エコでピースな市民のひろば

『ひとりの百歩より百人の一歩』をスローガンにライフスタイルやスピリチュアル系情報を交換するWebひろばです

常識を疑ってみる

2022年01月18日 | 趣味日誌

▲フジテレビHP



フジテレビの「月9」は
言わずもがな高視聴率が期待される
看板ドラマの時間帯。



最近はテレビの前に座っているのが億劫で
ましてや毎週同じ時間帯のドラマを
欠かさず見るなんて
まるでお仕置きのようです。
ゲツクのランキングで
当時見ていたのは3位の
「東京ラブストーリー」だけで
あとはほとんど知りません。



▲300人にききました




先週から始まったゲツク
「ミステリと言う勿れ」は
コミックスを実写化したドラマですが
これがなんとビックリなシナリオ。
菅田将暉さんが演じる
「久能整/くのうととのう」
という主人公の名前からして
すでにそこにメッセージ性を感じます。



久能整曰く
「常識を疑ってみる」という
その発言や雰囲気は
ジェンダーフリーでナチュラル。
そして押し付けがましく無い。
それでいて
ドラマの展開は早く
整のセリフの内容もタイミングも
視聴者に分かりやすい。



自らを苦しめる多くの原因は
「~ねばならない」に固執する
社会的、個人的な常識だったります。
当たり前が実は
当たり前ではないかもしれないと
一度疑ってみることも必要かも知れません。
四苦八苦に囚われて生きざるを得ない
私たちには「逃げ場」はないのでしょうか。



このドラマは
なにやら
「禅問答」
のようでもあるところが
琴線に触れたようで
2週連続で見てしまいました。
コミックスの実写化、映画化が活況ですが
あらためてその質の高さに驚嘆する
今日この頃です。



なお
最近は無料の動画見逃し配信ソフトもあり
定時で見なくてもお暇なときに楽しめます。
「月9」は月曜日の夜に見るもの
という常識はすでに過去のモノのようです。



▲Tver


横尾忠則現代美術館

2021年10月31日 | 趣味日誌

▲横尾忠則現代美術館から六甲を臨む



夕方5時からのYAZAWAライブまで
少し時間がありましたので
神戸といえばココ
「神戸大使館ニューミュンヘン」で
遅めのランチを。


久しぶりの「ライブの前祝い」というつもりで
マストの「唐揚げ」とサーロインを注文。
隣席の大ジョッキを羨ましく眺めつつ
熱々を美味しくいただきました。



▲神戸といえば「ミュンヘン大使館」



その後タクシーで灘へ移動。
「横尾忠則現代美術館」
JR灘駅の北、徒歩10分ほどの場所にあり
王子動物園が目の前にあります。
ドライバーさん曰く
元々ここは県立美術館だったとのこと。
タクシーを降りるとスパイシーな
カレーのにおいが漂ってきました。
美術館に隣接するカフェの
看板メニューでした。



さて
横尾忠則についてですが
私世代的には
イラストレーターのイメージですが
芸能関係の露出もあり
総合的な芸術家という評価が
一般的なようです。


ところが
所謂、超常体験などから
「死」に対する独特の感性が
多くの作品に投影されています。
1970年代中盤にはインドを訪れて
「精神世界」にも深くのめり込みました。


この時期
NHKの「宗教の時間」に出演し
「悟りとは何か」
というテーマで
曹洞宗の師家さんと対談されています。
その様子を記録したDVDを見て
あらためて作品を確かめたくなったのが
今回、訪れるきっかけとなりました。
作品は撮影可能でしたので
一部を紹介しますね。





















人の五感では捉えられない未知の領域を
独特の感性で描いたイラストや絵画は
見る者の心を容赦なく揺さぶります。
なぜ揺さぶられるのか。
そこに
「生の真実」
をみつけることができるからかも知れません。



