僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

カルガモの家族を探せ!~4家族21羽を発見~

2016-06-28 18:28:21 | 野鳥
 野鳥ってのは不思議なものですね。
カルガモの家族が出ないなぁ~と思っていたら、示し合わせたように突然4家族が出現するんだから面白いものです。

しかも全く別の場所というよりは、ほぼ同じような一帯に出てきましたから同じような場所で繁殖していたということなのでしょうね。
まずは1つ目の家族。幼鳥は6羽で生まれてから2週くらいたっていそうです。



この家族は警戒心が強いのかよく動きます。
カルガモの列が長くなると、画像からはみ出るやつが出るのが困りもの。



 動き回ったので親鳥が子供を確認しているように見えたりしたりして?
6羽揃ってるので全員集合でした。



2つ目の家族は子供が7羽の子沢山な家族でした。
ここの子供も生まれてから少し日数がたっていますね。



このくらい成長していると外敵に狙われにくくはならないのでしょうか。
カイツブリの成鳥よりも大きいから捕まえにくそうだけど...。



 こちらの家族も一旦隠れて全員集合!



3つ目の家族は子供の数が減ってしまっていて、2羽だけでした。
兄妹はヒナの頃に捕食されてしまったのでしょうかね。



さぁ帰ろうかと思っていると4つ目の家族がいた。
ここも子供は2羽。少し寂しくなってしまっています。



カルガモの家族が続々と登場してくれるのは嬉しいんだけど、子供の成長度合いが似通った感じですね。
雛とは呼べないサイズになっていましたが、子供が少し大きくなってきたので人目につくような場所へ出てきたのかな?


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梅雨の湖北の田圃で探鳥してみた!

2016-06-25 20:38:12 | 野鳥
 梅雨もねぇ、朝からどしゃ降りの雨だったりするとそれはそれで時間の過ごし方があるんだけど、中途半端な雨なんてのは困りものですね。
天気が回復しそうかと思えば、小雨が降り出す...何とも未練がましい天気やな。

とはいえ、“天気が悪い時には意外なやつが来る”なんて妄想もありますので近所を鳥巡回してみました。
結局、最近の常連メンバーしか見当たりませんでしたが、ちょっと変わってたのは畑に夏羽のハマシギがいたことでしょうか。



シギやチドリの仲間は基本は渡り鳥ですが、湖北ではたまにオフシーズンのシギチがいますから、そんなやつなのかもしれません。
数は1羽でしたから仲間からハグレてしまったのかもしれませんけどね。



天気が悪い時って野鳥は探しにくくなりますが、キジはよく出てきますね。
何羽かの姿(♂・♀)を見かけたけど、幼鳥の姿はまだなのでしょうか。

今シーズンなかなか見つけられないのがカルガモの雛なんですが、今回のやつも雛というよりも幼鳥に育ってしまっている個体でした。



雨の日は鮒とかの魚が水面を跳ねていることが多くなり、待ち伏せしているゴイサギの姿を見かけます。
今朝もそんなゴイサギがいましたが、狩りがヘタすぎて待ってるのが面倒くさくなってしまいました。仕方がないので休んでいるゴイサギをパチリ!



アマサギ20羽超の集団がいましたので、婚姻色の違いでパチリ!
 まずは今の時期の普通の婚姻色のアマサギ。



 婚姻色バリバリのアマサギ。なんとなく血走った感じやね。



 婚姻色のほとんど見られない個体をパチリ!



