
ましてや
検査上の陽性者は
罹患する可能性があるだけで
感染者でも発症者でもありません。
実際に
どの程度の差別的な事案があるのかは
報道からはうかがい知れませんが
戦後
被爆者がいわれなき差別を受けたように

被害を受けるものは差別される

という
社会学的な法則は変わらず
日本社会の底辺に生き続けていることに
深い悲しみを感じます。



▲NHK「原爆の記憶」



早朝の報道番組で
障害を持った家族が集う会
「きょうだい会」
が紹介されました。


▲きょうだい会(名古屋)



▲NHK Web特集「きょうだい児のあなたへ」



障害者を支える家族の苦悩は
経験した者にしか分からない。
また
様々な病気や怪我によって
家族の支えがないと
生活に支障がある方も
少なくないと思います。



地域、行政、国が
家族に負担感を持たさないように
豊かにのんびりと暮らせる
平場を実現するには
どうすればよいのか。



それは
国民一人一人が
そうあってほしいと
願うことから始まります。



近い将来
「被害を受けるものは差別される」
社会から
「被害者は厚遇される」
社会に変わっていくでしょう。
社会は必ず
より良い方向に進んで行くと信じます。



コロナ禍は私たちに
価値観の転換を
呼び掛けているように
感じてなりません。

ヒドリド

2020年08月23日 | いろいろ日誌

▲過去ブログ「土と内臓2」



過去ブログにて一般社団法人
「地球環境改革再生機構」
を紹介しました。
本社を東京に置きながらも
広島を新たな拠点として
地球環境の改善にむけた商品の
開発、普及に尽力されています。


いわゆる
「電子機能水」
の製造機の販売、ならびに
水の小売りを行っており、徐々にですが
この水の効能を理解した人たちによって
利用者が拡がっています。
不定期ですが
この水に関する学習活動が行われており
先日会合に参加させていただきました。


この
電子機能水に含まれているものは何か?
それが最も興味あるところですが
実にシンプルで
以下の4つの物質で構成されています。


1.カリウムイオン(Ka⁺)
1.水酸化物イオン(OH⁻)
1.水素イオン(H⁺)
1.電子(e)



あくまでも仮説の段階ですが
機能水生成の際に電子を2つもった水素
いわゆる
「ヒドリド」
が生成されているのではないか
という説明がありました。




通常、水素は
陽子(+)1つに対し電子(-)1つで
「プロトン」と呼ばれています。
同位体である重水素も
中性子の数が増えるだけで
基本的な構造は同じです。






しかしヒドリドと呼ばれる
水素化物イオンに関しては
電子を2つ抱えていて
エネルギー的には
極めて高い状態になっていると
いわれています。
そこで
興味深い一文を見つけました。


「生体内のエネルギー産生について」
炭素を直接酸素と反応させる燃焼と違って、生体内で炭水化物をエネルギー源として用いるには、そこから電子(ヒドリドイオン)をはぎとり、酸素と反応させ、水の生成とともに放出されるエネルギーを利用する。そうして生じたエネルギーは水素イオンポンプを駆動して水素イオンの濃度差を作り出すために使われる。水素イオンが濃度差に従って流れ込む際にATP等の高エネルギーリン酸結合を有する物質が生産され、さまざまな細胞内化学反応を推進するエネルギー源となる。




つまりヒドリドとは
生体内でのエネルギー源だということ。
DNAという設計図を基としながら
ミネラルなどを材料に人間のカラダが
つくられています。
しかし
家をつくるために大工さんが必要なように
カラダをつくるには「ATP」という棟梁が
必要です。
そこへのエネルギーを供給するのが
ヒドリドの役目、ということのようです。



