エコでピースな市民のひろば

『ひとりの百歩より百人の一歩』をスローガンにライフスタイルやスピリチュアル系情報を交換するWebひろばです

ご縁ということ

2020年11月11日 | 伊勢の神宮

▲SYD伊勢青少年研修センター



「縁」というのは不思議なものです。
どういうわけで人と人は出会うのか。
そこに力学的な法則でもあるかのように
縁の糸は紡がれていきます。



出会いは
ご先祖が引き合わすという人もいれば
潜在意識のチカラだという人もいる。
「袖すれあうも多生の縁」は
起こることすべては単なる偶然ではなく
深い因縁によって起こるものという
仏教的な教えに基づくことわざです。
すべては必然の仕組みの中での出来事だ
とわかれば縁の大切さは言わずもがな
ということでしょうか。


さて
毎年この時期になると
12月の中旬に執り行われる神宮の
月次祭
のことを思い出します。



神宮は
年間1500回挙行される祀りのなかで
6月、12月の「月次祭」と
10月の「神嘗祭」を三節祭として
最も格式高く執り行われています。
毎年300名程度でしょうか
奉観を希望する者には門戸が開かれていて
松明の下、神官の厳かな足音が響く
神宮の境内の様子を間近に観ながら
我が国の歴史の深さ、伝統文化の美しさを
感じることができます。



10年前
就農時に作付けした米の銘柄が
いせひかり
でした。
それまで
伊勢に関心をもったこともなく
伊勢がどのあたりにあるのかも
あやふやな状態だったものが
まさにここから伊勢と繋がり
修養団の特別講習会に
毎年のようにお邪魔するようになりました。





特別講習会は
プログラムの中で
月次祭を奉観し、奉観前に禊をし
そして御垣内参拝を行うという
なんとも贅沢な内容です。
いわゆる観光目的では味わえない
まさに有難いご縁をいただきました。



この10年のなかで
20年に一度の遷宮に関わる
「御白石持行事」「大神嘗祭」など
一生の思い出になるようなご縁も
いただくことができました。
今年はコロナ禍のため
細心の注意を払いながらの
講習会になると思います。
大きな時代の変化を感じる昨今
関心を持たれた方が多く参加されることを
願っています。






今年も地元、広島から車で参ります。
片道約6時間ですが
伊勢とのご縁は時間と距離を超越する
不思議なチカラを感じます。


▼特別講習会申込みフォーム


茶房山中・すし久

2019年12月08日 | 伊勢の神宮
伊勢名物と言えば
「伊勢うどん」「赤福」などが
まず浮かびますが
最近の「おかげ横丁」では
肉料理や天ぷらなど
選ぶのに困ってしまうほど
飲食店で溢れています。


そんなわけで
いつも行きつけのお店が一番
ということで2つのお店をご紹介します。


内宮宇治橋からすぐの
『茶房山中』は
知る人ぞ知る名店です。
店内での飲食はもとより
いろんなお土産があります。
お土産物として
「神代餅」が有名です。
喧騒なおはらい町通りから
一本入りますので静かで
ゆっくりと過ごせます。


ここのおすすめは
「茶房」というだけあって
伊勢茶がオススメです。
沸騰したお湯を少しさまして
ゆっくりと注ぐと
何とも言えない豊かな薫りがします。
お土産にとても喜ばれます。



▲山中の伊勢茶


▲茶房山中(ぐるなび)



■茶房山中
〒516-0024 三重県伊勢市宇治今在家町65




おかげ横丁前
「赤福本店」のほど近くにある
『すし久』(すしきゅう)は
「てこね寿し」をはじめ
国産うなぎの「ひつまぶし」などが名物です。
季節料理も豊富ですが
いつ行ってもてこね寿司を
頼んでしまいます。


常時数十名の予約状態ですが
良く声が通るおかみさんの切り回しで
30分程度待てば必ず座ることが
できます。
明治2年の遷宮時に出た宇治橋の古材を
一部使用している建物。
民間において神宮の古材を
下賜(かし)された唯一のもので
伊勢の貴重な文化資産でもあります。