▲横尾忠則現代美術館






メッセージベースボール

2021年06月05日 | 趣味日誌

▲楽天 田中将大投手 6/5先発予定



いまさら改めて言うまでもなく
プロ野球は「興行」です。
自腹を切ってまで観に行きたくなる。
それは野球という興行は
筋書きのないドラマ
だからでしょう。


ただし、
ドラマを組み立てる材料としてのデータ
たとえば
打率、防御率などの指標は豊富にあるわけで
その意味ではあながち筋書きなし
とは言えないと思います。



したがって
データを基にすれば
昨今流行りのAIを導入することも可能で
いわずもがなプロであるのなら尚更
そのあたりの研究が進んでいるものと思います。



昨夜
6月4日(金)のカープの対戦相手は
イーグルスでした。
セリーグ5位とパリーグ首位の対戦ですから
カープには厳しいゲームになると予想されました。



ゲームは終始
イーグルスリードでの展開でしたが
カープは何とか
喰らい付いているという状態で
終盤を向かえます。
代打や投手交代のタイミングは
天使が微笑む
こともあれば
魔がさす
こともあるようで
選手起用はベンチワークの肝と言われます。



8回の表イーグルスの攻撃にN投手登場。
かつてリーグ優勝時の胴上げ投手。
実績は文句なしの投手です。
しかし突然、
プロ野球が興行である真骨頂
「筋書きのないドラマ」がはじまります。



平凡なショートゴロが
セカンドベースに当たって
バウンドが変わりアウトが取れず。
そして
ボテボテのファーストゴロをとって
セカンドに投げるも走者の背中に当たり
走者はセーフに。
さらに
四球の連続にヒットが重なり一挙に5点。
これで万事休す。





負けに不思議の負けはなし


ゲームを組み立てるのは
基本的にコーチの仕事ですが
ベンチワークとはすなわち
監督の直観力
と言ってよい。
データを活用するも
ちょっとした動きや変化の中から
何かしらのメッセージを見つける力。
それがトップにもとめられる資質です。



野球の神様に愛されていることを知ること。
データ野球は既に過去のもの。
これからは磨いた直観力を活かす
メッセージベースボール
をカープに期待したい。
そんなわけで今日も
マツダスタジアムへ
足を運びます。

読書週間

2021年04月28日 | 趣味日誌



「読書週間」は昭和22年
まだ戦争の傷あとが
日本中のあちこちに残っているとき
「読書の力によって平和な文化国家を創ろう」と
出版社・取次会社・書店と図書館が力をあわせ
そして新聞や放送のマスコミも一緒になり
第1回「読書週間」が開かれました。
期間は文化の日をはさんだ10月末から11月。
今年で75回目になります。


さて
4月23日から5月12日まで
こどもの日をはさんだ20日間は
「こどもの読書週間」です。
こちらは昭和34年にはじまり
今年で63回目をむかえます。


昨今の読書は
スマホやタブレットの普及によって
「Kindle」などのアプリケーションで
読書をする機会が増えました。
読みたい本を携帯する必要がなく
いつでもどこでも読むことができるという
利便性から特に若い方の利用が
増えているようです。
また
月額一定で読み放題など
サービス内容も充実してきました。



▲Kindle



しかし
そんななかでもやはり
気に入った作品や印象的なものは
冊子として持っておきたいと思うもの。
先日
気になるタイトルの作品が
ネット上にアップされていたので
早速Amazonで検索をしてみました。
すると
半世紀以上前に上梓された作品のようで
最近再販されて話題になったようです。
その
最近話題になったにも関わらず
新刊として流通しておらず
中古本としての取り扱いしかありません。
しかも
その価格がちと高いし
アプリでも読めないときている。
これはどうしたものか。。。
電子書籍になるまで
もうちょっと待つかなあ??


