エコでピースな市民のひろば

『ひとりの百歩より百人の一歩』をスローガンにライフスタイルやスピリチュアル系情報を交換するWebひろばです

おかげ犬

2019年08月30日 | 伊勢の神宮


伊勢の神宮は千数百年にわたり
獣による汚れを禁じるために
式年遷宮等の神事の前には大規模な
「犬狩り」
を行っていました。
当時は野良犬が多く、神領内でのそそうや
出産が日常茶飯事だったそうです。


犬を寄せ付けないはずの神宮において
江戸時代後半、犬が単独で伊勢参りを行ったと
にわかには信じられない事実があります。通称
おかげ犬
です。
白色の犬が多かったそうです。
そういえばおかげ横丁の近くにあるこの店は
白犬が飾ってありました。


▲スヌーピー茶屋



▲「犬の伊勢参り」平凡社(2013年刊)



犬の伊勢参りが最初に記録されたのは
明和9年(1772年)4月16日。
その昔、参拝者のために
食事や宿泊のお世話をすることを
施行(せぎょう)
といって徳が上がると信じられていました。
今で言うボランティアですね。


握り飯の炊き出しがあり
犬がふらっと来たので与えると
おいしそうに食べたといいます。
その後その犬はまっすぐ外宮の鳥居をくぐると
手水を飲みました。
そして拝殿前にすすみ
ぴったりと身を伏せたのです。
この犬の神妙な様子を見た神官は
追い払うどころか感心な犬だとして
お祓を首にくくりつけたとか。
そして飼い主の元へ無事に帰還したそうです。


「犬の伊勢参り」には
牛や豚も参拝したとあります。
飼い主の代参とはいえ長い距離を移動するため
その宿場ごとにお世話をする人々がいてのこと。
首に路銀と出身地を書いた札を下げて歩く犬を
おかげ犬
としてもてなした当時の庶民のおおらかさに
感激します。



▲おかげ横丁で売っています

ちなみに
路銀の文銭が重いだろうからといって
銀銭や金銭に替えてやり
さらに駄賃をあたえたため
帰路では持金が数倍になったともあります。


当時の日本の人口、3000万人に対し
参拝者が500万人を超えていた、つまり
6人に1人が伊勢を訪れていたことになります。
伊勢はこころのふるさと。
久しぶりに
朔日参りに行ってこようと思います。


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極度乾燥(しなさい)

2019年08月24日 | いろいろ日誌


先日のインターネットテレビで
ファッションブランド

Superdry/極度乾燥(しなさい)

を紹介していました。
このブランドは2003年に
ジュリアン・ダンカートン氏と
ジェームス・ホルダー氏によって立ち上げられ
発祥国はイギリス。
彼らが東京へやって来た際に得た
インスピレーションを元に
この名がつけられたようです。
インスピレーションとはいえ名称から
「アサヒ スーパードライ」
の影響を受けているのは確実でしょう。



▲ビールはやっぱり瓶がうまい!


発祥の地イギリスではロンドンを中心に
約100店舗展開されており
2010年3月にロンドン証券取引所にて
新規株式公開したため
その名を一気に世界へと広め
売上高は日本円で約860億円だそうです。



▲「極度車動自」が気になる!

最初、この情報を聞いた時
クリーニング店のことかな?
なんて思いましたが
昨今の漢字ブームが背景にあるらしく
いわゆる「クールジャパン」に憧れる
海外の需要が大きく売り上げに
貢献しているようです。


日本人からすると
(しなさい)
の命令形が看板に刻んであることに
大きな違和感がありますが
海外では平仮名への愛着もあり
なかでも「の」の字がかわいいとかで
以下の画像のような店舗が香港にあったりします。
高級菓子ブランドだそうです。




東京オリンピックにむけ
日本への注目度がますます
アップしています。
海外からの多くの人々を迎えるにあたり
日本の伝統文化や歴史など
しっかりと伝えていくことが大切だと感じました。
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今ココ

2019年08月21日 | ライフワーク


観賞用に作られた植物は
わずか8リットルあまりの土の中に根を生やし
ヒトの背丈より高い幹と枝を伸ばしながら
空間の一部としてジッと佇んでいます。
彼らは風になびくことはあっても
自らの意思で移動することは叶わず
いつも同じ場所のままです。