したがって
動植物の生体内で必要とされる
エネルギー源を直接供給可能であることが
電子機能水、または電子肥料と呼ばれる
この水の正体です。


農業分野では
化学肥料との併用が可能です。
土壌の再生を担いながら
植物内の硝酸塩の生成を抑えます。
畜産業においても
動物の内臓の働きを整え
健康な状態を維持します。
その他
医療や環境技術の分野においても
様々な検証結果が得られているようです。



▲環境改善の取り組み




水は実に奥が深い。
まだまだ不明な点が多いので
この水を使い、実証しながら
引き続き学習活動に参加したいと
思っています。

出雲國石巡礼(3-3)

2020年08月12日 | スピリチュアル日誌
須田郡司さんの丁寧な説明が
大変印象的な石巡礼ツアーも
夕刻に解散となりました。


出雲という土地は出雲大社という
所謂「観光資源」を中心としながらも
土地から得られる強力なエネルギーによって
多くの人々を惹きつける場所だな、と
ツアーに参加すると実感できます。


そんな訳ですから
出雲大社の参拝はもとより
近隣の神社、磐座巡りも
是非、おすすめしたいと思います。
ツアー日程はホームページに掲載されています。
興味のある方々
電話、メール等でお問い合わせください。



▲出雲國石巡礼ツアーページ



さて巡礼の後は
米子市の皆生温泉に移動して
恒例の「直会」です。
日本海を目の前にしたホテルの部屋からは
鮮やかに輝く朝日、夕陽を見ることができます。



現在
「Go Toキャンペーン」中でもあり
客室は満室状態とのこと。
直会会場のレストランは
連休ということもあって家族連れの
熱気で溢れ返っていました。

余談ですが
コロナ禍の折でも
食事はステーキやお寿司などの
出来立てバイキングも一部あり
密を避けながらも、顧客満足を優先させた
ホテルの計らいにとても感動しました。


▲お品書きの添えられた前菜


▲ビールはピッチャーで!


しかし
時節柄
カラオケバーやラウンジは休止となっていて
宿泊客の多くは、大浴場やゲームセンターでの
時間を楽しんでいるようでした。
そんななか
カクテルが楽しめる
ティーラウンジだけは営業していて
直会の二次会はそこに移動。
おかげさまで
貸し切り状態でお酒を楽しみ
直会の夜が暮れていきました。


▲水盤に浮かぶラウンジ


▲バーテンの吉岡さん


次の日
特に予定はなく帰省の道程にある
場所へと向かうため米子道を南へ進みます。
まずは大山へ。
モンベル大山店の近くにオープンした
焼き立てパンが美味しい
モンベルフレンドマーケットで小休止。
ミルクたっぷりのソフトクリームに大満足しつつ
大山の雄大な姿に暫し感嘆!


▲大山


▲サムハラ神社御神木


さらに米子道を南下し
中国道経由で津山に入り
週末は参拝客で行列ができるという
里山の神社
「サムハラ神社」へ行ってきました。
2015年に発刊された
物理学者の保江邦夫さんの著書から
火がついたとされるこの場所は
案の定
他県ナンバーの車で参道沿いは大渋滞。
合わせて女性の占有率は70%超で
お独りでの参拝の方も多く見かけました。
現地では
何かしらイベントのようなモノも
開催されていて長居は難しそうでしたので
お詣り後すぐに下山し、遅めのランチを
いただきました。
ランチは昨日につづき、またまた
「カレー」になりました。



▲「カフェ藍」のカレーランチ(FacebookページLink)



今回のツアーは
ギックリ腰に始まり
一時はどうなるかと思いましたが
磐座で癒され、温泉でも癒され
美味しい食事に囲まれた
幸せな時間を満喫することができました。
巡礼とはまさに
聖なるものは己と共にあることを知ることだと
あらためて感じた有意義な2日間でした。



▲YouTube「立石神社の蝉時雨」


出雲國石巡礼(3-2)

