僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

オオタカのハンティングは遠距離戦だ!

2015-07-29 20:16:16 | 野鳥
 夏だから当たり前とはいえ、暑いですねぇ。
早朝は日差しもゆるく、しっとり感があるので好きなんですが、9~10時頃になるとジリジリと暑くなってきて耐え切れずク-ラーのある場所へ逃げ込んでしまいます。

野鳥たちも姿は見えますが、日差しが強くなると木陰などで暑さをしのいでいる姿を見ることが多くなりましたね。
カラスは元気そうだけど、黒い羽毛に包まれたあの連中の体感温度ってどうなっているんやら。

 さて、朝の電柱にはオオタカの姿がありました。



最初は逆光だったのでカラスかと思ったんですが、順光位置から見たらオオタカでした。
そろそろこの界隈に出るかも?とは思っていたけど、農道が一本違えば会えなかったね。



しばらく見ていたが動かないので、冷房の入った車の中から見ることに...。
オオタカのすぐそばの電線にはカワラヒワやハクセキレイがいたけど見向きもせず。近すぎてトップ・スピードに入るまでに逃げられるのが分かっているんでしょうね。

100mくらい離れたところにスズメ数羽が飛んでいる姿が見える。
このオオタカ、すぐに飛んで狩りを始めたようです。しかし見えたのは分散して飛ぶスズメの姿だけ



オオタカのハンティングは見えなかったけど...さっきは○○羽だったスズメが1羽減ったなぁ~。
な~んてことが言えたらバーダーの仲間入りが出来るんだけどね。


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アカショウビンをパチリ!

2015-07-26 19:19:19 | 野鳥
 鳥運の巡り合わせって面白いもんですね。
7月初旬のとある日のこと、フィールドを移動している途中に“これは野鳥の潜んでいそうな怪しい場所やわ”と思いながらも野鳥の気配はなく通り過ぎた場所がありました。

通り過ぎた後、次に行こうかなと思っていた場所にナビをセットしてみたら結構距離がある。“面倒くさいのでヤメやぁ!”と再び同じ道を折り返してきた帰路の道。
先ほどの怪しい場所から“アカショウビンの声が聞こえてくる!”声がする方向へ向かって周辺を探索してみると、すぐ近くから声が聞こえる場所があったんですよ。



最初は声だけで姿が見えなかったんだけど、途中で右側から聞こえていた声が左側から聞こえるようになった。
おやっ?と思って周囲を見回してみるとアカショウビンの姿があった。しかし、こちらの動作に反応して頭上をアカショウビンが飛んで元の位置へ戻っていってしまう。



“待ってればもう一回チャンスがあるかも?”と待ってみることに...。
次々とまとわりついてくる蜂やアブやブヨにウンザリしながら待っていると、ありがたいことにもう一度飛んできてよく見える場所に留まってくれましたよ。



アカショウビンが留まった場所は木陰で暗かったけど、射程距離には充分だった。
AFの焦点の合うまでの僅かな時間が何ともいえないワクワク感を感じてとても長い時間に思えたなぁ。



しかし、この距離で見られたのはかなりツイてましたよ。
囀っている様子が目視で確認出来る距離にアカショウビンがいましたからね。

写真は同じようなのばかりなんですが、囀っているところへ連射かましたのでクチバシの開き加減が微妙に違うといえば違ってるだけです。
 普通に留まっているやつも撮ったのですが、そっちはどれもこれも全く同じ写真なので代表で1枚だけUP!



“ここへ戻ってきてよかったなぁ~”と思いながら、実はこのアカショウビンが呼び戻してくれたのかな?なんて思ってもみる。


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モリアオガエルとサンコウチョウをパチリ!

