僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

「ルネ・マグリット展」~京都市美術館~

2015-09-30 20:00:20 | アート・ライブ・読書
 シルバー・ウィークに京都市美術館へ行ってきたのですが、さすがにSW真っ只中の京都はとんでもない人の数でした。
左京区岡崎界隈には平安神宮などの歴史スポットや複数の美術館・動物園が隣接していますので人・人・人の渦にすっかりのまれてしまいましたよ。

目的は「ルネ・、マグリット展」を見ることだったのですが、入場券を買うまでの行列からして既に長い。最後尾の看板を持って案内に立つスタッフがいましたが、待ち時間まで掲示している美術展は記憶にないな。
京都市美術館では「ルーブル美術館展 日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」も別窓口で同時開催されていましたが、そちら側の列はもっと長く、クネクネと行列が折れ曲がって並んでおられましたよ。
ユニバの人気アトラクションにでも来たみたいな感じでね



さて、美術展はマグリットの作風の変化を時代別に「第1章:初期作品」「第2章:シュルレアリスム」「第3章:最初の達成」「第4章:戦時と戦後」「第5章:回帰」と分類した分かりやすい構成にはなっていたものの、“難解な画家やなぁ”というのが実際の感想でした。
美術展の各所にコンセプトを説明する“説明書き”がありましたが、難解な美術論を聞かされているいるような内容で悩ましい。
横にいた女性グループも“これは和訳がおかしいの?意味が全然分からない”と頭をひねって考え込んでおられた様子でしたよ。


《ピレネーの城》(ポストカード)

美術館へ行く前には、マグリットはベルギー出身のシュールレアリストで一部の代表作をネット等で見た程度の雑な知識しかなかったんですが、実際に130点にも及ぶ作品を一気に見ると、あまりの作風の変化にも悩まされてしまうことになりました。
ただし、ダダイストやシュールレアリストなどのアーティストにありがちな(精神まで)異質な人といった印象はなく、観念的であり逸脱しそうではあるけど逸脱はしない作品とも受け取れます。


《恋人たち》(ポストカード)

上の「恋人たち」はかなりインパクトのある作品で説明によると、“マグリットが14才の時に入水自殺した母親が発見された時に顔にガウンが巻き付いた状態であった”ことへのトラウマが窺われるとされています。
マグリットは作風が確立した時代以外に初期のキュビズムの影響のある作品・シュールレアリズムの作品、後期のルノワールの影響(戦時下の影響)など作風が激しく変わりますが、シュールレアリズム時代のこの絵からは少しだけ人の部分が見えてくるようにも思えてきますね。


《陵辱》(ポストカード)

 『最初の達成期』に「凌辱」という絵が展示されていましたが、この絵はグッズ・コーナーで人気がなかったですね。なにせグッズを購入している人は女性が多かったですから...。
この絵は“偏執狂的な性的欲望を描いた”と言われていますが、ある意味で遊び的なものも感じられるような気がします。
有名なシュールレアリズムの言葉にロートレアモンの「手術台の上で・・・・・」ってのがありますが、“異質な物の出会いは脅威や驚きではなく笑いだよ”とでも言ってみたくなる感じで、ディープな欲望みたいな印象はあまり受けなかったな。


《傑作あるいは地平線の神秘》(ポストカード)

「傑作あるいは地平線の神秘」は謎かけのような絵。“3人が月のことを考えれば3者3様の月が存在する(月はその人のものになる)”とされています。
こういうシルクハットの紳士が出てくる絵がいくつかありますが、マグリット自身のポートレートもこんな姿の写真が見られますね。

そんな感じの悩ましい状態で全作品を見終わりましたが、美術展に行くとよく買う展覧会の図録の購入を今回は見送って分かりやすそうな入門書を入手しました。
まだ読み切ってはいないのですが、“展覧会の会場で見た絵の印象”と“日が経ってから本で見る絵の印象”って随分違って見えるように思います。記憶に残るイメージってのは曖昧なもんなのですね。



...ということで京都市美術館の建物を出て振り返ると入場口が入った時とは比べ物にならないくらいの長い列になっている。
“あの人たちはいつ入れるのやろな”と思いつつ、最寄りのJRの駅まで戻って立ち食いのケツネウドンをすする。