可哀想だったのは疥癬皮膚病のタヌキでした。
もうタヌキというより別の生き物に見えるような状態で、動作もヨロヨロと歩くのが精一杯のようでした。



そういう姿は見ていていろいろ考えたりしてしまいますが、そんなことも含めて巡回しているのかもしれませんね。


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御朱印蒐集~比叡山 延暦寺(阿弥陀堂・法華総持院東塔)~

2016-06-24 06:20:00 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 延暦寺の東塔エリアの最後にお参りしたのは、阿弥陀堂と法華総持院東塔になりました。
延暦寺は何度か改修や新設されたり、焼失して再建した御堂などがあって建物に歴史的に古い建築物とやや新しい建築物が混在しているように思いました。

「延暦寺」とは今回の東塔エリア以外の西塔エリア・横川エリアを含めた地域にある約150の堂塔の総称をいうことですから、今回お参りしたのはほんの一部になります。
最盛期には三千を超える寺社があったそうですから、日本仏教の聖地であったことは間違いありませんね。

 

阿弥陀堂は1937年に行われた比叡山開創千五百年を記念して建立されたお堂だそうです。
本尊は丈六の阿弥陀如来で、丈六というのは1丈6尺(4.8m)ですから大きな仏像といえると思います。



阿弥陀堂では壇信徒の先祖回向の道場で回向法要が日々行われているそうで、お堂の前にある小さな庭には水琴窟が作られていました。
この一角には阿弥陀堂と法華総持院東塔の2つが並び建っていて、秋には紅葉の色と阿弥陀堂・東塔の朱色が混じり合って美しい光景となるようですね。



阿弥陀堂の横にあるのは法華総持院東塔で1980年に佐川急便グループの佐川清会長の寄進によって400年ぶりに再建されたそうです。
塔の内部をガラス越しに見ることが出来、曼荼羅を伺い見ることが出来ますが、やや新しいもの感はあります。



建築物としての歴史を感じさせてくれたのは戒壇院になります。
828年に創建されたそうですが、現在あるのは1678年に再建されたものだそうです。



これで東塔エリアを一通り見て歩き、シャトルバスの乗り口まで戻ってきたけどバスがなかなか来ない。
周辺を歩いていると閉められた門がありました。足腰を鍛えてこういう感じの参道から歩いていけたらなぁと思います。



念願の比叡山延暦寺にお参り出来ましたが、西塔エリアと横川エリアは未踏のまま残りました。
機会があれば行ってみたいけど、根本中堂の大修復が終わってからになると思いますので、最短で10年後になるかな。


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御朱印蒐集~比叡山 延暦寺(鐘楼・万拝堂・大講堂)~

2016-06-21 18:16:16 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 比叡山延暦寺といえば、大晦日の除夜の鐘を思い浮かべる方がおられるかと思います。
最近は見ていないのでよく知りませんが、昔は大晦日の「ゆく年くる年」でTV中継されていた記憶があります。

この日も境内に響き渡るように鐘の音はひっきりなしに聞こえていました。
鐘を撞こうかとも思いましたが、既に参拝を済ましているお堂があったため見送りました。

 

延暦寺では毎年、年初の言葉を選んでいて、今年2016年は「常不軽(じょうふぎょう)」という言葉を選んでいます。
「常不軽」は法華経からの引用で、「すべてが大切な存在なのだから決して軽んじない」という菩薩(ぼさつ)の姿を言葉にしたものだそうです。



この言葉は延暦寺執行の方(小堀光實執行)の筆によるもののようで、天台宗の森川宏映座主からは「忘己利他(もうこりた)」の話を年頭式でされたそうです。
「人間一人で生きているわけではない。自然との共生、人との共生を考えて生活することが、忘己利他の精神を実践することになる」...いい言葉ですね。



さてその除夜の鐘の「鐘楼」までやってきました。
鐘を撞く方が途切れないので遠巻きで見た感じ、楼自体は新しい感じがするものの鐘は大きく撞かれた音の響きに深みのある豊かさを感じます。



鐘楼の前には大講堂があり、堂内へ入ると天台宗以外の木像が何体も祀られています。
木像は「日蓮、道元、栄西、円珍、法然、親鸞、良忍、真盛、一遍」の像が安置されていましたが、それぞれ若い頃に延暦寺で修行していたことから各宗派から寄進されたものだそうです。

建物は1634年に建造されたもので大津市坂本にあったものを1964年に移築したものだそうで、旧大講堂は1956年に焼失してしまったとのことです。
本尊は大日如来で密教の最高仏とされている仏様が祀られています。



万拝堂というお堂は平成の新堂ということで、日本の神仏や世界の神々を迎えて、日夜平和と人類の平安を祈願してる堂とのことです。
この万拝堂のお参り方法は少し変わったやり方になっています。

お参り方法は、堂内に祀られた本尊を取り囲むように大きな数珠が設置してあり、右回りで一つずつ回していきます。
親玉2つと小玉4つの場所でお願い事を神仏に聞いていただき、残りの108のところでは煩悩を委ねて下さい、と書かれていました。



東塔エリアだけでも多くのお堂がありますが、延暦寺の「千日回峰行」という有名な荒行では、深夜2時から260箇所以上の場所(30㌔~最大84㌔)を礼拝する行があります。
しかも「千日回峰行」の言葉の通り千日間歩きますので、千日でほぼ地球1周の距離を歩くそうです。

700日の回峰を満行すると「堂入り」という約9日間の断食・断水・不眠・不臥で不動真言を唱え続ける荒行に入らなければならないそうです。
人間が生き続けられる常識を超えた荒行だといわれていますが、延暦寺の記録で満行者は47人で、戦後この行を満了した僧が7人もおられるそうです。


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御朱印蒐集~比叡山 延暦寺(文殊楼・大黒堂)~

2016-06-18 15:05:55 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 比叡山延暦寺は500ヘクタール(500万㎡)の境内地に約150の堂塔が点在しているそうですが、全て見ることは無理ですので、今回は東塔エリアのみを見てきました。
延暦寺の境内地は地域別に「東塔(とうどう)」・「西塔(さいとう)」・「横川(よかわ)」の3エリアに区分されていて、東堂エリアは中心的な堂宇が集まっている場所のようですね。

文殊堂は延暦寺の山門にあたる楼門で、バス停からだと逆方向なんですが徒歩で本坂をあがってくると最初に到着する場所だそうです。
866年に創建されたのが始まり、1668年に焼失した後に再建されたものが現在の文殊堂となっています。(県の重要文化財に指定)

 

“お寺参りは石段登りにあり”ということで、まずは石段を登っていきます。
根本中堂からの石段になりますが、やや急勾配な石段になります。



文殊楼は“文殊の智慧”という言葉があるように智慧の菩薩である文殊菩薩が祀られています。
 山門としての正面はこちら側になります。



文殊楼は2階へ上がることが出来ますが、怖しい程の急階段を昇ることになりました。
2階の文殊菩薩にお参りは出来たけど、知恵を得ることはできたでしょうかね。



東塔地域の広場になっているところまで戻ってくると大黒堂の建物があります。
最澄が根本中堂を建てた時に守護神をして祀ったのがこの大黒天で、日本の大黒天信仰の発祥の地と言われているそうです。

この大黒天は「三面出世大黒天」で大黒天・毘沙門天・弁財天の3面を持った尊天で、出世大黒天堂とも呼ばれています。
豊臣秀吉も開運と福徳を祈願したという故事もあり、信仰を集めているそうです。



智慧の文殊堂、福徳開運・商売繁盛の大黒堂とお参りしましたので、少しは智慧と勇気が湧いてきたかも?
参拝は続く...。


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御朱印蒐集~比叡山 延暦寺(根本中堂)~

2016-06-16 18:32:15 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 “いつか行きたい”と思っていた比叡山延暦寺へ縁があってお参りすることができました。
延暦寺は滋賀県の大津市にありますから、行こうと思えばいつでも行ける寺院ですが、初めて訪れることが出来ましたので“やっと縁がつながった”ということでしょうか。

延暦寺は言わずと知れた天台宗の総本山で開祖は最澄。平安時代の初期(788年)に最澄が薬師如来を本尊とする草庵を建てたのが始まりといわれています。
最澄のことを「伝教大師・最澄」といいますが、この伝教大師というのは諡号で、「貴人の死後に奉る、生前の事績への評価に基づく名」として最澄の死後に清和天皇から贈られたとされています。



比叡山というと歴史上有名なのは織田信長による焼き討ちがありますね。
この信長の焼き討ちについては、腐敗した僧兵や僧が持つ武力や権力を弾圧したとの説がありますが、これに関しては諸説あるようです。
比叡山ドライブウェイの工事の時の発掘調査では信長の焼き討ちの時のものといえる建物は「根本中堂と大講堂」だけで、全山が火の海というよく知られている話とは少し違っているようです。



根本中堂は比叡山の第一の仏堂として創建されたものの信長の焼き討ちにより焼失してしまい、現在は徳川家光により再建された(1642年)もので国宝になっています。
靴を脱いで回廊に沿って歩いて本堂へ行くと、堂内は多くの僧侶とお参りの方が読教の最中で物々しい雰囲気となっておりました。



後で知ったのですが、この日は「恵心僧都1000年御遠忌」として天台真盛宗法要が営まれていたため、多くの僧侶と信者の方が読教されていたようです。
恵心僧都は平安時代の天台宗の僧で往生要集(おうじょうようしゅう)を書かれた方で、浄土真宗では7高僧の一人で「源信大師」とされているそうです。



根本中堂は比叡山最大の仏堂で全景が見渡せる場所はありませんので、石段の上から見ていると...何か始まる。



先程、堂内でお経の導師をされていた方が付き添いの僧侶に支えられて出てこられました。
この高僧の方は「森川宏映探題大僧正」でしょうか。別の方かもしれませんね。

昨年の12月に先代の座主の死去に伴い、第二五七世天台座主に上任された座主の方がおられますが、257世ってとてつもなく長い歴史になりますね。
天台宗座主というのは延暦寺および天台宗で最も偉い方ということで、参拝に行った日の10日前に「伝灯相承(でんとうそうじょう)式」という最澄の教えを受け継ぐ儀式を終えられたそうです。



僧侶の長い行列が続き、中堂の参道を後にされていきます。



偶然にして堂内で1000年大法要という歴史的な法要を見ることができましたが、これも縁なんでしょうね
縁についてはもう一つあって、この根本中堂は今年度より10年間の工期をかけて大改修されます。
工事で建物が養生されてしまうと寺院の全景が見られなくなってしまうでしょうから、工事が始まる前に全景を見ることができたのも縁だったりするかもしれませんね。


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比叡山延暦寺 御朱印蒐集の旅~番外編~

2016-06-14 18:25:25 | 風景・イベント・グルメ
 かねてからの念願であった比叡山延暦寺へ行くことが出来ました!
比叡山は標高が848mの山で、延暦寺は『古都京都の文化財』の一部としてユネスコ世界文化遺産に指定されています。(住所は滋賀県大津市なんだけど...)

比叡山は登山客が多いそうですが、観光地化されていることもあってドライブウェイやケーブルカー・ロープウェイなどが整備されていて手軽に訪れることが出来る場所でもあります。
比叡山延暦寺を訪れるのは記憶にある限りで初めてなんですが、今回は京都側からケーブルカー⇒ロープウェイ⇒シャトルバスという観光コースで行きました。



比叡山延暦寺の一帯は『比叡山鳥類繁殖地』として国の天然記念物に指定されています。
この日は鳥見する時間はなかったけど境内近くの山側のほうからは小鳥の囀りがよく聞こえていましたし、観光客がゾロゾロと歩いているにも関わらず姿を見ることが出来た野鳥がいましたよ。



まず京福電鉄の「ケーブル八瀬駅」から叡山ケーブルに乗って行きますが、当日は座席に座れず立ったままの人が出るほどの盛況でした。
このケーブルカーの面白いのは、森林側の席に双眼鏡が備え付けられていてバードウォッチングが出来ることです。
でも動くケーブルカーの車内から野鳥を探すとなると観察のキャリアのある方でないと無理かも?