2015-07-21 06:30:53 | 野鳥
 近畿地方もやっと梅雨明けしたようですが、少し前の梅雨の最中の頃はモリアオガエルの卵塊を産みつけられているのを見る機会がよくありました。
しかしなかなか親カエルを見る機会に恵まれず、この日は初めてその姿を見ることが出来ました。

 梅雨空で小雨がパラついてはいたけどせっかくなんで、接近してパチリ!
上の小さいのが♂で下の大きいのが♀で、♀の方が随分と大きいですね。



手の吸盤も大きいので木登りしても落ちないのでしょうかね。
少し引いた位置から見るとこんな感じです。 



さて相変わらず“声はすれども姿が見えぬ”サンコウチョウでしたが、何とか見える位置に姿を現してくれました。
近くで営巣しているはずなんだけど、見える位置には巣はなさそうな感じでしたよ。



前回出てきてくれた場所よりは少し明るい所だったけど、尾っぽに木の葉がかぶってしまいましたね。
いづれにしろ変わり映えのしない写真しか撮れませんがね。





サンコウチョウが長い尾っぽで森の中を枝移りしていく様子を見ていると、森の忍者のようにも思えてしまいます。
こっちも忍者のように姿を隠して潜んでいるつもりだけど、サンコウチョウからはバレバレなんでしょうね。


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今月の読書!~「山怪-山人が語る不思議な話-」(田中康弘)と遠野物語~

2015-07-18 20:00:00 | アート・ライブ・読書
 山へ入り、山と共存するマタギのような山人の中には山で不可思議な体験をされる方がおられるそうです。
それは例えば“キツネに化かされた”“暗闇に光が漂っているのを見た”などといった民話に出てくるような話ですが、常識では説明のつかないようなことが山では実際に起こることがあるようです。

この“山怪”という本は田中康弘というマタギカメラマンが実在するマタギや山と共存して暮らしている山人から聞き取った話をまとめた本で、これが思いのほか面白い本でした。
しかし“マタギカメラマン”なんてジャンルがあるのには驚きですね。


「山怪-山人が語る不思議な話-」田中康弘

聞き取った話のほとんどは完成された話でも教訓めいた話でもないヨモヤマ話のようなもの。
“山でこんなことがあったんだよなぁ”的な話で、薄気味悪い話からヨタ話みたいのまであるけど、マタギが体験したとされる話はリアルさがありますね。

次は日本に実在する5人の女性のマタギ(女猟師)たちへ取材して書かれた珍しいルポです。
マタギカメラマンらしく獲物の解体シーンなどの写真も多数含まれていて、興味深い話が揃っていましたよ。


「女猟師-わたしが猟師になったワケ-」田中康弘

ところで、先ほどの「山怪」には“現代版「遠野物語」”とのキャッチコピーが添えられています。
「遠野物語」は民俗学者“柳田国男”が岩手県の遠野地方に伝わる民話を、遠野地方出身で民話などの蒐集家“佐々木 喜善”が語った言葉を聞き取ってまとめた名著と呼ばれる本です。

しかしながら100年以上前に書かれた本ですから当時の文体で書かれており、過去にチンプンカンプンのまま読み終えた本だったのですが、今は新訳として現代語に書き直されたものがいくつかあるようです。
名著と呼ばれる本を新訳本(現代語)でしか読みきれないのは情けないが、京極夏彦のリミックス版でやっと遠野物語を読みきれましたわ。


「遠野物語remix」京極夏彦×柳田国男

さて、「遠野物語」はあの水木しげるも書いています。
“怪=妖怪”になるのかと思ってましたが、水木しげる本人が狂言回し役で登場して“全て妖怪の仕業だ”とは書きつつも、原作を忠実に説明するかのようにビジュアル化してもらえてありがたい。
水木しげるがこれを書いた時、齢87歳だったというから、やっぱりあの先生は妖怪やね。


「水木しげるの遠野物語」原作 柳田国男、水木しげる

ということでこの「山怪」、重版を重ねていて注目されているとのことです。
どんな読者層に受けているのか興味があるところですね。


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カルガモ親子とスッポンをパチリ!

2015-07-17 07:50:50 | 野鳥
 先々週くらいから睡蓮や蓮の花が咲いてきていましたが、天気が悪いとか花の状態が良くないとかで残念な思いをしていました。
しかし季節は蓮や睡蓮を置いていくように進んでしまい、もうオニユリが咲いている場所さえあります。

 今シーズンは蓮の花が少し遠いのだけど、とりあえず季節の花ということでパチリ!