▲Amazon検索



そんなわけで
「電子書籍化リクエスト」
をして様子を見ることにしました。
気になる作品がいっぱいありますが
連休中に何冊くらい読めるかな。

蒜山(ひるぜん)の休日

2020年11月23日 | 趣味日誌

▲大山隠岐国立公園



連休は家族で
蒜山の貸し別荘で過ごしました。
蒜山は大山、三瓶山とともに
大山隠岐国立公園に指定されている
人気の観光地です。


広島市から車で約3時間。
家族4名で向かいます。
安全を考えて
ハチくんは
丈夫なケージで荷台に乗せますが
動けないのでちょっと不満そう。
PA毎にDogRunで休憩します。



▲ちょっと不満そうなハチくん


蒜山といえば
美味しい乳製品が魅力です。
まずは蒜山ジャージーランドで
「ソフトクリーム」を堪能。
そして昼食は
2011年にB-1グランプリを獲得した
「蒜山焼きそば」を頂きました。
ジンギスカンのタレで味付けをして
具材に地元の鶏肉やキャベツを
使っているそうです。



▲蒜山やきそば


▲露天風呂


さて
別荘に到着するや否や
まずは露天風呂に。
チェックアウトまで
食事と睡眠の時間以外は
湯船に浸かっていたような
そんな「風呂旅」ならぬ
ゆったりノンビリの休日になりました。
露天風呂は3~4人が
一度に入れる程の広さがあります。
追い炊き機能付きのリモコンがあり
使い勝手の良さが魅力です。
温泉ではないんですが
囲んだ石から出る赤外線のおかげか
上がった後も
カラダはずっとポカポカでした。



ところでハチくんですが
見渡す限りフカフカの草むらが拡がる
DogRunをご機嫌に駆け回っていました。
普段はランに入ってもペタペタと歩くだけなのに
今日は全力で飛び回り挙句に柵に激突!
バツが悪かったのか
その後は素知らぬフリを決め込む次第。



▲柵に激突!


▲夕陽に染まる蒜山


▲日の出を眺めるハチくん


夕陽に燃える蒜山を眺め
溢れそうな星空にため息をつく夜の時間。
早朝は
霜に覆われた落ち葉を踏むと
乾いた音が辺りに響く。
冷え切ったカラダに
一杯のコーヒーがありがたい。
山でのひととき。
贅沢な休日となりました。



カフェのオーナーさん曰く
ここ三年程は雪が少ないけれど
この冬は沢山降りそうだ、とのこと。
久しぶりに雪山登山をしてみようかな
って思っている
「新嘗祭」の昼下がりです。



蔵王権現(ざおうごんげん)

2020年09月17日 | 趣味日誌

▲過去ブログ「修験の道」



役小角(えんのおづぬ)は
飛鳥時代(西暦600年代)に
実在したといわれている
修験道の開祖です。
役行者(えんのぎょうじゃ)
役優婆塞(えんのうばそく)
といった呼び名でも知られています。



▲役小角像


修験者のことを
「山伏」と呼びますが
修験道は理論や理屈を超えたもので
様々な事象を山の中の修行によって
感じ取っていくものと言われています。
ちなみに
明治初期に発令された「神仏分離令」
つまり廃仏毀釈に続き、明治5年の
「修験道廃止令」によって禁止され
先の大戦後にようやく元のカタチに
戻りました。



江戸から明治に渡る激動の時代において
国民生活を中央政府が管理するために
国家神道という旗印が必要だったのでしょう。
仏教と合わせ、怪しげな民間信仰は
すべてご法度となりました。




冒頭の画像は
現代の修験者である
星野文紘氏(山伏・「大聖坊」十三代目)を
紹介した過去ブログですが
天河大弁財天社の弥山登拝神事で
彼と出会うまでは修験のことなど
ほとんど知りませんでした。



さて
役小角についてですが
言い伝えでは大峯山中での修行中のこと。
過去生を救済する仏として
釈迦如来
が現れました。
さらに現世救済仏として
千手観音
未来世救済仏として
弥勒菩薩
が現れた後役小角が念じると三体が応現して
蔵王権現
となったとされています。
修験道においてはこの「蔵王権現」が
過去・現在・未来の三世を救済する
日本独特の権現思想の象徴になっています。



▲金峰山寺(きんぷせんじ)