▲てこね寿司


▲すし久ホームページ



■すし久
〒516-0025 三重県伊勢市宇治中之切町20




ちなみに
正月飾り、神棚用品などは
おかげ横丁の
『宮忠』(みやちゅう)が
おすすめです。
Webショップもあります。


▲宮忠本店ホームページ


■宮忠
〒516-0025 三重県伊勢市宇治中之切町52



年末年始
伊勢はたいへんな混雑が予想されます。
お土産もお食事も
ちょっとお早めをおすすめします。

外宮の小径

2019年12月02日 | 伊勢の神宮


神宮で挙行された
親謁(しんえつ)の儀において
天皇皇后両陛下は外宮、内宮の順で
ご参拝されました。
一般についてもそれにならうのが
しきたりというものかと思いますが
統計的には内宮のみ参拝という方も
少なくないようです。


「教えてお伊勢さん」によると神宮のお祭りは
「外宮先祭」(げくうせんさい)といい
天照大御神のお食事を司る豊受大神を尊び
外宮から内宮の順にお参りするのがならわしだ
と記載されています。


▲教えてお伊勢さん


さて
その外宮正宮の北側の
裏手にあたる場所に
ひっそりと佇む摂社、末社があります。
「度会国御神社」ならびに「大津神社」
です。


▲グーグルマップ

外宮を訪れた方はご存知だと思いますが
正宮から南側の場所には
「亀石」や「風宮」など
分かりやすい場所に鎮座されています。
上記両社は正宮からですとかなりの距離があり
しかも標識もないため、意図的に目指さない限り
辿り着くことはできません。


しかしながら
検索をかけてみると
訪れた方のブログが結構な数
アップされています。
たとえば
「昔に出会う旅」さんのブログには
細かく紹介されていますので
興味のある方には参考になると思います。


▲「昔に出会う旅」



さて
朔日詣りで外宮正宮参拝の後
両社にもお詣りをさせていただきました。
好天に恵まれ、小径には
お日様の光が沢山降り注いでいました。



大津神社の目の前にある巨木に目が止まり
差し込む光を背に写真を撮ったところ
穏やかで優しい、それでいて
力強いエネルギーを感じました。
樹齢数百年の樹木が立ち並ぶ鎮守の杜。
杜の妖精に囲まれて
樹々からエネルギーをたっぷり頂き
心身ともにリフレッシュしました。







ちなみに
朔日詣りを済ませてから帰宅し
現在までずっと「咳」が止みません。
「風邪かなあ?」と感じつつも
カラダはしんどくありませんので
「朔日詣りでデトックスしたのかな?」
とポジティブに捉えている
今日この頃です。



古の日本文化に触れてみる

2019年11月30日 | 伊勢の神宮
今日は令和元年11月の最終日。
明日からは令和最終月の12月。
「元年」の心地良い響きも残りわずかです。


明日は「朔日詣」に神宮に行って参ります。
朔日詣は6月・9月に次いで今年3回目です。
いつも
赤福さんの「朔日餅」を頂きたいと思うのですが
毎度、朝5時開店前から行列が始まり
8時前後には完売とか。。。。
前日から伊勢に入らなくてはムリのようです。
なので
焼きたての「餅入りぜんざい」を
美味しくいただくことにします。


さて
サラリーマンを辞め
世羅町で米づくりをはじめるにあたり
「いせひかり」(伊勢光)の種籾を貰い
ひょんなことから
神宮とのご縁を頂くことになりました。
あれからあしかけ9年。
神宮には何度お邪魔したことでしょう。


伊勢神宮と呼ばれる場所は
「外宮」「内宮」を含め125社の総称であって
正式には「神宮」だということも
ご縁を頂いてから知ったこと。
また
神宮では年間1500回ものお祭りがあり
なかでも
6月・12月の「月次祭」と
10月の「神嘗祭」を三節祭と呼び
最も大切にされている神事であることも
そこで初めて知りました。


かさねて続けますと
昨年、神宮へ参拝された人数は850万人。
平成25年の遷宮では1400万人です。
その昔「おいせまいり」が盛んだった
江戸期においては600万人と言われています。
単純に人数で比較すればいかに遷宮に
多くの人が訪れたかが分かりますね。
しかし
江戸期の日本の人口は約3000万人。
つまり5人に1人が訪れたことになります。
交通網も脆弱な時代にどんな思いで
伊勢を目指したんでしょうか。
当時の旅はまさに「命がけ」ですから。