 おまけでチラシの裏面。



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ホシホウジャクをパチリ!~ハチドリみたいな昆虫~

2015-09-27 18:55:55 | 花と蝶とトンボと昆虫
 最初はニラの花にやって来る蝶を探していたんですよ。
しかし、そこへやって来たのは“ハチドリみたいなやつ!”だったのです。

ハチドリを実際に見たことがないので“ハチドリみたいなやつ”って表現はおかしいんですけど、長い口を伸ばしてホバリングして花の蜜を吸っている姿をなんて例えたらいいんでしょうね。
ハチドリ(蜂鳥)は蜂のような鳥と書きますが、生き物の進化には不思議なことがたくさんありますね。





こいつはホシホウジャクというスズメガの仲間なんだそうですが、漢字で書くと「星蜂雀」ということです。
“蜂のような雀のような”という名前は“蜂のような鳥(ハチドリ)”を連想してしまっても仕方ないよね。



ホシホウジャクは普通に見られる種なんだそうですが、当方はこんなやつが世の中にいたとことを知らなかったのですよ。
場所的にも出会ってはいたんだろうけど、見えてなかった(見る気がなかった)んだろうな。



しかしホバリングしながら、あの長い口をよく花に合わせられるものです。
空中でのバランスがいいんでしょうけど、普通は花に留まって吸蜜しますものね。



少しガンバって撮ってはみたけど羽を止めて撮れない。
羽ばたきのスピードが速すぎるよ。



ホシホウジャクは蜂に擬態しているそうですが、とても小さな蛾です。
家の庭にもやってくるようなポピュラーな昆虫だそうなんですが、初めて知った面白い発見でしたよ。


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オオタカの若鳥をパチリ!

2015-09-24 18:30:30 | 野鳥
 他の地域はどうか知りませんが、湖北ってトビがもの凄く多い土地柄で“あいつはもしや?”と思って確認すると“なんやトビやったわ”なんてことがよくあります。
“コイツもトビかな?なんか赤みがあるけど...”とよくよく見てみたら、オオタカの若!見落さなくて良かった~。

しかし位置は田圃の長い方の距離での対面なんで遠~い。何とか証拠写真をパチリ!
しかしこのところの当方は、田圃に向かってカメラを向けている変なおじさん状態やなぁ。



このオオタカは食事をしている風でもなく、飛ぶ気配すら見せない状態でした。
若なんで警戒心が薄いのか、距離があり過ぎて安心しているのか?ってところかな。



結構待たされたんだけど、やっと移動する気になったようです。
“こっちへ来ないかな~”と少し期待したけど、人が居るのに来るわきゃないわな。



オオタカの向かった林を確認しておいて見に行ってみたけど姿はなし。
足元にオオタカの忘れ物ではないけど美味しそうな栗があったのでつい拾ってしまいました。



ところで、先日のニュースで“種の保存法で保護されているオオタカの「希少種」解除決定”がありましたね。
『保護義務の解除=営巣地の開発』といった話ではないにせよ気にはなるニュースです。

 おまけはキジの♀をパチリ!
一緒にいたのは若鳥かな?ちょっと不明。



今年はキジの雛や若を見る機会が減っていませんか?
例年はもっと数が多かったのにね。



昨日の湖北野鳥センターのHPや今朝の新聞の滋賀版にオオヒシクイ到着のニュースがありました。
次はいよいよコハクチョウの飛来ですね。こりゃ10月も忙しくなるね!


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フィールドガイド日本の猛禽類 VOL.01 ミサゴ

2015-09-23 17:30:55 | 野鳥
 ミサゴについて書かれた優れモノの本(図鑑)をやっと入手致しました。
本屋(ネットも含む)では入手できなくなっているので著者のHPからの購入です。

渡辺靖夫・越山洋三・先崎啓究・伊関文隆(敬称略)の4名の方が作製されたイラスト・写真・生態説明がうまく配置された非常に分かりやすいミサゴ・ファン必携の内容になっています。
「はじめに」の文章が秀逸で引用すると“誰ひとり機関研究員でなく、在野の鳥好きが、裾野の経験的知識を一流の学術書と突き合せしつつ、通称「泥船企画」 と呼んで推し進めてきた...。” 心意気が感じられる文ですね。



...ということで久しぶりにミサゴを見に行こうということに相成りました。
ミサゴは見に行くのを察知していてくれたのか電柱に留まって待機中でした。少し待っていたら獲物を見つけてダイブを敢行!