奈良県の金峰山寺では来月
「国宝仁王門大修理勧進秘仏ご本尊特別御開帳」
と題して蔵王権現の一般公開を
予定しています。
聞くところによると
廃仏毀釈に伴い本尊は密かに移設され
知る人によって大切に守られてきました。
修験の方々のみならず
おそらく全国から多くの方が
金峰山寺に訪れることでしょう。


御開帳が楽しみです。

「悟り体験」を読む

2020年07月30日 | 趣味日誌

▲Amazon



新潮選書から昨年発刊された
『「悟り体験を読む」大乗仏教で覚醒した人々』
を読了しました。
著者の大竹晋さんは
昭和49年生まれの46歳。
京都大学の講師などを務め現在は
仏典翻訳家としてご活躍中の方です。


さて
タイトルからすると
ご自身の覚醒体験をベースに
歴代の師家方の紹介をしていく
流れかと思いつつ
冒頭には以下のような記載がありました。

「最初に断っておかなければならないことは、筆者自身にそのような覚醒体験はないということです」

この書の要諦は
覚醒体験のない方が
覚醒とはなにかという
疑問や期待を抱きながら
書き進めている
という点だと感じます。
あるいは
覚醒した人には多分書けないだろう
ダイナミックな表現が
随所でされていることでもあります。



たとえば
血盟団事件の首謀者とされる
井上日召(1886年~1967年/80歳没)を
覚醒者としてラインアップしていますが
今風に言うと井上は「テロリスト」
と呼ばれ蔑まれる人物です。
もちろん歴史によってその存在の大きさは
すでに検証されていると思います。


あわせて
女性解放運動家の
平塚らいてう
(1886年~1971年/85歳没)の
エピソードを取り上げている点なども
とてもユニークだと感心しました。


詳細は
ネタバレになりますので割愛しますが
どのような段階を踏んで覚醒に至ったかを
現代語で実にわかりやすく解説されています。


▲Wikipedia 血盟団事件



▲Wikipedia 平塚らいてう


さて
第一部「悟り体験記を読む」のなかの
第一章「中国における覚醒体験」に続き
日本の宗派における覚醒体験記が
詳しく記されています。
臨済宗、曹洞宗、浄土真宗、日蓮宗など
所謂
禅などの修行を伴わない宗派においても
覚醒体験があることに正直驚きました。



河上肇(1879年~1946年/66歳没)は
東京大学を卒業したのち
京都大学で講師を務めた際に
マルクス主義への関心を高めその後
日本共産党に入党した人物です。


▲Wikipedia 河上肇



本書によると
明治38年(1905年)12月9日に
独自に覚醒体験を得たとあります。
『無我』という真理を得ながらも
マルクス主義を標榜したのはなぜなのか。
長文の手記から
多くを読み取ることができます。
覚醒体験は
「この五尺の体躯をして真に天下の公器たるに値せしめること」
に迷いがなくなったとあります。
私のカラダと思っていたモノが
私ではなかったと悟った
ということでしょう。


禅や瞑想は
覚醒体験に近づくための手段です。
しかしこの本を読むと
禅のさなかに覚醒体験をする場合もあれば
ふとした瞬間のほんの数秒で
その境地に達したという方も
多いことが分かります。
悟ったことを認めてもらうことを
「印可」と呼びます。
先の河上肇は結局
師匠に恵まれなかったものの
覚醒体験が信じる道をすすませる
原動力になったことは明らかです。



なお
後半の章では

悟り体験は仏教によらなくてもできる
悟り体験の速成はムリ


の2点について考察されています。
たとえば
キリスト教における悟り体験者として
フーゴ・マキビ・エノミヤ・ラサール神父
(1898年~1990年/92歳没)が登場します。


