駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ニュー・ソロ・アルバム

2021年08月29日 | ザ・スターキー
8月29日(日) 本日のJOG=45分
日曜日の朝。今日も普通に朝JOGと朝の練習や仕事もした。
ここ何日間の朝JOGのお供は、ザ・スターキーのジョン役、石田ひろあきが作った最新CD2枚組。ザ・ビートルズの名曲を選りすぐったカヴァーアルバム。最近出来上がったばかりで、ライブのお客さんに配っていて、バンドメンバーのオレもいただきました。
コロナ禍でのお家時間を有効に活用した宅録CDなんだけど、彼の自宅で作ったとは思えない程クオリティがハンパなくてワンダホーなアルバム。
ザ・ビートルズをまるまるコピーというのではなく、石田ひろあき風に遊び心を持ってカヴァーした合計42曲となっています。
既に以前にも赤盤・青版などのヒット曲中心に、30曲入りのCDを作っていて、彼のビートルズ愛、こだわり、情熱とともにクオリティの高さに舌を巻いたのだけど、今回もまさにその続編としてのハイレベルな出来栄え。


まあ、もともと歌が上手いのは皆さんもご存知だけどね。

前回のCDは、ビートルズの公式曲の前期・中期のヒット曲中心だったので、今回の2枚組CDは後期の渋いマニアックな曲だったり名曲なのにあまり知られていない曲などが多くて、言ってみればツウ好みの42曲。
そして、大きな違いは前回はドラムも打ち込みで入っていたのだけど、今回は全篇ドラムレス。時々カホンやタンバリンなどパーカッションを自分でレコーディングしています。石田ひろあき曰く、「ドラムの打ち込みがいちばん手間がかかって面倒くさくて今回はやめた。」とのこと。
オレのようなドラマーからすると物足りないかといえばそうでなく、無機質な打ち込みは好きじゃないので、逆に手作り感に好感が持てたりします。
その分、オリジナルからのコピー感が薄れて、逆にいろいろなイデアが引き立って面白みが増すことができたと思った。
例えば、ストリングスなどの複雑な音の厚みを出すために、自分の声の多重コーラスで重厚な曲を再現している。それも、持って生まれた彼のええ声の成せる業である。ええ声じゃないオレには羨ましい限り。

とにかく、これだけの細かい作業をコツコツとやった彼の根性に、アッパレを言いたい。
このアルバム、もし気になるのなら、ザ・スターキーのライブに来て、ジョン役石田ひろあきにおねだりすれば、ただで貰えるかも。
知らんけど。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする