僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

コハクチョウをパチリ!その3~かけっこ編~

2015-10-30 08:01:30 | 野鳥
 さぁ飛んでみようか!
先導するコハクチョウが最初の1歩を踏み出せば一斉に駆け出すよ。ドキドキする時間です。





このかけっこは、最初はバシャバシャと水を上げながら。何歩目からかは水面を走るように、そして徐々に水面から足が離れて飛び立っていく。
その姿は、優雅とか華麗というよりはユーモラスといってもいいような姿ですね。





離水した後は木が邪魔になって姿が見えなくなり、再び見えた時は彼方の湖面上を飛んでいく姿でした。
まだコハクチョウのシーズンは始まったばかりですから、これからいくらでも見る事が出来るでしょうけどね。



 おまけでもう1枚!“置いてかないで~”と最後の1羽が必死に追いかけていく。



やっぱりコハクチョウって好きだな!  


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コハクチョウをパチリ!その2~羽ばたき編~

2015-10-27 18:20:25 | 野鳥
 朝からず~と眠ったままで動きのなかったコハクチョウがいよいよお目覚めの時間になりました。
それまでは騒々しいバイク集団の騒音や釣りボートに飛ばされた大量のカモの羽音に驚いて顔を上げただけの姿しか見ることが出来なかったんですけどね。

さぁ羽ばたきをするかなと思いながら見ていたけど、これがいっこうに羽ばたかない。
やっと羽ばたいたと思ってカメラを構えたら、とんでもない傾き写真。2回目には間に合わずで3度目の正直の羽ばたきです。



隣にいた方から“バッチリや~!”の声が出たけど、当方のは“ピント合ってたかしら?”と不安になりつつも今シーズンの初羽ばたきをパチリ!
“コハクチョウの羽ばたく風が当方の頬を撫でて...”と定番の言葉を言いたくなる瞬間です。



さて隣におられた“バッチリや~!”の方は他府県の方でしたが、琵琶湖のコハクチョウを見に湖北・湖西・草津と各所を毎年訪れておられるそうです。
湖西はある程度分かりますが、草津のコハクチョウは見に行ったことがないので一度は訪れてみたくなります。琵琶湖のどこで見てもコハクチョウに変わりはないと言えばそれまでですけど、場の雰囲気はかなり違うと思いますからね。



この日は琵琶湖の別の浅瀬にもコハクチョウの家族の姿が見られましたので、コハクチョウにとってすごしやすい気候だったのかもしれませんね。
当方は道端に座り込んで眺めていましたが、太陽光を背中に受けていると少し汗ばむくらいでうつらうつらと気持ちが良かったですよ。





ということで全羽が顔を上げて一列になって動き始めたのでそろそろ飛んで移動かな?という時間になる。
視界が広い場所ではなかったけど、その時を待ってみる...続く。


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コハクチョウをパチリ!その1~ダラダラ編~

2015-10-25 21:50:50 | 野鳥
 異例の速さで湖北に飛来してくれたコハクチョウでしたが、これまでは沖に姿が見えるばかりでしばし辛抱の状態でした。
そんなコハクチョウもいよいよ琵琶湖の浅瀬で姿を見ることが出来て嬉しいばかりの先週末になりましたよ。

土曜日は風もなく琵琶湖はベタ凪。最高のコンディションで穏やかな和らぎの時間を過ごさせて頂きました。
もう随分前の事になってしまいましたが、初めてビオトープでコハクチョウを見かけた瞬間から過去の嗜好からは考えもしなかった野鳥ファンになってしまったので思い入れが深いんだよな。



でも不思議だね。毎年見ているコハクチョウなのに久しぶりに姿を見ると“こんなに大きな鳥だったっけ?”って感じてしまうんだよね。
何かね、写真なんか撮るよりもコハクチョウを眺めている時間ってのはある意味でのヒーリングでボケーと眺めていましたよ。



現地へ行った時のコハクチョウは半分寝ている状態の夢現でダラーとしておりました。
見に来ている人もいたけど、皆さんダラーと。当方もダラーとしながら半分くらい夢現です。

時々目を覚ましたコハクチョウが少し動き始める。
 “何や、皆さんまだおネムの時間かい?”と顔を上げるが、またすぐ眠りにつく。



 目を覚まして顔を上げたコハクチョウはすぐに大あくび。
何度この大あくびを見たことか。緩やかな時間ですね。



動いてくれる時ってのはのびをする時だけ。
ここに居たコハクチョウは9羽。家族なんでしょうかね。



光の加減で琵琶湖の湖面が青く写ると嬉しく思います。
実際に目で見る光景は遥かに素晴らしいのですけどね。



リーダーらしきコハクチョウが首を上下しながら、鳴き始めた。
そろそろお目覚めの時間ですかね。...続く。


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またチョウゲンボウですか?