2020年08月11日 | スピリチュアル日誌
出雲國石巡礼の後半です。
午前中の雨模様から
過ごしやすい曇り空になりました。


出雲大社から
島根半島を東に進みます。
南に宍道湖を見ながら向かうその場所は
巨石が鎮座する立石(たていわ)神社です。
県道から少し下がった場所にあるそこは
社殿を持たない磐座だけの
神秘的で神聖なパワーに溢れています。
夥しい「ヒグラシ」の羽音を浴びながら
暫くその場を味わいました。



▲立石神社磐座


次に
車は松江市内を進み
「神魂(かもす)神社」に向かいます。
ここの本殿は
現存する日本最古の大社造りで
国宝に指定されています。
以下の画像は
手水社で撮影したモノですが
青竹をフシの下で切り
竹の枝2本をそのまま把手にした
柄杓の様子です。
こんな造りは初めて見ました。




▲Wikipedia 神魂神社本殿(最古の大社造)


国宝になるほどの
由緒ある神社ですが
実はここの境内地には
立正大学淞南高校があります。
Googleマップで上空から見ると
よくわかります。




昭和30年代に
境内地を削って
高校がつくられたらしいのですが
造成された際にどうやら神籬のような
場所があるとの報告があったようです。
それが
上空写真の中にある
出雲大神宮
と言われる場所です。


所有権は
淞南高校になるのですが
その重要性を鑑み敷地を整理し
きちんとお祀りされるようになりました。
現在
学生達の手によって定期的に清掃活動が
されています。
須田郡司さんが作成された「巨石マップ」によると
通称「宿弥岩」とも呼ばれるこの場所について
以下のブログに詳しく紹介されています。


▲ブログ「出雲大社の歩き方」



▲立正大学淞南高校



▲宿弥岩前で撮影(太陽神経叢に光が入りました!)


この場所は一種独特で
上空から渦を巻きながらエネルギーが
降り注いでいる感覚に包まれます。
熊野三山の聖地
「玉置神社」の遥拝地
「玉石社」に似た
エネルギーを感じました。


ちなみに
神魂神社から出雲大神までは道がなく
直接行くことはできません。
必ず淞南高校の正門を通っての参拝になります。
したがって
参拝には高校からの許可が必要だそうです。
須田郡司さん曰く
事務室に届け出を行い参拝してください
とのことです。


ところが
高校内でクラスターが発生した
との報道があり現在校内への
立ち入りが制限されています。


ツアーでは
「巨石マップ」が配布されます。
出雲國編と出雲市編の2冊です。
このマップがあれば
どこに磐座や神籬があるのか
一目瞭然です。
マップを手に入れることが
できるだけでもこのツアーに
参加する価値があります。




ツアーの詳細は
VOICE OF STONEの
ホームページをご覧ください。


▲VOICE OF STONEホームページ



出雲國石巡礼(3-3)につづきます。

出雲國石巡礼(3-1)

2020年08月10日 | スピリチュアル日誌

▲VOICE OF STONE公式ブログ


8月8日(土)
VOICE OF STONE事務局主催イベント
座・ロックツアー「出雲國石巡礼」に
参加しました。
このツアーは
出雲大社を皮切りに
日御碕神社や立石神社など
磐座が鎮座する聖地を車で巡る内容です。
アテンドは「石の写真家」で有名な
須田郡司さんです。


▲須田郡司さん


今回で
4回目の参加になりますが
ツアーのたびに新しい発見があります。
今回
最も印象的だった場所は
命主社と神魂神社
です。


命主社(いのちのぬしのやしろ)は
大社正面の鳥居から
歩いて10分ほどの場所にあり
樹齢1000年のムクノキが
社を守るようにそびえています。


▲出雲観光ガイド



実は
ツアー参加の前々日の仕事中
ギックリ腰
になりツアー参加が危うい状態でしたが
ベルトとテーピングでなんとか
歩ける状態になりました。
したがって
このツアーがリハビリになるかも
という期待も若干ありつつ当日を迎えました。