 飛び込んだ瞬間は水飛沫が激しすぎて姿が見えないが、水面が落ち着くとミサゴが確認出来る。



 これじゃ入浴中のミサゴって感じやけどね。



 離水しようとしているけど獲物を掴んでいるのかな?



 空振りだったようですわ...。



そのまま旋回して上流に行ってしまいました。
こいつがダイブする前にもう1羽が琵琶湖方面へ飛んでいっていたのを確認はしていましたが、“いつ帰ってくるか分からんやつは待てない!”ってことでこれで打ち切り。



このミサゴは♀か若鳥かどちらでしょうね。写真がショボいのでいまいち判断出来ませんでした。
「フィールドガイド日本の猛禽類」はVOL.2がサシバ(発売中)、VOL.3がハイタカ(近日発売予定)だそうですが、シリーズが楽しみですね。


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エゾビタキとコサメビタキをパチリ!

2015-09-22 17:33:33 | 野鳥
 今年のシルバーウィークは行楽日和が続いていますので行楽地へ出かけられた方も多いと思います。
長浜も黒壁スクエア界隈にやって来る観光客が凄い人になっており、他府県ナンバーの車が駐車場を探してウロウロしていますが、駐車する場所は中々見つからないようですね。

さて行楽地には人が多いけど、平地で鳥見している人はパラパラといった程度で落ち着いて鳥見が出来ます。でも野鳥はちょっと落ち着いてしまっているかな。
 愛想の良かったのはエゾビタキ!見やすい場所へ出て来てくれましたよ。



小鳥の姿はチラチラと見えてはいたけど木陰の暗いところばかりだったので枝に留まってくれたのはサービスかな。
エゾビタキはどちらかというと見やすい小鳥の部類にはなるのですがね。



 もひとつおまけでエゾビタキ!



木陰には他にも小鳥の姿はあるのですが、シジュウカラ・エナガ・コゲラが多くとても紛らわしい。
時々姿が見えるのはコサメビタキ。変な言い方ですが“コサメばっかりかぃ?”ってな感じ。



足元ではハラビロカマキリがこちらを見ている。
草むらから綺麗な虫の音を聞かせてくれる秋の虫たちよ。天敵が迫って来ているぞ!



個人的には“ツクツクボウシの声が聞こえなくなったら鳥相が変わる”って思っているんですけど如何なものでしょうかね?


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コウノトリをパチリ!~J0481~

2015-09-21 17:25:25 | 野鳥
 どうもこのところコウノトリと縁があるようです。
もちろん湖北へのコウノトリの飛来が頻繁になっていることもありますが、“農道でバッタリ出会う!”っていうのが続いています。

日曜日も農道をウロウロしていた時にコウノトリが居るのに遭遇!
足環を調べてみたら“J0481”で湖北に以前にも来ていた個体のようですね。



ほとんど動きがないのでこちらも農道に座って眺めていたのですが、“ひこばえ”の生えた田圃に大きな鳥がいて黄金色の稲穂が見える風景にすっかり和んでしまいましたよ。
コウノトリはエサを探すこともなく、ただ休んでいる様子。ゆったりとした時間が流れる。



幸いこの近くで農作業をされている方は居られず数枚写真を撮ってボーと眺めていると、“何かいるのか?”初老のご夫婦が歩いて来られたのでコウノトリの説明がてら一緒に眺めておりました。
ご夫婦は鳥見の方でも地元の方でもなかったようでしたが、コウノトリに出会えていい日曜日になったのでは?と勝手に思っています。



さてこのコウノトリは発信機を背負っているようです。
PCで見たら背中から何かアンテナ状のものが突き出していました。



そうこうしている時に飛び立って行きましたので慌ててパチリ!
飛び去った先は東南東。どっかの田圃に降りたかな?



湖北はコウノトリにとって居心地のいい場所のようでよく訪れてくれているみたいです。
それは湖北や滋賀にそれだけ自然な環境が多く残っているということなんでしょうね。


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ノビタキとアサギマダラをパチリ!

2015-09-20 17:33:33 | 野鳥
 春のガンクロのノビタキを見送ってから数ヶ月が経ちましたが、稲刈り後の田圃に秋のノビタキの姿がありました。
確認できたのは♀1羽だけだったけど、そのうちドッと入ってくれるかな?