2015-10-23 07:55:55 | 野鳥
 “またチョウゲンボウですか?”って感じですが、いつも同じ場所にこいつが留まっているので、つい撮ってしまいます。
この田園地帯はこいつのエサ場になっているようで、電柱の上で獲物を見定めては狩りに飛び出しております。

こいつは、狩りが成功しても失敗しても元居た電柱に戻ってくるので、見ている側からすると“こいつはいつも同じ場所にいる”となってしまうのでしょうね。
この時も田圃で狩りをして戻ってきたのですが、手には狩りの成果の獲物がありました。拡大してもよく見えなかったんだけど緑っぽい色がチラッと見えるので獲物はカエルかな?



田圃に降りてからの獲物探しをみていたのですが、一直線にハンティングとはいかないようで、ちょこっとジャンプするように飛んでは獲物の潜んでいるらしい地面に爪を立てる動作を何度か繰り返しておりました。
まるで小さな子供がバッタやカエルを捕まえようとしている動作の様。手で捕まえようと押さえにかかるとターゲットは跳ねて少し先へ行ってしまうってやつね。



冬に田圃近くにやってくる猛禽は何種かいますが、それぞれ距離感が違うなぁと思います。
チョウゲンボウは警戒心が強く、“電柱2本”くらいの距離が限界のように思います。



特に冬場の野鳥には“あと1m”とか“あと1歩”みたいな気持ちになる事がありますが、“飛ばしたら恥!”と思って不作法のないようにいきたいですね。


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ニュウナイスズメをパチリ!

2015-10-20 18:25:55 | 野鳥
 先週後半から急に体調やその他諸々がおかしくなってきて困っておりました。
まずは突然、発熱して関節痛と頭痛でインフルエンザに感染したかと思うような症状になる。

検査結果はインフル陰性でホッとしていたら、次は歯のかぶせ物が取れる。翌日は別の歯が欠ける。
さすがにこんなのが続くと楽観的な当方でも凹んでしまうよ。



...ということではありましたが、一応鳥見には行ってしまうのよね。
ニュウナイスズメの小群が入っていましたので、♂♀でパチリ!



ニュウナイスズメの群れの中には他の小鳥が混じっていることがあるかも?と思い電線に留まる連中を見ていたら、ノビタキが留まっていました。
こいつは一緒に行動していたわけではなく、偶然留まっていただけですけどね。



視線を下に変えると、電線に留まっていたムクドリが次々と田圃に降りてくる。どうやら水浴びがしたかったようですね。
冬にムクの集団がいるとちょっと気になるんだよな!って方は当方だけじゃないかも知れませんが、こいつらは全部ムクでしたわ。



取り合えずインフルには感染してはいませんでしたが、結構しんどかったですよ。
でも今のうちにインフルに感染しておけば真冬の鳥見の頃にはインフルの抗体があるから安心だぜ!って邪心も少しあったりしたけどね。  


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これでお別れ!アサギマダラをパチリ!

2015-10-16 09:46:30 | 野鳥
 秋のアサギマダラを見ると“あぁこれで今年の蝶のシーズンが終わったな”と感じてしまいます。
湖北ではセイタカアワダチソウが咲く頃にアサギマダラの最後のグループが南下してくるようで、几帳面な工程で旅をしているようにも思えます。
アサギマダラには動ける出来る温度帯があるそうですので、時期を見誤ったら死活問題になるのかもしれませんね。



当方はアサギマダラが好きなこともあって、春・夏・秋と姿を探していますが、アサギマダラは途中で世代交代していて、今見ているのは春に見た固体と違う世代のアサギマダラかもしれませんね。
渡りをする不思議な生態の蝶ですが、その姿はパール色に濃淡のブラウン色で派手ではないけど綺麗な蝶で、そのフワフワとした飛び方にも惹き付けられます。