対照的にヒトは常に何かしら動いています。
歩いたり走ったり留まることを知りません。
留まったままでいると、ふと
「こんなことで良いのか」
と焦ったりもします。
時は留まろうが動こうが構わず
刻々と過ぎていきます。
しかし観葉は焦りません。
なぜなら

「今ココ」の姿が全てだと知っているから。
そしてそのことを人々に伝えることが
使命だとわかっているから。

観葉からそんなメッセージが聴こえてきました。


坐禅や瞑想の時間では座った途端に
過去の後悔や未来への不安ばかりが
せり上がってきます。
こうしてはいられない。
座ったままだと取り残されてしまう。
動かなきゃ、と。
しかし
過去という時間はすでになく
未来もココにはありません。
座っている、ただその姿だけがリアルな現実です。


たまには「今ココ」でくつろいでみる。
何も考えないでただ座っていると
色んな音に囲まれていることに気づきます。
そして音そのものになったとき
観葉のような本来の役割に気付けるような気がしました。

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天満町夏祭り

2019年08月18日 | イベント情報
店舗のある西区天満町は
毎年8月の24日、25日の両日に
夏祭りが開催されています。
今年はたまたま週末にあたっていますので
遠方からの人出も期待できそうです。
ただし
天気予報が両日とも雨模様。



広島天満宮周辺の道路は
祭りの時間帯には車の往来が制限されます。
昨年の様子がOmoさんのブログに
ありましたのでリンクさせてもらいました。



▲Omoさんのブログから



広島の祭りというと
フラワーフェステバルや
とうかさん、えびす講が有名ですが
こちら広島天満宮を中心に開催される祭りも
活気があります。


天満町へは市内電車が便利です。
電停から祭りの会場へは徒歩で1分。
目の前です。


天満宮にゆかりがある
「令和」が元号に選ばれて初めての夏祭り。
盛況であることを願います。


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断捨離中

2019年08月15日 | 環境日誌
断捨離は今から10年ほど前
「革命的な片付け術」として注目を集めました。
断捨離は、モノを捨てるという意味合いかと思いきや
本当の断捨離とは

「断」=入ってくる不要なモノを断つ
「捨」=不要なモノを捨てる
「離」=モノへの執着から離れる

断捨離はモノへの執着心を減らし
余計なモノを増やさないことで
身軽で快適なライフスタイルを
取り戻すことができます。
ココがポイントですね。


さて
お盆休みの期間中
集中して断捨離を実施。
まずはタンス内の衣類の整理。
そして趣味で集めた本やCDの整理。
最後は散らかってまとまっていない
身近なものの居場所をつくってしばらく様子をみる。
必要なければ処分します。


衣類に関しては
下着を含め3日分あればローテーションが可能だし
置いているだけの読まない本、聴かないCDは
場所がもったいない。
すべてリサイクル業者に発送します。
たとえばここだと無料で段ボールを送ってくれます。


▲もったいない本舗



別の場所で
役立ってくれることを願いながら
断捨離を進めます。


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夏の登山

2019年08月11日 | 趣味日誌
昨年9月上旬の富士山は大荒れで
9号目からのアタックも視界1メートルの雷雨のため
やむなく登頂を断念。
高山病でフラフラしながら、
何とか山頂までとは思いつつも結局叶わず下山しました。
同じ時期に別ルートから登った登山仲間も
登頂叶わずでしたが
先程富士山リベンジ成功の知らせが届きました。
抜けるような青空の下
御来光を賜ったようなので画像をシェアします。







5月、奈良大峯山の弥山の後どこにも登っていない。
登山仲間の画像に誘発されて
今週日帰りでどこかに登ろうかな
なんて考えています。
そんな中、台風接近の知らせが。



仕方ないのでハチくんと裏山の縦走でもするかな。
町なかにいると染み入る暑さも山に入ると
森の精気によって和んできます。
森に癒されてきます。



▲昨年の富士山
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大嘗宮

2019年08月08日 | 歴史日誌

▲皇居東御苑での大嘗宮地鎮祭。写真は主基院献饌を終えた場面(7月26日午前)