広島で被爆しその後
世界平和記念聖堂を
建設することに尽力した神父は
昭和43年(1968年)に広島市の
名誉市民として顕彰されました。
神父は

「禅で悟りとなづけられる体験は他の宗教、すべての真摯な宗教にも起こる」

と断言し
禅を積極的に実践し導入しました。


▲Wikipedia フーゴ・ラサール



悟りを早く身近にすることは
可能でしょうか。
昭和30年代の禅ブームにおいて
「禅理学会」なるものが
跋扈したとあります。
曹洞宗の一派が5日間で悟り体験ができる
と謳った早期見性法なるものがそれです。
しかし
どうやらそれは悟りの入り口の前に
立った状態であって所謂超常現象的な
体験を覚醒と呼んでいるに
すぎないのではないか。
従って
早期見性法は悟り体験の敷居を
引き下げるだけのものだった
と結論づけています。



読了し
これら多くの悟り体験記を
読むにあたって感じたことは
覚醒体験とは
超人的なチカラを得ることではなく
今というこの瞬間を
いかにエネルギッシュに
味わうことができるか
ということに尽きると思います。
覚醒しても日常的な様々な出来事は
変わらず目の前にある。
そのことに惑わされず
生き生きと生きていくことが
覚醒体験者の手記から伝わってきた
結論のようなものです。

只管打座

ただひたすらに坐る
ということに尽きるのでしょう。

ある犬のおはなし

2020年06月25日 | 趣味日誌

ある日のハチくん(首の肉が気になる!)


6年前、飼い主さんが被災され
当時3歳だったハチくんを
手放ざるを得なくなりました。
友人からの斡旋があり、ウチに来ることに。
早いもので
ハチくんは3月で9歳になりました。


ウィキペディアによると
柴犬は日本の天然記念物に指定された
6つの日本犬種の1つで
指定は昭和11年12月16日。
日本における飼育頭数は最も多いそうです。




「桃太郎」をはじめ
多くの日本の昔話には「犬」が登場します。
人々の生活に欠かせない
相棒だったからでしょうね。
「花咲かじいさん」では
愛犬のポチが死んだあとも
飼い主に恩返しをし続けるという
涙ぐましい物語です。
犬はそれほどまでに
飼い主が大好きなんですね。



▲YouTube「花咲かじいさん」




昭和40年代くらいまでは
当たり前に街中に野良犬がいて
狂犬病で命を落とすことも
珍しくありませんでした。
ちなみに
先の大戦の前後は国民の貴重な
たんぱく源でもあったようです。







さて現在
野良犬は見られなくなりましたが
保健所に保護される犬の数は
減る傾向ではないようです。
ペットショップやホームセンターでは
かなり高額なモノも日常的に販売されていて
気軽に買う(飼う)ことが躊躇われますね。
にも拘わらず
日々「捨て犬」が保護されています。
これから犬を飼おうと思われている方。
ぜひこの動画をご覧ください。




▲YouTube「ある犬のおはなし〜殺処分ゼロを願って〜」






怨霊になった天皇

2020年02月13日 | 趣味日誌


「怨霊になった天皇」は
平成21年に出版された
竹田恒泰さんの著書です。


この著書を知ったのは
先月のYouTube
竹田恒泰チャンネルでした。



▲48分30秒頃から


第73代
竹内宿禰さんが亡くなったことから
この著書の話しになり
にわかに信じがたい事実が
YouTube内で詳しく語られています。
ちなみに
竹内宿禰さんはこんな方です。
(ウィキペディアより)

竹内 睦泰(たけうち むつひろ、1966年(昭和41年)12月17日 - 2020年(令和2年)1月13日[1])は、大学受験予備校の日本史講師。「古神道本庁」代表。学歴は中央大学法学部政治学科。学位は法学士(中央大学)。現在は有限会社北斗総合研究所代表取締役社長、日本歴史文化研究機構(JCIA)理事長、 みんなの受験ナビ講師。血液型O型。


人は凄まじい怒りを感じると
憤死
することがあるらしい。
怨みを持ったまま亡くなると
怨まれたものは次々と不幸に
見舞われるといいます。
本人はもとより、家族や関係者の
生命を奪ってしまうそうです。