普通に生活をしていますと
神宮や神社仏閣についてなど
意識的に学ばない限り誰も教えてくれません。
宗教的なものは学校でも教わりませんでしたし
特段、それで困ったこともありませんでした。
したがって
神社に行くのは「初詣」「七五三」と
まあせいぜい
「厄除け」に行くくらいのことでした。


令和の御代になり
即位に関する様々なしきたりを目にして
日本の伝統文化を改めて学びなおそうと
思った方は少なくないと思います。
皇室に関する書物はここにきて
たくさん発刊されているようですが
「体感」することが何よりもの早道です。
まずは
神宮の御神気に触れてみることをお勧めします。





公益財団法人伊勢修養団は
多くの企業、団体による研修会や
著名人、有名人が主催するセミナーを
定期的に開催しています。
上のフライヤー(表・裏)は先にご紹介した
6月・12月の月次祭にあわせて行っている
特別講習会のものです。


平成23年12月16日(金)
研修初日の夕刻、「月次祭」拝観を前に
神宮に流れる五十鈴川で禊を行いました。
もちろん初めての体験です。
気温0度。この冬一番の寒波でした。
“鳥肌が立つ”などというレベルではない。
カラダを叩けば鋼鉄のような響きに襲われそうな
とにかく恐ろしい冷たさです。
古来日本人はなぜ禊などをしていたのか?
理屈ではなく身をもって知った瞬間でした。


参加者には伝統文化に携わる方や
宗教関係者はもとより
芸能界の方もいらっしゃいました。
今回も各界の著名人・有名人が
多く出席されるようです。
どんなに有名であろうと神々の前では
「臣民」のひとりです。
一泊二日の期間中はいわゆる『平場』の状態です。
見栄や肩書を捨て本来のワタシに戻る。
そして新しいワタシになる。
どなたでも参加できる素敵な講習会です。

どうぞ神宮にご縁がありますように。


▲公益財団法人伊勢修養団HP



おかげ犬

2019年08月30日 | 伊勢の神宮


伊勢の神宮は千数百年にわたり
獣による汚れを禁じるために
式年遷宮等の神事の前には大規模な
「犬狩り」
を行っていました。
当時は野良犬が多く、神領内でのそそうや
出産が日常茶飯事だったそうです。


犬を寄せ付けないはずの神宮において
江戸時代後半、犬が単独で伊勢参りを行ったと
にわかには信じられない事実があります。通称
おかげ犬
です。
白色の犬が多かったそうです。
そういえばおかげ横丁の近くにあるこの店は
白犬が飾ってありました。


▲スヌーピー茶屋



▲「犬の伊勢参り」平凡社(2013年刊)



犬の伊勢参りが最初に記録されたのは
明和9年(1772年)4月16日。
その昔、参拝者のために
食事や宿泊のお世話をすることを
施行(せぎょう)
といって徳が上がると信じられていました。
今で言うボランティアですね。


握り飯の炊き出しがあり
犬がふらっと来たので与えると
おいしそうに食べたといいます。
その後その犬はまっすぐ外宮の鳥居をくぐると
手水を飲みました。
そして拝殿前にすすみ
ぴったりと身を伏せたのです。
この犬の神妙な様子を見た神官は
追い払うどころか感心な犬だとして
お祓を首にくくりつけたとか。
そして飼い主の元へ無事に帰還したそうです。


「犬の伊勢参り」には
牛や豚も参拝したとあります。
飼い主の代参とはいえ長い距離を移動するため
その宿場ごとにお世話をする人々がいてのこと。
首に路銀と出身地を書いた札を下げて歩く犬を
おかげ犬
としてもてなした当時の庶民のおおらかさに
感激します。



▲おかげ横丁で売っています

ちなみに
路銀の文銭が重いだろうからといって
銀銭や金銭に替えてやり
さらに駄賃をあたえたため
帰路では持金が数倍になったともあります。


当時の日本の人口、3000万人に対し
参拝者が500万人を超えていた、つまり
6人に1人が伊勢を訪れていたことになります。
伊勢はこころのふるさと。
久しぶりに
朔日参りに行ってこようと思います。