先月末、皇居東御苑において
大嘗宮の地鎮祭が終わったという
ニュース報道がありました。
今年11月に予定されている大嘗祭にむけて
大嘗宮(だいじょうきゅう)
を建設する準備が整いました。


▲平成の大嘗宮


上皇陛下が即位された際は
平成2年(1990年)11月12日に即位の礼
11月22日から23日に大嘗祭が行われています。
ちなみに大嘗祭は国事行為ではありません。
皇室(天皇家)の公的な行事です。
大嘗祭が国事行為とされない理由は
憲法上のそれは
「内閣の助言と承認」を必要とするもので
皇室の伝統祭祀である大嘗祭は
「国事行為に当たらない」
という理由からです。


では大嘗祭とは何なのでしょうか?


竹田恒泰さん曰くそれは
「極めて宗教的、霊的な行事」
だそうです。
天皇が天皇となる瞬間、つまり
霊的な存在になる
訳です。
従って、三種の神器の継承が天皇の証ではなく
大嘗祭を執り行って初めて天皇になるという
宗教儀式の中心的存在がそれにあたります。


ところが
大嘗祭への国費支出や大嘗祭への
都道府県知事の参列が日本国憲法の
政教分離原則の観点から違憲である
という意見もあります。
これに関しては戦後色々な意見がありました。
しかしその前に
そもそも
天皇とはなにか
宗教とはなにか

ということを考えてみる必要が
あるのではないでしょうか。


ちなみに
11月14・15の大嘗祭に先立ち
10月22日(火)は
「即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)」
にあたり、即位を国内外に宣言する儀式が
執り行われます。
今年に限り祝日となります。


皇室に関する報道には
引き続き注目していきます。

▼令和元年6月6日読売新聞











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光の画家

2019年08月06日 | 音楽日誌



出勤後、掃除をしながら聴くCD
ルミエール
今年発売されたこのCDは
光の画家であるChieArt(チエアート)さんの
オリジナルセカンドアルバムです。


以下、ChieArtさんのHPからの抜粋です。
「ChieArt作品は筆を使わずに、すべて手で描いています。無心にひたすら描き続ける作業は、静寂のなかで行う「祈り」に似ています。
毎回、個展会場では鑑賞中に涙を流し「不思議と希望が湧く」「眺めていると安心する」と言う方の声をたくさん頂きます。噂を聞いて、深刻な病気の方も多く来られます。実際に、血圧が下がったり、失語症の方が話せるようになったり、がんが痕跡だけで消えたなど、不思議な話は数多くあり、医学学会でも「作品が及ぼす心身への影響」について何度か発表されてきました。これらはすべて絵が奇跡を起こしているのではなく、絵を眺めているうちに自分の深い意識のなかに化学反応のようなものが起き、それが結果、奇跡に繋がっているのだと私は感じています。」



▼ChieArtHP



嬉しいとき、悲しいとき、つらいとき。。。。。
人は色んな気分を味わえるようになっています。
味わい深い音色満載のCD
オススメです。

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日本のミカタ

2019年08月04日 | 平和日誌


ミカタをカタカナにしてあるのは
味方と見方をかけているからとのこと。
著者曰く
「僕らが番組でこうしていられるのは日本という国があるからでしょ。昔からずっとそういう思いがあったんです。こんな幸せな国で生まれたから今がある。」


先日「虎ノ門ニュース」において
ニュートラルな立場で
政治問題を話しているのをみてビックリしました。
おもしろい芸人さんだなあ
とは思っていましたが
今やコメンテーターだったとは知りませんでした。
土曜日朝の関西ローカルのニュース番組
「教えて!Newsライブ 正義のミカタ」での
パネリストとして実に的確なコメントが
人気のようです。


▲正義のミカタ8月3日(土)



真実も
見る角度によって全く違って見える。
見方の訓練と合わせて国の在り方を考えてみる。
著書の中の一文
「戦時中はいろいろあったんやね。でもね、ボク、親父のこと、尊敬してます。」