著書では怨霊になった天皇として
崇徳天皇、後鳥羽天皇、後醍醐天皇について
詳しく解説されています。


ちなみに
竹田恒泰さんがこの著書を認めるにあたって
まるで怨霊のチカラによる
所謂、超常現象のような体験をされています。
YouTubeでも語られていますが
詳細はぜひ著書を求めてお読みください。


実はこの著書
YouTubeを見たあと直ぐに
Amazonに在庫があったため
注文しましたが
どういう訳か注文が取り消されていました。
あらためて注文をしたところ
2月3日頃着でメールが来ました。


ところが
この注文もキャンセルされて
結局のところKindleのダウンロードで
読むことになりました。
しかし
ありがたいことにポイント利用で
結局、無料で読めることに。
2月11日現在、中古品が
2000円以上で出品されています。




読了後
内容の重さに対して
なぜかスッキリした感じが残ります。
日本という国の不思議さと
祖先へのありがたさ、そして
畏怖の念の大切さを感じます。


まだ小さな頃には
「お天童様が見てるよ!」という言葉を
よく聞かされました。
この世には目には見えないけれど
恐ろしい存在があり
それをいつも身近に感じながらの生活が
日本人の生き方でした。


幼少の頃は
墓参りに頻繁に着いていっていた
記憶があります。
彼岸やお盆など
死者を身近に感じる文化は
謙虚で豊かな人間関係を育てる
基になると感じます。


非科学的であろうが
非合理的であろうが
事実として祟りというものがある
という事を知って生きることを
大切にしていきたいと思いました。


最近読んだ本の中で
最もオススメした作品のひとつです。

磐座訪問記

2020年02月07日 | 趣味日誌
『石の聲を聴け』のイベントに向け
ホームページに動画掲載した
岡山県赤磐市にある磐座を訪ねました。










 岩神神社の御神体「ゆるぎ岩」へは
麓に車を停めてなだらかな山道を登ります。
どうやったらこんなカタチになるのか?
“落ちない”ということからこの時期
受験生の参拝が多いようです。


 熊山神社は標高500mの山頂近くにあって
地元では軽登山に人気の場所のようです。
車でも山頂近くまで行くことができます。
ここは所謂ピラミッドと呼ばれる遺跡があり
その昔は山岳信仰の修行の場所でもあったようです。







 その片隅にひっそりと「猿田彦神社」が
御鎮座されています。
ここにお邪魔した時に山のエネルギーが
この場所に集約されているように感じました。
とても強い光が差し込んできました。



 磐座のあるところには神社仏閣が
一体になっていることが多いように感じますが
ワタシたちの御先祖は自然全てに神仏を観る
豊かな感性があったのでしょう。
自然によって生かされていることへの
感謝の気持ちが後に神社仏閣を
納めることになりました。







磐座を訪ねると日頃は忘れがちな
大切なことを思い出させてくれます。

聖なる石を訪ねて(3)

2020年02月03日 | 趣味日誌

▲サイマルラジオ



本日
2月3日(月)17時30分頃から
FMはつかいちの夕方の情報番組
「イブニング☆デイライト」に
3月7日(土)に広島市内で開催予定

須田郡司「石の聲を聴け」出版記念ライブinOTIS!

のイベント告知のため
出演します。
パーソナリティは
崎田えみ子さんです。
冒頭のサイマルラジオのタップすると
全国で聴くことができますので
お時間が許す方はぜひ
お聴きになってください。



詳細は以下のホームページから
アクセスできます。


▲3月7日(土)石の聲を聴け出版記念ライブinOTIS!