神宮月次祭

2018年03月15日 | 伊勢の神宮



日本人の心の故郷と呼ばれ
多くの方が訪れる伊勢神宮。
「神宮」のみの表記が
正式な名称になります。



また
いわゆる「内宮」「外宮」の
二つあわせて神宮のように
紹介されることがありますが
正確には
摂社、末社合わせて125社全てをもって
神宮となります。



このブログでも
何度か紹介していますが
年間1500回を超える
神宮のお祭りのうち
6月と12月の

月次祭(つきなみさい)

10月の

神嘗祭(かんなめさい)

は三節祭として古来より大切に
継承されています。



その三節祭に合わせて
伊勢修養団では広く一般に対して
セミナーを開催しています。
冒頭の画像は
今年6月に予定されている
月次祭特別講習会
通称
「伊勢の風を感じる会」
のフライヤーです。


今年は
土日開催のため
参加者が多くなると思います。
お早めの
お申込みをおすすします。



▲フライヤー(裏面)



▲Link:伊勢修養団ホームページ



ちなみに主催者は
一般の主婦から映画監督になり現在
人生をミッションにシフトさせるワークショップ

「へそ道」

のインストラクターである
入江富美子さんです。


その入江さんですが
広島市内で5月に
講演会を予定されています。
詳細が決まりましたら
このブログでご案内させて
いただきます。


入江さんが主宰する「へそ道」の
ホームページを添付します。


▲入江富美子さん(ふーちゃん)


▲へそ道とは


伊勢の風を感じる会ひろしま

2017年11月01日 | 伊勢の神宮

▲修養団伊勢道場 寺岡賢氏


平成29年も早いもので

残り2ヶ月となりました。

このあいだまで

暑い日が続いていましたが

あっという間に秋が深まってきました。




さて

11月3日(祝)は文化の日。

この日は

そもそもは明治天皇のお誕生日を

お祝いする日

「明治節」でした。





▲明治天皇



ちなみに

今年は

1867年(慶応3年)11月9日に

第15代将軍徳川慶喜が

政権返上を明治天皇に奏上した事件

「大政奉還」

から150年目にあたります。



江戸城が争いではなく

「無血」で開城された

世界史的にも稀有な歴史的事実です。




そして来年は

明治が始まってから150年になります。



ところで

明治天皇は1894年(明治27年)9月13日に

大本営が宮中から広島市に移転したため

2日後の9月15日に戦争指揮のため

御来広されました。

明治天皇は日清講和条約(下関条約)調印後の

1895年(明治28年)5月30日までの227日間

この地で指揮を執られた後

東京に還幸されました。




ちなみに大本営は

その後も台湾の統治機構整備など戦後処理で

1896年(明治29年)4月1日まで

広島市に留まりました。




▲『広島県御安着之図』



さて

今年の11月3日(祝)は

広島市内において

伊勢の風を感じる会ひろしま主催で

『伊勢から学ぶ、美しい日本のこころ』

をテーマにした講演会を開催します。




講師は

公益財団法人修養団伊勢道場の

寺岡賢(てらおかまさる)氏です。






▲伊勢の風を感じる会ひろしまフライヤー



明治節の記念日に

広島の地で

古き良き

日本の文化を感じてみませんか。




どうぞご来場ください。




伊勢の風を感じる会ひろしま
**************************
日時■平成29年11月3日(祝)14時から16時(開場13時30分)
会場■広島経済大学立町キャンパス132号室(3階)
住所■広島市中区立町2-25IG石田学園ビル
定員■100名  参加費■2000円
申込み■https://isenokaze.jimdo.com/
**************************



◎感謝

本当のわたしに出会う瞬間

2016年12月14日 | 伊勢の神宮



平成28年も

のこりわずかになりました。

“師走”

とはよく言ったもので

なにかしらせわしなく感じますね。






もう

5年も前になります。





日本の神話や歴史への関心が

全くといってなかったにもかかわらず

さまざまなご縁から

伊勢の神宮の

月次祭(つきなみさい)