 線路は一車線なので、ここで左右にすれ違う。



「ケーブル比叡駅」で叡山ロープウェイの「ロープ比叡駅」で乗り換えると、見えてくるのは比叡山の山並み。
乗り換え場所には“かわらけ投げ”がありましたが、乗り継ぎ時間がギリギリでしたのでここは見送り。



ロープ比叡駅では、満員のケーブルカーからサイズの小さなロープウェイに乗り換えたので、中は満員電車のようなすし詰め状態です。
最近、満員電車に乗ったことがなかったので結構しんどいわ。

帰りのロープウェイは空いていたので、下を見下ろしていると猿を発見!
このロープウェイには“猿が1匹!あそこにもう1匹!”と嬉しそうに猿探しをしているおっさんが乗っていたそうな...。



やっと頂上までやってきたけど、ここから延暦寺までシャトルバスに乗ることになる。
なかなか延暦寺までたどり着けないのだけど、車窓から見える下界と琵琶湖はいい景色でしたよ。



...ということで延暦寺の話は別の機会としますが、帰りも同じルートで戻ってきて「叡山電車」八瀬比叡山口駅へ行く。
駅は比叡山の麓にあり、すぐそばには高野川の清流が流れる自然豊かな場所にあるとても小さな駅です。
しかも車両は1両編成と、京都市内にありながら旅気分満載の路線ですね。



この電車で京阪電車の出町柳駅まで行って乗り換え。





比叡山を挟んで京都市と滋賀県大津市が隣接していますが、両方とも大きな神社や仏閣の多い街です。
ゆっくりと時間をかけて散策してみたいですね。


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アカショウビンを探せ!

2016-06-12 16:38:38 | 野鳥
 “今年はアカショウビンの声を聞かないなぁ~”と思いつつ、探す場所を変えてみたら“キョロロロ-...”の声が聞こえる場所がありました。
いかにもアカショウビン的に怪しい場所で声が近かったんだけど、なかなか姿が見えない。

やっと姿を見えるところに留まってくれたが、逆光の高い位置。
これじゃ証拠写真ギリギリなんだけど、シーズン初物なのでUP!



ほぼシルエット状態だけど、なんとかアカショウビンには見えますよね。
でも出てくれたのはこの一瞬だけでしたわ。



残りはおまけになってしまいますが、見た順でまずはホシゴイの2年生?



今シーズンの初見のカルガモの幼鳥。
少し育ってきているんだけど、親鳥1羽に幼鳥1羽でしたので、ちょっと寂しい感じですね。



田圃にはダイ・チュウ・コ・アマ・アオなどサギの仲間がよく集まってきています。
とりあえずアマサギだけパチリ!



...ということでアカンショウビンになってしまいましたが、また会う機会はあるかもしれませんね。


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御朱印蒐集~湖東三山 金剛輪寺~

2016-06-08 19:38:00 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 湖東三山の一つになる金剛輪寺で「平成の大曼荼羅特別公開」が開催されていましたので、鑑賞をかねて参拝してきました。
金剛輪寺は天台宗のお寺で、社伝によると奈良時代の僧・行基が開祖とされていて、創建は737年という古い歴史のある寺院です。



行基は天智天皇(中大兄皇子)の時代に生まれ(668年)、東大寺の大仏さんが開眼する直前の天平の時代(749年)に没したとされる僧で名前だけは聞いたことがありますね。
社会事業を実践された僧でもあったそうで、参道の石碑に刻まれている「己を忘れて他を利する」の言葉がその生き方をあらわしているのかもしれません。

金剛輪寺は黒門と呼ばれる惣門から入ることになりますが、境内には白門・赤門と門の色で呼び分けられている門があり、全体で3つの門がありました。
黒門には大きな提灯が吊るされていますが、外から見ても中から見ても捨てがたい門ですので行き道と帰り道の両方で写真を撮りました。