さて、あちこちでカルガモ親子を見かけるようになりましたが、もう大半は雛とは言えないくらい成長してしまいましたね。
 まだ雛っぽい雰囲気の残るカルガモ家族を見かけたのでパチリ!



カルガモの子供もまだこれくらいのサイズまでが可愛いですね。
この家族の雛は5羽のようですよ。



 見ていると川から畑の方へ上がって行きました。



 ところで川辺に“何か変な奴がいる!”と思ったらスッポンでした。
これが“スッポンの甲羅干しやね”。でも逃げ足は早かったよ。



そこそこのサイズのスッポンです。
スッポンは栄養価が高く美味しいという方もおられますが、これを食べるのは... 


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爆睡する子狐(コギツネ)をパチリ!

2015-07-14 20:20:20 | 野鳥
 その道を通った時、日は違うのに2回連続で同じ場所にキツネの成体の姿がありました。
そのキツネはこちらの車の気配を感じるとすぐに逃げるのですが、このキツネはなんで同じ場所に出てくるんだろう?と不思議に思っていました。

2回目(別の日)に通った時に分かったのですが、その成体のキツネはどうやら巣立ちした子狐(コギツネ)の様子を見守っていたようです。
ゴールデン・ウィークの前後に子育てしていたキツネのファミリーが人家近くの畑にいましたが、このコギツネはその時のファミリーのコギツネより成長した個体です。



ただね、こいつはすぐ近くに車を横付けしているのにも関わらず、ず~と爆睡しているのです。
しばらくこの場を離れて戻ってきた時にもまだ爆睡中でしたから“こいつはどんだけ寝るねん!”て言いたくなりましたよ。



 “誰か来たぁ~!もう眠くって眠くって”となかなか目覚めないようです。
 少し顔と耳を上げて様子を伺うように周囲の音を聞くような素振りを見せたけど、目もまともに開けられないくらい眠いようですよ。



 面倒くさそうに邪魔しにきた当方を確認しております。



 “あぁ~眠いのに邪魔せんでくれよ!”と首をカキカキ。



それで、このコギツネはこの後どうしたかというと...。
また爆睡してしまいましたわ!  


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アサギマダラとサカハチチョウの夏型をパチリ!

2015-07-12 18:08:08 | 花と蝶とトンボと昆虫
 この土日は久しぶりに晴れの日が続いて、勢い込んでお出かけされた方も多かったのではなかったでしょうか。
しかし晴れてくれるのはいいんだけど、午後には“熱中症に注意!”なんて情報が配信されたりしてきて何とも暑い!

午前中とはいえ10時頃ともなるともう暑くって動く気にならないので、暑さに体が慣れてくるまでは元気があるのは早朝だけって感じですね。
蝶も暑くなると姿が見えなくなりますが、朝は5頭のアサギマダラの姿がありました。



ずっと雨の休日が多かったので蝶に会えるのは久しぶり。
野鳥は雨の中でも見られる連中がいるけれど、雨の日の蝶は絶望的やもんな。



従ってアサギマダラも久しぶりでしたが、真夏になると見られなくなるかもしれないなぁ等と思いながらしばらく遊んでもらいました。
次に会えるのは初秋の頃になるかもね。



蝶自体の数は出ていないんですが、サカハチチョウの夏型が姿を現し始めましたね。



蝶には季節型ってのがあるそうで、春に生まれた蝶と夏に生まれた蝶で姿が違うそうです。
 同じ蝶なのに別の蝶かと思えてしまいますよね。


(夏型:7月撮影)


(春型:5月撮影)

蝶も季節によって出てくる顔ぶれや場所が短い期間で変わってきますので変化があって面白いですね。


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梅雨空にキジのホロ打ちをパチリ!