に参加できることになりました。





伊勢神宮は本来

「神宮」

という名称であることも

参加して初めて知りました。




あわせて

神宮は

天照大御神をお祀りする

内宮(皇大神宮)と

衣食住を始め産業の守り神である

豊受大御神をお祀りする

外宮(豊受大神宮)を始め




14所の別宮

43所の摂社

24所の末社

42所の所管社の125の宮社

全てをふくめて

神宮と言うことを知りました。






とにかく

知らないことばかりで

いったいこれまで

日本文化の何を学んできたのか

恥ずかしくなりました。






何も知らないわたしを

快く受け入れていただいた

伊勢修養団の研修員の皆さん

参加者の皆さんに

今でも大変感謝しています。







そして

5年前の研修の体験が

今のわたしの

体幹

になりました。






さて

冒頭の画像は

今月16日~17日で開催される

「神話を体感する会」の

フライヤーの一部です。

5年という月日が過ぎましたが

当時のことは

今でも鮮明に覚えています。





一泊二日ですが

一週間ほどの時間に感じられるほど

中身が濃いのです。





そして

参加されている方々皆さんの持つオーラが

とにかく濃いのです。





いろいろな肩書きの方が研修場の

平場

で交わりあう。

ダイナミックな出会いが

この研修の魅力でもあります。






なかでも

1日目の夜に行われる

“水行”

は禊(みそぎ)と呼ぶにふさわしい

「み」を「そぐ」

ことのできる貴重な体験です。

五十鈴川の

強烈な冷たさが

カラダを鋼鉄のように

鍛え上げていきます。

水から上がるとカラダが

“ビン!ビン!”

と音をたてます。







ちなみに

フライヤーには以下のような

ご案内が添付されています。



**********************************
伊勢は「心の故郷」「魂の源郷」とも呼ばれわれわれの遠い祖先よりあこがれ慕われてきた「祈り」の地であります。
12月、伊勢の神宮においては月次祭がとり行われます。
この月次祭にあわせて特別講習会「神話を体感する会」を開催します。
神宮の神域・神路山より流れる五十鈴川で日本古来の修養法「禊ぎ」の精神にて「水行」をおこない、身も心も清めて奉観いたします。
夜の帳の降りた千年木立の静寂のなか、神宮の杜にて太古より続けられてきたこの尊いお祀りは、魂の奥にねむる日本人の精神を呼び醒まします。
平成二十八年の師走、一年の禊ぎ祓いを伊勢にておこないませんか。
**********************************




神宮では年間

実に1500回ものお祭りが

執り行われています。

なかでも12月と6月の月次祭

10月の神嘗祭は

「三節祭」と呼ばれ

一般に公開される貴重な神事です。





ただし

公開にあたっては

その年によって人数に制限があります。

5年前の月次祭はたしか300名ほどであったと

記憶しています。





太古から続く

日本の伝統的な神事を目前にする時

まるでタイムマシーンに乗っているかのような

錯覚を覚えます。






なお

研修の詳細については

公益財団法人修養団伊勢青少年研修センターの

ホームページをご覧ください。

本当のわたしに出会える瞬間を

体験してみませんか。




◎伊勢修養団ホームページ(Link)
↓↓↓



◎感謝
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師走のイベント

2015年11月01日 | 伊勢の神宮
霜月(11月)になりました。

今年も残すところあと2ヶ月。

早いですね。




10月は

なんだか忙しく

バタバタしていまして

ブログのアップが

ほとんどできませんでした。




11月は

できるだけ自分の時間を

有効に使いたい!

そんな風に思います。




色んな意味で

大きな動きのあった10月。



どうやら


“潮目が変わった”



ということのようです。





さて

11月もいろいろ楽しみな

イベントがありますが

ここでご紹介したいイベントが

12月にあるんです。





「神話を体感する会」

です。




伊勢の神宮では

年間1500回余りのお祭りのなかでも

6月と12月の

月次祭(つきなみさい)


10月の

神嘗祭(かんなめさい)


を三節祭と呼び

全国から多くの参拝者が

訪れます。




伊勢修養団では来月の

月次祭に合わせて


「神話を体感する会」


と題した講習会を予定しています。



▼フライヤー






ちなみに

6月の月次祭は

過去ブログでも告知しました。



▼過去ブログ「伊勢の風を感じる」(Link)




詳しくは

こちらのホームページを

ご覧ください。



▼伊勢修養団(Link)




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伊勢の風を感じる-其の弐

2015年06月07日 | 伊勢の神宮


ヤマトタケルは
『日本書紀』『古事記』に登場する
伝説上の人物で幼名を
オウスノミコト (小碓命) といい
景行天皇の皇子です。

『古事記』では
身長が2mほどあり
気性が激しく戦い上手としています。

九州の熊襲(くまそ)征伐の際に
日本最強の勇士を意味する

「ヤマトタケル」

の名を相手から送られます。


東国からの帰路に
伊吹山の荒ぶる神を倒すため山に入りますが
その怒りにふれ病となり下山します。
病身のまま大和国(現:奈良県)へ向かう途中
能煩野(のぼの)で亡くなり
その地に陵墓が築かれました。
その魂は白い鳥に姿を変え飛び去ったと
されています。