聖なる石を訪ねて(2)

2020年02月01日 | 趣味日誌
「日本の聖なる石を訪ねて」の著者
須田郡司さんの新刊が出版されます。


▲Amazon注文


内容は以下の予定です。

****************************************
写真集『石の聲を聴け』 目次
004 プロローグ〜聖なる石に出会う軌跡
020 日本石巡礼
078 世界石巡礼
214 エピローグ〜出雲に呼ばれて
228 作品データ (著者解説と岩質情報)
※217点の写真を収録!
****************************************


この出版を記念して
全国で講演会が予定されています。
イベントページから転載します。



■2月8日(土)
14:00~16:00
鎌田東二×須田郡司
トークライブ@Gallery5610(港区南青山)

宗教哲学者の鎌田東二さんと「聖地巡礼」をテーマにお話させていただきます。若干、席に余裕があります。興味がありましたら、ぜひ、お越し下さい。
参加費 2,000円  定員30名  要予約
※ご予約は yoyaku◉deska.jp (◉を@に変えて)
からお願いします。
2/4~9 写真展@ギャラリー5610(東京)
https://www.deska.jp/exhibition_onview




 
■2月15日(土)
【場所】 御幸森天神宮(大阪府大阪市生野区桃谷3-10-5)
     最寄り駅/JR桃谷駅・鶴橋駅より徒歩10~15分
【時間】14:00~16:30 (13:30会場オープン) 
 14:00〜15:30講演会
 15:30〜16:30懇親会
【参加費】2500円(お茶菓子と飲み物付き)
      小学生500円 幼児無料
 ☆懇親会の際、お茶と簡単なお菓子をご用意しております。
 *当日、須田郡司新刊写真集『石の聲を聴け〜LISTEN to the VOICE of STONE』を販売し、希望者にはサインをさせていただきます。
 ★お申込は、下記よりお願いします。
https://akikomorita.com/blog/form/ishinokataribe





■2月23日(日)
13:00〜17:00
荒神谷博物館 / Archaeological Museum Kojindani
〒699-0503 島根県 出雲市斐川町神庭873−8

◆時間:13:00 受付〜
    13:30~13:40 樋野達夫氏 笛演奏

    13:40~14:40 須田郡司・石の語りべ講演会
 テーマ:「聖なる石に出会う軌跡、石巡礼、出雲に呼ばれて」

      休憩10分

    14:50~15:50 須田郡司氏×平野芳英氏

    15:50~16:50 交流会

◆参加費 2,000円(軽食と飲み物付き)

◆定員 50名

◆お申込は、下記フォームメラーよりお願いします。
※参加ボタンだけでは予約確定にはなりません。
以下フォームよりお申し込み下さい
https://ssl.form-mailer.jp/fms/0b48d616650240




■3月7日(土)19時
広島市中区のライブハウスOTIS!で
出版記念ライブの開催が決定!
詳細は近日中に。


◎つづく

聖なる石を訪ねて(1)

2020年01月31日 | 趣味日誌


須田郡司さんの著書
「日本の聖なる石を訪ねて」は
2011年に祥伝社から発刊されました。

いわゆる聖地と呼ばれる場所には
大小を問わず石が祀られていることに
気付く方も多いでしょう。
神道の祝詞には
「常盤(ときわ)・堅磐(かきわ)」
という
石の力を示す言葉が使われています。
聖なる地と石の関係は
古の時代からの習わしだったようです。


人々はなぜ石を信仰するのか。
ある人は
石の持つ不思議なパワーに
引き寄せられるから。
またある人は
古代文明のロマンを感じるから。
「パワーストーン」と呼ばれるとおり
そのエネルギーに守られたいから。
いずれにしても
石に対してはポジティブなイメージが
強いのではないかと思います。
須田郡司さんは著書のなかで
石についてこんな風に明記されています。



まず石があって水、土があって植物がある。
だから石や水、土がなければ植物も育ちません。
そして植物があって、動物、人があるわけです。
こういう順序になっていますから僕たちの存在のいちばん根っこにあるのはやはり「石」だと。



つまり
石は地球そのものである。
石は母なる地球の原型である

というイマジネーションが
信仰や畏怖に繋がっていると
述べられています。


ちなみに
石を分類するにあたり
巨大なものを「巨石」と読んだり
ついになっているものを
「夫婦石」と呼ぶのは
一般的です。


「バランシングストーン」は
微妙なカタチで折り重なっている石の
呼び名ですが
巨大な石にも関らず
人のチカラで簡単に動いてしまう石も
あるようです。


たとえば
岡山県赤磐市の「岩神神社」にある
「ゆるぎ岩」は
5.2m×1.8m×0.9mというサイズですが
大人一人のチカラで簡単に動くそうです。
しかしながらこの石は
簡単に動くにも関らず
絶対に落ちないという事から
受験生に人気のスポットになっています。


▲赤磐市観光協会



また俄かに信じがたい石もあります。
静岡県牧之原市にある大興寺は
時の住職が亡くなるたびに
マユのカタチをした石が
近くの河岸から
まるで生まれるように
湧き出してくるそうです。
それを
「子生まれ石」
と呼んでいるそうですが
歴代の住職の墓石にはすべて
この石が使われています。






不思議を感じるのは人間だけで
地球レベルでみると
当たり前のことであって
見えないもの
聞こえないものにも
何かしらの意思が宿っていると
考えた方が合理的なのかも知れません。


須田郡司さんの
聖なる石を訪ねる旅は
今も続いています。


◎つづく


登山靴

2020年01月19日 | 趣味日誌
一昨年
中国地方最高峰の大山に
スノーシューハイクに出掛けました。
詳しくは過去ブログに
ありますので宜しかったら
読んでみてください。



▲過去ブログ「開山1300年」



今年も
近場の雪山に行く予定が
全く雪がなくスノーシューを
履きたくてもそれが叶いません。
スノーシューは所謂「かんじき」
と呼ばれるものですが
その上に履く登山シューズは当然
防水仕様のモノが必須です。


もうかれこれ
10年近く履いている
アディダスのゴアテックス。
オレンジカラーが気に入って
購入しました。
普段使いにあわせ
特に雨の日などには
とても重宝しましたが
そろそろ寿命のようなので
新しいモノを探してみました。



防水仕様(water proof)は
数あれど価格的には
ちょっとお高いものが多いです。
現在、メインの登山靴は
アゾロのシラーズで
普段使いにしようと
暫く履いてみましたが
靴底にそこそこの重さがあり
やはりちょっとムリでした。



▲asolo online



ちなみに
ランニングシューズの防水仕様では
サロモン
がオススメです。
トレッキングシューズもあり
現在セール中でずいぶんと
お安くなっているようです。


▲サロモン



価格ドットコムや
Amazonなどで
色々さがしてみましたが
かつて履いていた
メレルのカメレオンが
最安値で出品されていました。


メレルは
着脱が容易なわりにフィット感があり
結構な雨の日でも浸水することは
ありません。
その昔
大好きなキミドリ色バージョンがあり
早速に買いましたが
ソールが擦り切れてしまうほど
毎日履きすぎてダメにしてしまいました。





水仕事が多い上
泥などで汚れる可能性が高いため
防水仕様が何かと便利です。
そんなわけで
久しぶりにメレルの購入を考えている
今日この頃です。



▲MERRLL ONLINE


夏の登山

2019年08月11日 | 趣味日誌
昨年9月上旬の富士山は大荒れで
9号目からのアタックも視界1メートルの雷雨のため
やむなく登頂を断念。
高山病でフラフラしながら、
何とか山頂までとは思いつつも結局叶わず下山しました。
同じ時期に別ルートから登った登山仲間も
登頂叶わずでしたが
先程富士山リベンジ成功の知らせが届きました。
抜けるような青空の下
御来光を賜ったようなので画像をシェアします。







5月、奈良大峯山の弥山の後どこにも登っていない。
登山仲間の画像に誘発されて
今週日帰りでどこかに登ろうかな
なんて考えています。
そんな中、台風接近の知らせが。



仕方ないのでハチくんと裏山の縦走でもするかな。
町なかにいると染み入る暑さも山に入ると
森の精気によって和んできます。
森に癒されてきます。



▲昨年の富士山