僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

コウノトリ6羽をパチリ!

2021-08-22 14:30:30 | 野鳥
 長く続いた雨で屋外を出歩くことも出来ずという休日が続きましたが、久しぶりに雨の降らない日曜日となりました。
山や川へ行きたかったものの、長雨で水量が増えたり地盤が緩んでいるかもしれませんので、安全な平地の田園地帯を一回りです。

国道から脇道に入ってすぐに見えてきたのはコウノトリ!しかも数が多い。
さっそく確認してみると数は6羽です。6羽が並んで畦道で休憩中といった感じでしょうか。



コウノトリを最初に見たのは2012年の3月で、その頃から滋賀県でコウノトリが観察されることが多くなり、現在では身近に観察される野鳥になってきています。
湖北に飛来し始めた初期の頃には大勢のカメラマンが集まった時代もありましたが、今では田園風景に解け込むかのように姿を見る機会が多くなっています。



湖北ではコウノトリが集団で居る様子も何度か観察されており、当方は最大で8羽が居るのを見た事はあるものの、さらに多くのコウノトリが確認された事があるようです。
大げさに言うと、湖北では田圃を探せばコウノトリが居る。まるで冬の田圃のコハクチョウのようだなぁと感じてしまう始末。



足環のあるコウノトリとないコウノトリがいましたが、コウノトリ・ファンの方々が全て把握されているでしょうから、調べるのは止めておきます。
コウノトリの足環には生まれや性別、両親などの情報が確認できるようになっており、個別の愛称を持っているのもいるようです。



コウノトリは見ている間に畦道の右側と左側に、まず4羽と2羽に分かれました。
車の中から見ている限りは警戒心はあまりなく、通り過ぎる車のエンジン音にも無反応ですので、この地域が安全な場所だと分かっているのでしょう。





畔道の左側には2羽が寄り添うように立っています。
同じ姿にしか見えませんが、それぞれ愛称があって移動先まで網羅されているのは足環のおかげですね。





そうこうしている間に、左側は3羽になる。
集団が少しバラけてきたようです。



畔の右側の3羽はどうなったかというと、田圃に降りて稲穂を嘴で突きだしました。
コウノトリが米を食べるの?と不思議に思って見ていると、どうやら驚いて飛び出した昆虫を捕まえているようでした。
なかなか賢いやつだと感心しましたが、虫たちが生息しているのも農薬漬けの田圃ではない証なのでしょう。



久しぶりの田圃巡回で驚いたのは、稲の生育でした。
もうすっかり黄金に色づいてきており、月が明けたら稲刈りが始まり、稲刈り機の後を追うアマサギの姿を見ることが出来そうです。

それと、セミの種類も変わってきており、今聞こえてくるセミの声の大半はツクツクボウシに変わっています。
ツクツクボウシが鳴くようになると秋の始まり。ツクツクボウシの声が消えると秋の渡り鳥や冬の野鳥がどっと入ってくるかも?



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