先の大戦はなんだったのか。
そこから私たちは何を学んだのか。
74年前の夏を想像しながら読んでいくと
過去への感謝が未来への勇気と原動力になることがわかります。
この夏
オススメの一冊です。


▲Amazonベストセラー

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森は爽やか

2019年08月03日 | ライフワーク


今日は全国的に猛暑日ということです。
なかでも
京都府では最高気温が38度を記録したとのこと。
広島市内も猛烈に暑いため
自転車は諦め冷房の効いた車での営業にチェンジ。
しかし
確かに暑さは堪えますが
暦の上では来週はもう立秋なんですね。
気温は高いものの
お日様はすでに秋の準備に入っています。


さて
外気温は40度近くまであるため
ストックヤードのアナログメーターは
現在32度を指しています。
冷房がないため壁付けの扇風機で空気を攪拌し
換気扇で内気を輩出しています。
ただそれだけなのに
湿度が低く実に快適な空間になっています。
植物による呼吸と自然蒸散のお陰で
過ごしやすい空気環境が保たれています。


ちなみに
出店前と後での
ストックヤードの
ビフォーアフターです。

▲Before



▲After


植物は
目の保養など癒し効果がうたわれますが
空気環境を改善するという意味でも
とても重要な役割をしています。
ストックヤードのなかは
さながら小さな森のようです。
植物を
身近に感じていると
カラダや生活環境を快適に保ってくれますね。

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FMはつかいち「イブニング☆ディライト」

2019年08月02日 | ライフワーク
FMはつかいちは
2008年(平成20年)開局した
中国地方で16局目のコミュニティ放送局です。
スタジオは市内の大型ショッピングモール
「ゆめタウン廿日市」内にあります。
周波数は76.1MHzで放送区域は広島西部地域です。
インターネット配信も行われていてホームページから
「サイマルラジオ」にアクセスできます。


▼FMはつかいち




2010年の11月にイベントの告知で
1時間番組に出演させていただきました。
このブログのタイトルを
イベント名に載せて開催しました。
ラジオ告知のおかげで
当日は250名の参加をいただき
2010年の年末を飾る素晴らしい会になりました。
環境問題に関心が高まってきた時代にあり
マスコミ各社の取材もありました。
思い出深いイベントでした。


▼エコでピースなクリスマス




2010年から農地に入り
自給自足を目指して米づくりを始めました。
そのことも合わせてFMはつかいちの
ラジオ番組内でお話しした記憶があります。
あれから9年が経ち
また同局の番組に出演させていただくというのは
本当にありがたいご縁です。
今回は新規事業の紹介ということで
夕方のゲストコーナーの時間
約15分をいただくことができました。
パーソナリティは崎田えみ子さん。
音源を添付します。

▼イブニング☆ディライト



何かを始めるにあたって
色々なご縁から様々な動きが派生します。
どのような展開になるのか。
またこのブログでお知らせしていきたいと
思います。
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リトリート

2019年08月01日 | スピリチュアル日誌

日常の喧騒を離れ
ちょっと自分を見つめなおしてみる。
そんな時間が現代人には必要な気がします。


昨年6月
天河神社でのリトリートにおいて
自分の思考によって自分自身が
がんじがらめになっていたことに気づかされ
それ以来、生き方がずいぶん楽になりました。


ヒトは
自分で気づき、納得した時に初めて
思考、行動が変わります。
結局のところ

人生には
意味もなければ目的もない


ことにつきるんだと思います。
これは
ネガティブな意味ではなく
ただただ今という瞬間が続いている
つまり
自分のココロや意思の届かないところで
物事は進行しているということです。
般若心経でいうところの

色即是空

がそれを表しています。
そしてそれを知ったうえで

空即是色

を生きる。
人生に意味があるとすれば
そのことを知ることなんだろうと思います。


「色即是空空即是色」
を知っても目の前では
いろいろなことが起こり続ける。
しかし、そのことに振り回されず
軽やかに生きていきたい。
それが今の心境です。


天河神社でのリトリート
今年最終のようです。
願われて愛されている、
本当の自分と出会えるかもしれません。

▼リトリート
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