ちなみに
桑名郡尾津の浜から能煩野へ向かう途中
しだいに弱ってきた際
足が3つに折れてしまうほど疲れた様子を

「わが足三重のまかりなしていと疲れたり」

と語り、以後その地を
三重
と呼ぶようになりました。



過去ブログでも
広島県呉市の
休山(やすみやま)や
烏小島(からすこじま)
などの名称も
神話に基づくものと
紹介しました。

三重県のみならず
日本各地には
神話を基にした地名が
数多く存在します。


▼過去ブログ「龍が奔る杜-其の八」



ところで
その三重県で来年
平成28年に主要国首脳会議が
開催される運びとなりました。



安倍総理は
この地域での開催を決めた理由について

「伊勢神宮は
多くの日本人が訪れ
日本の精神性に触れていただくには
大変よい場所だ」


と答えたそうです。


▲神宮宇治橋


さて
神宮の三節祭のひとつ
月次祭
(つきなみさい)
が来週6月16日に迫りました。

神宮では
年間1500回余りのお祭りを
執り行っていますが
そのなかでも
6月と12月の月次祭
10月の神嘗祭(かんなめさい)を
三節祭と呼び
全国から多くの参拝者が
訪れます。


それにあわせて
伊勢修養団では
「伊勢の風を感じる会」
と題した講習会を予定しています。


定員に空きがあれば
どなたでも参加することができます。
ご縁がありましたら
どうぞご参加ください。
詳しくは過去ブログを添付します。


▼過去ブログ「伊勢の風を感じる!」



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伊勢の風を感じる!

2015年05月02日 | 伊勢の神宮



6月16日の深夜から
6月17日の早朝にかけて
伊勢の神宮では
三節祭のひとつ
「月次祭」
つきなみさい
が執り行われます。


神宮のお祭りにあわせて
伊勢修養団において特別講習会
“伊勢の風を感じる会”
が開催されます。


▼伊勢修養団フライヤーPDF



この会の主催は
映画「1/4の奇跡」の監督
入江富美子さんです。


▼「1/4の奇跡」公式HP



フライヤーを添付します。






先の予定ですが
神嘗祭
かんなめさい
の特別講習会の案内も
あわせて添付します。







ご縁をいただき
ありがとうございます。


◎感謝
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伊勢と出雲

2015年04月23日 | 伊勢の神宮


万九千神社
(まんくせんじんじゃ)は
出雲大社から車で30分ほどの
出雲市斐川町にある神社です。

小さな神社ですが
古事記にも登場する由緒ある古社です。
神在月、全国から出雲に集まった神々が
最後にお立ち寄りになる神社で
ここで直会(なおらい=宴会の意味)をし
それぞれの国へお帰りになります。

その際の神事を
「神等去出祭」(からさでさい)と言い
万九千神社独特の神事です。
この時期
地元では神様の邪魔をしないよう
家で静かに過ごす
「お忌みさん」
という風習があり
今でも地元の暮らしに根付いています。


万九千神社の宮司
錦田剛志さんは本を出版されています。

▼出雲大社ゆるり旅/amazon


ところで
「伊勢と出雲」
と題した講演会が
伊勢青少年研修センター(修養団)で
開催されます。
ちょうど一ヶ月先になります。

フライヤーを添付します。


ちなみに
新大阪駅発のツアーバスも
用意されているようです。

お誘いあわせで
伊勢の風を感じてみませんか。






▼主催/勝負写真屋



▼会場/修養団



万九千神社
**************************************
住所:島根県出雲市斐川町併川字神立258
電話:0853-72-2032
アクセス:山陰本線出雲市駅から車12分
一畑電鉄大津町駅から徒歩18分
**************************************