2015-07-10 07:35:35 | 野鳥
 キジのホロ打ちやウグイスの囀りなんてのは初春の風物詩なんですが、梅雨空の下でホロ打ちしているキジがおりました。
普通のキジは一回ホロ打ちをすると少し時間を置いてから次のホロ打ちをするもんなんですが、こいつは短い間隔で3連発のホロ打ちをしてましたよ。



テリトリ-の近くに別のキジがいて縄張りを主張していたのかも知れません。
なにせ湖北はキジの多い土地柄ですからね。



一ヶ月くらい前に小さな雛を連れたキジの♀を見かけましたが、もう随分と雛は大きくなっているかも?
残念ながらそれ以来、そのキジ親子に再会する機会はないんですけどね。





キジのホロ打ちばかりなんですが、春のキジのホロ打ちの時は後ろ向きだったり、ピンボケだったりしたのでリベンジがてらのパチリ!です。
季節感はないし、旬の季節なんてとっくに過ぎているんだけどね。


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カナダの生き物たち!~身近な野鳥をパチリ!~

2015-07-07 18:50:50 | 野鳥
 “カナダの住まいの近くや遊びに行った先で見た野鳥を撮っておいたけど、これって何の鳥か分かるか?”と難題を投げかけられました。
日本の野鳥でも分からんやつがいるのに、外国の野鳥なんかさっぱり分からんぞ~!...と興味深く見てみたのですが、それなりに識別が出来た感じ。

なぜならカナダの野鳥とはいえ、向こうでは身近な野鳥みたいでネットですぐに調べられたからです。
まずは動画からなんですが、これはビビったよ。目の前にハチドリが吸蜜してたんだって!



花を見ていたら何かいたので撮ってみたらしいのですが、すぐ目の前に3分位いたそうですから羨ましい限りですわ。
出来ればもう少し長く録画して欲しかったな。

 次はコマツグミ!
写真を撮ってるこの人は野鳥に興味のない人なのですが、こんなのを撮ってました。
日本の冬に迷い込んできたらカメラマンが集まる鳥かも?



 “カラスみたいなやつが居たんだけど、体に赤い模様があったよ!”
おいおいこれはハゴロモガラス!
でも、なんで「ハゴロモ」って日本名が付いているんやろね。



 湖北に飛来した記録があるかは知りませんが、日本に姿を見せてくれることもあるカナダガン!
住宅地の道路を横切っていたそうです。他の写真を見ると車が通っている横を3羽のカナダガンが横切っていく写真もありました。



さぁそれではカモメで悩みましょうか?
さっぱり分かりませんが、カナダに居るのでカナダカモメ?



ドアップにする程近かったようです。
さぁ同定しましょう!



成鳥はこんなやつだそうです。(同種かどうかは怪しいけど)




“一番カッコ良かった鳥はこれなんよ!シャープな水鳥なんやけど、この鳥分かるか?”
ってことで興味深く見てみたら...

そいつはオナガガモだよ!
こいつなら冬の琵琶湖でいくらでも見られるよ!と答えておきましたけどね。

 おまけは変な毛虫をパチリ!もしかしたら美しい蝶になるやつだったりするかも?



世界は広く遠いって感じることがありますが、野鳥を介して見た世界はとても近く感じますね!
海外でウロウロしてみたいね。生きてるうちに!


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カナダの生き物たち!~カナダにはリスが多いらしよ~

2015-07-05 20:08:38 | 野鳥
 湖北でも山の方へ行くとリスに出会うことがありますが、カナダでは日本で見るより遥かにポピュラーな動物だそうです。
何というリスなんでしょうね。日本の山でリスに出会ことはありますが、こんなにゆっくりとは撮らせてくれないよね。



同じリスでも随分と色の違うやつもいるようです。季節要因もあるかもしれませんけど...。
大事そうに食糧を抱えています。食事中だったのかもね。





さてカナダの風景を貼っておきます。
 滋賀県の山道とは少し雰囲気が違いますね。それとも滋賀の山にはない高度なのかも?



湖なのか池なのか分かりませんが、綺麗なところです。



湖に見える水鳥はコブハクチョウだそうです。向こうはハクチョウの繁殖地に近いけど、こいつが野生かどうかは不明です。
...ということで最後は“カナダの身近な野鳥編”です。普通に見られる野鳥ばかりとのことですよ。


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