おそらく蝶を楽しむのはこれで最後になりそうですので他の蝶もパチリ!です。
まずはウラギンシジミ。この蝶って翅の表裏で外観が違って、裏面は白っぽい銀色、翅を開くと全く違う姿になりますね。



田圃の畔には秋口からマルバルコウが可愛い花を咲かせていますが、蜜を吸う蝶の姿も見られます。
マルバルコウって繁殖力の旺盛な雑草かと思いますが、生えている畔と生えてない畔があるのは除草剤の影響かもね。



マルバルコウにはクロアゲハとキアゲハの姿がありましたが、これも今の季節ならではの光景になりますね。
 ただ花の中へ顔を埋めてしまうので顔が見えなくなってしまうのが難点です。



残念ながら今年は蝶のライファーがゼロで終わりそうですので、来春は早目の始動をしたいところです。
 1年前の今頃も同じことを言っていましたけど...。


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イソヒヨドリとホオジロをパチリ!

2015-10-14 20:02:02 | 野鳥
 「あまちゃん」が終了してから見ていなかったNHK朝の連続テレビ小説でしたが、10月から始まった「あさが来た」は面白いので今のところ続けて見ております。
主役の姉妹もいいのですが、玉木宏が演ずる若旦那のご気楽男ぶりと萬田久子の演ずるいかにも旧家に居そうな世間体第一の意地悪な姑ぶりがいいですね。
タイトルバックに使われている幕末の街のイラストにも魅かれるものがあって、調べてみると藤枝リュウジというイラストレーターの作品でした。

さて、“びっくりぽん”や!とは主人公のあさの口癖ですが、当方も負けずに“びっくりぽん”な野鳥に遭遇!と土曜の朝に放送を見終えてから鳥見に出るものの...。
“びっくりぽん”な野鳥はそうはたやすくは出てはくれないようで御座います。



モズが留まっていたのでパチリしようかと思ったが、上の写真のように景色がどうもよろしくない。
モズが追い出されるように飛んで、替わりにその場所に収まったのはイソヒヨドリの♀。愛想のいいやつでしたのでパチリ!



夏の間、山で繁殖していたホオジロがいよいよ平地へ帰ってきたようです。
夏と冬で劇的に姿が変わる鳥ではありませんが、見ることの出来る場所は夏と冬で劇的に違うんだよな。
でも冬の湖北では最も身近な小鳥の種になるかもしれませんね。



姿が劇的に変わるやつはこのカンムリカイツブリでしょうか。繁殖期の時の夏羽と冬羽の姿って知らない人が見たら同じ鳥には思えないくらい違います。
エクリプスのカモは外見が♀化していくので別種に見えるほどの違和感はありませんが、こいつは雌雄揃ってガラリと変わってしまいますね。



10月中旬はノビタキなどの渡りの鳥とジョウビタキなどの冬鳥の両方が見られる贅沢なシーズン。
そろそろどこかからカッカッカッの声が聞こえてくるかもよ?


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チョウゲンボウをパチリ!

2015-10-13 19:25:25 | 野鳥
 10月に入ってからチョウゲンボウの姿を見かけるようになりましたね。
冬の湖北でチョウゲンボウはノスリと並んで身近な猛禽になりますが、テリトリーのようなものがあるようです。

ここはチョウゲンボウのネグラになっているのかも?と思えてしまうくらい、よくチョウゲンボウを見かける場所があります。
2羽いるんですけど、某建物の上空を飛んでいたり留まっていたりしますし、建家の上に留まって激しく鳴き声を上げている時もありました。



私有地なので中には入れませんが、近くの電柱に留まってくれたのでパチリ!
警戒心があまりないので正面に廻ってみたら凄い逆光です。順光位置で振り返ってもらうのを待ってしまいましたわ。涙ぐましいね。



太陽光を背負った野鳥じゃ何ともなりませんが、上は一応正面から。
MFを巡回している時に見たチョウゲンボウは今のところ3羽もしくは4羽(ダブルカウントしているかもしれないので)なんですが、それほど広い範囲を探鳥していないので範囲を広げたらかなり入ってそうですね。



冬の湖北は、ガンカモに猛禽に小鳥とにぎやかな事になりそうです。
これからの季節は“上見て、下見て、遠く見て、近くも見て、振り返っても見てみる”なんてことで忙しい鳥見になりそうですな。


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ノスリをパチリ!