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龍が奔る杜◎其の四

2014年12月17日 | 伊勢の神宮


伊勢の神宮は
12月15日から25日まで
三節祭のひとつ
月次祭(つきなみさい)が
執り行われています。

15日の豊受大神宮にはじまり
16日の皇大神宮では
午後10時と17日午前2時に
由貴(ゆき)の大御饌(おおみけ)を2度奉り
ついで正午に奉幣(ほうへい)の儀が
行われます。
引き続き別宮以下
諸宮社でもお祭りが行われます。

大陸からの寒気の影響で
全国的に大荒れの天気のようですが
冒頭の画像のとおり
伊勢はステキな朝を迎えたようです。
(画像は友人提供/宇治橋)

ちなみに
雪の朝のウチの駐車場

こんな感じです。


さて
久々に
龍が奔る(はしる)シリーズを
アップします。
第4回になりますね。

今回は
地元、広島市西区井口(いのくち)の
「井口大歳神社」を紹介します。
「ムクノキとフクロウ」で
ご紹介した神社を再度取り上げます。

ところで
大歳神社ですが
全国いたる所にありますね。
広島県内だけでも数十箇所にのぼり
比較的西日本に多く分布しています。


安芸太田町筒賀にも
大銀杏で有名な大歳神社があります。
先のブログで紹介した
朝崎郁恵さんは厳島神社奉納会の前日
ここで奉納演奏をされました。


井口大歳神社の境内には
樹齢約500年の椋の木があります。


とにかく
力強い生命力と
すべてを包み込むような優しさを
感じる木です。
龍が昇って行くような
イメージも感じます。


あわせて
境内自体にエネルギーが満ちていて
このような場所で写真を撮ると
キレイな光が映りこんできます。


その境内の一角に
ちいさな池があるんです。

これまで
何度も足を運んでいるのに
あまり目に留まらなかったんですが
今日は何か
引っ張られるような
フシギな感覚に包まれました。




池のほとりには
「縁結びの池」と記す札があります。
以下のように記載されています。

「大国主の命多邇具久(蟇蛙)に
久延比古(かかし)を呼び少彦名神知る
岩長姫命(イワナガヒメノミコト)
宇麻志阿斯訶備比古遅神
(ウマシアシカビヒコヂ)」
これは
大国主の国づくりの説話において
登場する内容を
短く示しているようです。



『古事記』によると
大国主の元に
海の向こうから小さな神がやって来たが
名を尋ねても答えず
誰もこの神の名を知らなかった。

そこでヒキガエルの多邇具久が
「この世界のことなら何でも知っている
久延毘古ならきっと知っているだろう」
と言うので久延毘古を呼ぼうとするが
久延毘古は歩くことが出来ないという。

大国主らが久延毘古の元へ行くと
それは山田のそほど(かかしの古名)であった。
久延毘古に訊くと、
「その神は神産巣日神の子の少彦名神である」
と答えた。


久延毘古はかかしを神格化したものであり
田の神、農業の神、土地の神である。
かかしはその形から神の依代とされ
これが山の神の信仰と結びつき、
収獲祭や小正月に「かかし上げ」の
祭りをする地方もある。

また
かかしは田の中に立って
一日中世の中を見ていることから
天下のことは何でも知っている
とされるようになった。
(ウィキペディアより)

合わせて
日本の神々の系図(一部)について
ご紹介しておきます。



大小に関係なく
この池からは
何か特別なエネルギーを感じます。

写真を撮影した後に気付いたのですが
池を囲んである石の中に
少し気になるものがありました。



「石には意志がある」
先日、開催された
石の語り部講演会で
須田郡司さんがこのように語られました。

小さな境内
小さな御池
小さな石群

小さき中に
特別なメッセージを感じる
とても癒される
ステキな場所です。

◆井口大歳神社
〒733-0842
広島県広島市西区井口2-23-25
◎JR新井口駅から徒歩12分
◎広島電鉄井口駅から徒歩9分


感謝

見上げた空からのメッセージ

2013年12月20日 | 伊勢の神宮


12月16日
神宮の月次祭(つきなみさい)を
奉還して参りました。

どこの神宮かって???

