駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

スーパーマン リターンズ

2006年09月24日 | 駄日記
映画を観に行った。
かつては映画ファンだったので映画館には足繁く通っていたのだけど、ここ数年はなかなか行けなかった。
この夏のお盆休みに、数年振りに映画館に出かけじっくりと鑑賞して、また映画の楽しさを思い出してしまった。映画というのは、一度観に行くと癖になるのであります。
今年豊橋市では、市制100周年記念ということで市を挙げて全面的にプッシュしている映画、「早咲きの花」が7月の終わりから上映されている。市で娯楽映画を支援するということも珍しいことで、他にあまり聞いたこともない。まあ、市民としては、冥土の土産に見ておくべきではなかろうか、という気がしていた。
封切から随分と長いこと上映しており、もうそろそろ終わってしまうのではないかとの思いもあり、これを観るつもりで出かけた。

その日、チケット売り場で並んでいると、オレの前のお客さんが「スーパーマン!」と元気良くチケットを購入した。
上映開始時間は、「早咲きの花」とほぼ同じだった。
オレの順番が来た。オレの頭の中は地味な邦画のイメージと、派手な洋画のイメージが交錯した。
つい、オレはつられてしまって同じように「スーパーマン!」と叫んでしまった。
というわけで、一瞬のうちに予定が変わり、“スーパーマン リターンズ”を鑑賞する事になった。

スーパーマンシリーズというのは殆んど観ていないので、偉そうなことは言いません。
ただ一言、「どえらい面白かった!」というのみである。
スケールのでかさが並じゃない。まさにマンガの世界である。
墜落するスペースシャトルを宇宙の軌道に乗せる。同時に翼をもがれたジャンボ機を片腕一本で野球場にそっと着陸させる。新しく誕生する大陸を宇宙に投げて惑星にしてしまう。
がはははは。面白い。

クラーク・ケント役のブランドン・ラウスは2m近い巨体に端正な顔立ちで、歴代の主役“クリストファー・リーブ”を髣髴とさせる。しかしまあ、まるでお人形さんのように整ったお顔。表情が変わらなければ、まるで蝋人形である。
思わず笑ってしまったのが、悪役陣。

名優ケビン・スペイシーがつるつるのハゲ頭で登場した際にはびっくりした。そして笑えた。相方の女優との絡み演技もコミカルで楽しい。超巨悪の親分のはずなのにね。オレ、好きなんだよな~。
ニッポンの俳優で言えば西田敏行が悪役をやっているようなもので、それだけで笑える。豪華である。
そしてもう一つのびっくり。愛する彼女が人の妻になっており、スーパーマンがストーカーまがいにその彼女と旦那さんの愛にあふれた家庭を覗き、家庭に立ち入る。そんなんいいの~?

恋人?ロイス・レイン役のケイト・ボスワース。今風に言うと、普通にキレイだ。
彼女は、旦那とかつての恋人のハザマで不倫の感情に揺れるのである。
夜空をスーパーマンに抱かれてすいすいと空間遊泳する。気持ち良さそうである。オレも抱かれて飛んでみたいのうー。。。。ゲ。

映画のエンディングで、どんでん返しあり。ふふふ。
う~む。面白かったのうー。
コメント
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