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熱と光

2015年03月21日 | 環境日誌




画像は
世界最大のタワー式太陽熱発電所
「イヴァンパ太陽熱発電所」です。
発電能力は392メガワットで
14万世帯の電力をまかなうことができます。
同じ方式の発電所としては現時点で世界最大です。

この発電所は
高さ7フィート(約2.1m)、幅10フィート(約3m)の鏡が30万枚以上ありコンピューター管理で動いています。
年間に自動車7万2千台分相当の温室効果ガスの排出削減効果があるとされるこの施設は半導体部品を必要とせず金属板(鏡)とパイプ、タービン、発電機という部材を使うため将来的に米国全土でクリーンエネルギー雇用を生み出す基礎になるといわれています。
今最も注目されているエネルギー施設のひとつです。


ところで
太陽熱発電と
太陽光発電の違いをご存知でしょうか?



太陽光発電は
太陽の光を電気に変える利用法。

太陽熱利用とは、太陽の熱を利用して
お湯をつくり出すことが基本となります。
屋根の上に設置されるパネルも
太陽光発電では太陽電池であるのに対し
太陽熱利用では効率的に
熱を集めるための集熱パネルです。

水道水を給水し、集熱装置を通すことで
お湯に変え、貯湯タンクに溜めておいて
必要なときに使う。
これが基本システムになります。
実は歴史は古く、古い民家の屋根の上に
太陽熱利用温水器を見かけることも多いと思います。

最近では
太陽熱を利用する魔法瓶もあるとか。






太陽光と太陽熱
似ているようで全くちがうしくみですが
今注目の話題を次号以降も
引き続き取り上げたいと思います。

◎感謝
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