はい
「伊勢の神宮」です。

明治神宮や
熱田神宮など
全国に神宮はたくさんあります。
本来
神宮とは伊勢のことを指します。
ですので
ご存知の方は
伊勢神宮といわず
「伊勢の神宮」と言われます。
ちなみに
出雲大社
住吉大社の大社ですが
本来、大社とは
「出雲大社」のことです。
ただし
「出雲の大社」とは
言わないみたいです。



さて
前夜の月次祭奉還後
早朝の内宮本宮では
約100名で特別参拝を
執り行ないました。


その際に
撮った画像の中に
霊氣あふれる
フシギなものが
写っていましたので
ここにシェアさせていただきます。



まずは
宇治橋を渡る際に撮影した画像。
時間は朝7時前です。



宇治橋から撮影しました。
大きな岩が降りてきている感じがします。



ほほえんでいるような
ふしぎなかたちの雲の群れ。



左側の雲は
龍なのか麒麟なのか?!

右側の雲は
ハートマークのようでもあり
ピースマークのようでもあり。。。



龍らしき雲を
モノクロに加工してみました。
すると。。。。。

う~ん。。。
なんだかウチの
柴犬にも見えてきたぞ。
でも
やっぱり龍かなあ??
ロールシャッハテスト
みたいになってしまったm(_ _)m


帰り際
宇治橋から
撮影した画像。
おひさまのエネルギーが
写りこみました。


上空には龍の横顔らしき雲が
数箇所で見られました。





神宮では
フシギな形の雲に
たくさん出会います。

雲は
天からのメッセージが
伝えやすいツールだとも言われます。
でも
よく考えてみると
自然のいとなみそのものが
天からの恵であり
天からの愛の表現ですね。


当たり前に感じる
何気ない出来事の中に
天の息吹を感じること。
自然とは
天そのもの
神そのものですね。


余談ですが
帰途は京都を経由しました。
JR京都駅ビルの
クリスマスツリーが
とてもステキでした。


感謝m(_ _)m














伊勢の神宮「大神嘗祭」

2013年10月25日 | 伊勢の神宮

かつて
二十年に一度の
神嘗祭(かんなめさい)は
遷御とともに行われており
神宮では特に重要で
大切にされてきた神事です。
そのため
式年遷宮直後の神嘗祭は
「大神嘗祭」といわれます。

平成25年10月16日
台風一過の澄み渡った夜空に
青い月が浮かんでいます。
神宮の中では
まさにこれから“神嘗祭”が
執り行われようとしています。
※画像は宇治橋鳥居


神嘗祭に先立ち
毎年執り行われている神事があります。
それは
初穂曳き(はつほびき)と言われ
今年収穫した新しい稲穂を
神領民が神宮にお届けする行事です。


収穫後の新米を船に乗せて
五十鈴川の下流から
神宮まで運ぶわけですが
その物量たるや
相当なものだったようで
その昔の人々にとっては
大変な苦役だったようです。

しかしながら
苦役としての労働を
賑やかで華やかなお祭りに昇華し
皆で楽しく続けてきた
日本人の知恵と誇りには
感嘆せずにはおれません。

ご先祖様に感謝ですね。

今年は
台風一過で五十鈴川が増水したため
急遽、陸曳き(おかびき)に変更。
以下、その様子です。



宇治橋を渡る様子↓↓↓


宇治橋手前の大流木
(台風の影響ですね)↓↓↓


筆者風体
(北海道の小川健一画伯作品)↓↓↓



稲穂や俵を担いで
神宮参道を進み
五丈殿に奉納します。


奉納の様子を動画にしました。
↓↓↓
◎五丈殿御初穂奉納


10月17日の早朝は
内宮特別参拝です。
200名近い有志の方々と
黙々と参道を進みます。

参道の清清しさと
旭日の力強さを全身に感じました。
素晴らしい光が
降り注いでいます。





本宮参拝の後
荒祭宮(あらまつりのみや)に奉賛。
神々しいばかりの黄金色の社殿は
見るものをうっとりとさせます。
まさに“日本の美”ここにあり
といった感じです。

このお宮は内宮の別宮で
天照大神の荒御魂(あらみたま)を
お奉りしてあります。
祭神は
「天照坐皇大御神荒御魂」と
標記されています。


内宮の初穂曳き神事において
陸曳きを行ったのは
たいそう久しぶりとのこと。
大変貴重な体験をさせてもらいました。
お世話を頂いた伊勢の神領民の方々に
心から感謝いたします。


神宮の三節祭は
6月に月次祭(つきなみさい)
10月に神嘗祭
が執り行われ
年内は
12月17日の月次祭が
最終となります。

神宮
そして
日本と世界の平安を祈ります。