2015-10-12 18:10:10 | 野鳥
 例年なら10月初旬から中旬にかけての3連休は“コハクチョウの飛来は今日か!明日か!”と意気込んで琵琶湖を探すんですけど、今年は早く来てしまって少し気が抜けちゃったよ。
コハクチョウはこれから数が増えてくると思いますが、今年は何(百)羽くらい飛来してくれるのか期待が高まります。

冬の湖北の空を交差するようにコハクチョウやオオヒシクイ、マガンが飛び交う姿が見られる日が来るのが待ち遠しいですね。
 さて、ボチボチとノスリも琵琶湖近くの田園地帯にお出ましのようです。



こいつはもしかすると去年も同じ場所に来ていたやつではないでしょうか。
ノスリって優しい顔をした猛禽なんですけど、怒ったような?顔のやつです。



見ていると、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロと獲物探しに熱中しているようでした。
枝豆畑にいた獲物を見つけて飛び込んだんですが、収穫前の枝豆の影に隠れてしまってどこにいるか姿が全く見えない。何か小さな獲物を掴んで飛び出しましたが、木陰へ入ってしまってこれまた見えない。



まっノスリはこれからの季節は探してなくても出会ってしまうような身近な猛禽ですから、また今度ってところですね。
 飛び出してくれたけどピンボケ&足が切れましたわ。



ところで、冬の野鳥たちが飛来し始めた湖北ですが、鳥見の方が増えてきたようです。
大砲・それなりの望遠・デジカメ・デジスコ・双眼鏡...様々なスタイルで野鳥を楽しんでおられますね。


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湖北のアール・ブリュット展 2015

2015-10-08 19:55:55 | アート・ライブ・読書
アート・イン・ナガハマと同日に曳山博物館で「湖北のアール・ブリュット展」が開催されておりましたので、引き寄せられるように立ち寄ってみました。
展示されている作品は湖北地域に点在するしょうがい者の芸術作品で絵や造形など数多くの作品で構成されています。

スペース的にはこじんまりとした場所でしたが、展示構成やライティングなどは本格的なもので2ヶ所に設置された『「饒舌」な想いと、勁い(つよい)心』、『「整然」への憧憬と、安らかな心』の解説文も非常に説得力のあるものでしたよ。
入場口で“写真はOKですか?”と確認したら“いいですよ”とのことでしたので、撮影がOKなら作品を紹介してもいいかな?ということでUPしていきます。



実はこの美術展には開催されていた2日間両日に行ったのですが、それは初日に見た時に“何となく見終えた感”がなかったからなんですよね。
気持ちが別の方向を向いていると、見えてるはずなのに見えていないことってありますからね。2日目に見た時は新鮮に見ることが出来たのですがね。





ほとんどの作品にタイトルはなく、「無題」となっています。思いのままに作られた作品ですからタイトルなんてのは不要なのかもね。
アール・ブリュットとは何か?については長浜市の広報に説明がありましたので末尾に転載しますが、非常に簡潔に伝わりやすく書かれています。





絵についても個性豊かな作品が多かったのですが、アール・ブリュット作品特有の“平面的に細かく形を書き込む”絵が多く、色彩も明るい色調のものが多かったように思います。(添付はなし)
人物を描いた絵はどれもがほとんど蛭子能収の絵みたいになっているのが面白いんだけど、当然ながら蛭子流の毒気は全くありませんよ。





AINの路上(まちかど)にもアール・ブリュットの作品が展示されているのを見つけました。
AINには繊細な技巧の職人肌のアーティストが多い中で、こういう作品がポッと路上に展示されている妙な違和感がいいですね。




*長浜市のHPより
アール・ブリュットとは、特に芸術の伝統的な訓練を受けず、受け入れた知識に汚されず、古既成の芸術の流派や傾向・モード・流行などに一切とらわれることもなく、また名声を目指すでもなく、何者にも影響されない、作家自身の創造力の源泉から湧き上がる、真に自発的で自然発生的な芸術のことです。
湖北地域に点在するしょうがい者の芸術作品を広く集め、展覧会を開催いたします。この機会にぜひ、何者にも影響されない「生の芸術」の世界を肌で感じてください。



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