参道へ少し行くと赤門があり、更にその先には白門があります。
白門から中へ入っていくと、明壽院庭園と呼ばれる庭園があり、この庭園は桃山時代から江戸時代中期にかけて造られたもので時代ごとにつながっています。(国の名勝に指定)



参道を歩いていくと緑豊かで静けさに包まれていますので、とても落ち着いた気持ちになれる場所となっています。
参道の後半からは「千体地蔵」と呼ばれる2000体とも言われるお地蔵さんが並べられていて、それぞれのお地蔵さんに赤い風車が備えられていますが、少し気持ちが悪い場所でもありますので、あまり好きにはなれない場所ですけどね。



参道を抜けると石段の上に二天門(重要文化財)が見えてきます。
この二天門は室町時代の建築とされ、元々は楼門だったのが、江戸時代の中頃に現在の姿になったと伝えられているようです。





二天門に大きな草鞋が供えられていますが、こういった大わらじが祀られている寺院って結構ありますね
草鞋の大きさは仁王様の力の強さを表しているという説もあって、諸説あるようで興味深いところです。



二天門から境内に入るとカエデ等の紅葉樹がよく茂っていることに驚きます。
参道にも紅葉樹は多かったのですが、これだけの紅葉樹があると秋の紅葉の頃に金剛輪寺の紅葉が「血染めのモミジ」と呼ばれる理由が分かるように思います。



重要文化財の三重塔も木々の葉に隠れされてしまい全体が見渡せる場所はなかったですね。
この三重塔は鎌倉時代の建立とされていますが、昭和53年に修理復元されて現在の姿になっているようです。



本堂は国宝に指定されており、創建は1288年なので鎌倉時代でしょうか。
須弥壇の上に安置された仏像は、ご本尊こそ秘仏で見られないものの重要文化財に指定された仏像が並び、圧倒的な迫力でした。
須弥壇の裏側へも入ることが出来るのですが、そこにも数多くの仏像が安置されていて、気押され浄化されるような思いにひたることが出来ました。



さて、大曼荼羅展ですが、縦横2mの大作で見応えはありますが、かなり新しいものです。
約800年ぶりに復元したということでしたので“元の曼荼羅は焼失でもしたのですか?”と聞いてみる。

鎌倉時代に書かれた大曼荼羅は実は現在しているのだが、明治の廃仏毀釈によって流出して、東京にある根津美術館に所有されているとのこと。
所有権が美術館に移ってしまっているため、お寺へ戻すことが出来ず、平成になって復元したとのことでした。



ここ金剛輪寺は仏像群の迫力を凄く感じる寺院でした。
同じことが西明寺にも言えたので、湖東三山のもう一つのお寺の百済寺にも参拝してみたいと思いを募らしております。


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ホオジロのペアをパチリ!

2016-06-05 17:55:55 | 野鳥
 ホオジロは場所は変われども、年間通して見ることが出来る小鳥かと思います。
ブッシュの中からチチッチチッと声が聞こえてきたり、木のこずえなどの目立つところで囀る姿などを見かけることがありますね。

さて、ホオジロのペアがいたのですが、このペアは近くへは飛んでも遠くへ飛び去る気配がありません。
もしかしたら、知らず知らずのうちにホオジロの巣の近くへ来てしまっていたのかもしれませんね?



他にもホオジロの姿を見かけましたが、その大半がクチバシに何やらくわえておりました。
何か?までは見えなかったけど、おそらくは餌運びかと思います。そうでなかったら巣材運びかもしれませんけどね。



 ♀のホオジロも囀っているような姿が見えます。



 パタパタと羽ばたいて少し移動したけど、飛び去りはしませんでした。
人が近くにいるのは分かっているはずなんだけど...。



近畿地方が梅雨入りしましたので、しばらくは天気見合いの鳥見になりそうですね。
週間予報で週末の天気を調べてみると...雨か。


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