命主社の裏手に
知る人ぞ知る不思議な場所があります。
真菰が巻かれたご神木を中心にしたここは
所謂「神籬」(ひもろぎ)と呼ばれるところで
今風にいうと
パワースポット
なのかも知れません。
というのも
ここでご挨拶をした後のこと。
不思議なことに腰の痛みが
スーと引いていくのが分かりました。


ここは寛文5年(1665年)
出雲大社の寛文御造営の際に
命主社の裏の大石の下から
勾玉(まがたま)と銅戈(どうか)が発見され
重要文化財に指定されています。
霊験あらたかな場所と言えますね。


▲ご神木に蛇に似せた形の真菰を巻いています


思い出すこと
初めて出雲大社を訪れた
約10年ほど前のことです。


大社のお詣りを済ませ
帰ろうとしたものの背中から
押されるようなチカラを感じました。

そのチカラに従って
真名井の清水にむけ街道沿いを
のんびりと歩いていると
「あんた、どこからきたんや?」
と不思議な雰囲気を持つ
高齢の男性から声を掛けられました。
どうやら地元の方らしく
出雲に来たならココに行っときなさいと
言うが早いか案内された場所が
命主社の裏手のこの場所でした。


これはあとから分かったことですが
その方は「Oさん」というお名前の方で
地元ではかなり有名で
現在90歳を超えて益々お元気だとか。
異次元の香りのする
エネルギーたっぷりの方でした。


▲Oさんのイメージ(画像は志村けんの「神様」)


さて
その後何社か巡りましたが
お昼を過ぎましたので
「まないな」
でお食事タイムとなりました。
特製「ベジカレー」を頂きました。
美味しかった~!!!




▲出雲観光ガイド「まないな」



13時過ぎに食事を終了。
午後の部は出雲を離れ
松江方面に向かいます。
午前中は
少雨が降ったりやんだりでしたが
午後からは曇り空にかわり
過ごしやすい気温になりました。


出雲國石巡礼(3-2)に続きます。

あの頃の夏休み

2020年08月03日 | いろいろ日誌



昭和40年代、小学校低学年。
夏休みには必ず「昆虫採集」でした。


近所の文房具屋さんで
注射器入りの昆虫採集キットを買って
セミを捕まえては意味も分からず
赤色の薬液を注射していました。
今でもAmazonで
売っているようです。


セミのなかでも
「クマゼミ」は特別で
「アブラゼミ」や「ツクツクボウシ」と比べると
なかなか捕まりにくい希少なセミでした。
そんなわけで
「クマゼミ」には青色の薬液を
注射したものです。



夏の草むらには
よく「チョンギース」がいました。
鳴き声がそのままなので
それが学名かと思いきや
調べてみると
「ニシキリギリス」が
正式名称です。
本州の西側に生息しているキリギリスで
関西より東側には
「ヒガシキリギリス」が生息しています。
西と東で鳴き声が微妙に違います。






毎月第一日曜日は恒例の
「Luna Relax」の日。
自宅まで出張してもらい
快適な時間が流れます。



▲Luna Relax



施術が始まりしばらくすると
近場で虫の鳴き声がしてきました。
室内で鳴いているかのように聞こえます。
鳴き声に近づいてみると
自宅の外壁に張り付くようにして
鳴いていました。



鳴き声から同定するアプリ
鳴き声検索
を使って探します。
すると
「ニシキリギリス」
つまり
「チョンギース」だと分かりました。
わざわざ
日差しで焼けた壁でしかも2階で
鳴くことはないと思うんですが
気持ち良さそうにしばらく鳴いていました。



▲鳴き声検索



ちなみに
鳴き声はよく聴くと
チョンギース
ではなく
ギース、ギース、ギース、チョン
ギース、ギース、ギース、チョン
でした。


そういえば
バッタは採集したことがなかったなあ。
草むらを走り回っていた
あの頃の夏休みを思い出しました。