ノビタキが入らない春や秋って記憶にありませんが、飛来数の多い年と少ない年ってのはありますよね。
一定のゾーンに数10羽が来ていたこともありましたが、この秋はどうなることでしょうね。



それなりに距離がありましたのでトリミングしていますが、見つけた時は“来てくれたかぁ~”と妙な安堵感があったりする。
稲刈りがまだの田圃もありますから農耕の車が来ないことを祈るばかり。



田圃に降りている時のノビタキって保護色で見にくいので、一瞬姿を見失うと探すのに苦労することがあります。
田圃の作物や突起物に留まってくれると見やすいのですがね。まっそれもそのうち見られるか。



さて立ち寄ってくれているのはノビタキだけではありませんでした。
アサギマダラも到着しているようです。しかもふた桁は入っています。



朝はあっちにもこっちもって感じでよく飛んでいました。
太陽が照り始めて少し汗ばむような頃になると木陰へ隠れてしまいましたけどね。
アサギマダラが活発に動ける気温を越えてしまったんでしょうか。



そのせいか翅を開いて留まる姿はほとんど見られない。
留まった瞬間に一回翅を開いてピタリと閉じてしまいます。



一般的には10月・11月は秋の盛りなんですが、野鳥の世界では10月からは冬鳥の季節かと思います。
気が早いけど最初にやってくる冬鳥は何になるのでしょうね。でも当方はもう少し秋を楽しみますけどね。


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彼岸花とナガサキアゲハをパチリ!

2015-09-19 18:06:30 | 花と蝶とトンボと昆虫
 彼岸花が咲き始めて1週間。先週より遥かに多くの彼岸花が咲いてきてました。
早くに咲き始めた花は既に花色が変わってきているものもありますが、蕾も多く見受けられるのでシルバー・ウィーク中は見頃が続きそうですね。

さて、先週は見つけられなかったナガサキアゲハでしたが、今朝は探すまでもなく彼岸花に留まっておりました。
♀が1頭しか姿が見えなかったものの花から花へと愛想はよかったな。



ナガサキアゲハは“地球温暖化の影響で南方の蝶の生息地域が北上してきた”といわれる蝶で、湖北にも定着しているようです。
湖北でナガサキアゲハが見られるようになったのは何年頃からなんでしょうか?気になるところです。



翅を広げて留まってくれるといいんだけど、中々開いてくれない。
何とか翅の模様が分かる証拠写真をパチリ!



彼岸花には相変わらずモンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハがやってくる。
クロアゲハをついでにパチリ!



おまけは今シーズン出会いの少なかったイチモンジチョウをパチリ!
結構ボロなのが残念でした。



蝶のシーズンは、これで1シーズンが過ぎちゃったような気もするけど、あとしばらくは楽しめそうな気配ですね。


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蝶の集まる田圃道を歩く!

2015-09-17 20:15:15 | 花と蝶とトンボと昆虫
 湖北では稲刈りの終わった田圃が増えてきていますが、まだ今は稲刈りシーズンの真っ最中の農繁期なんだと思います。
そんな忙しい農家の方を尻目に田圃道をウロウロ歩くおっさんの姿がありました。

そのご気楽そうなおっさんはもちろん当方のことなんですが、何をしているかというと単に蝶を探している。
しかもレアな蝶やマニアックな蝶などではなく、ごく一般的な蝶を見つけて喜んでいるのだから平和なもんだ。



当方は農家に生まれ育ったわけではないので農作業のしんどさは分からないのだけれど、稲刈り直後の田圃から匂ってくる稲の匂いって好きですね。
モミガラを燃やす独特の匂いも好きなんだけど、こういうのはいったいいつ刷り込まれたんでしょうね。



雑談でそんな話をしていたら、“そうモミガラを燃やす匂い好きやな。それと昔の「こえもち」の臭いも好きなんだよ”なんて言うやつがおりました。
当方はそんな臭いモチは遠慮させていただきますがね。



ところで蝶はどうやって好きな蜜のある花を見つけるのでしょうね。
花の色を視覚で見分けているのか、花の香り(匂い)に集まってくるのか。
匂いだったとするとこの花には10種以上の蝶が集まってきていましたから、蝶が好む匂いのする花だってことなんでしょうね。





そういえば当方も“その季節の花”が咲いているのを見かけたり、“その季節特有の場所の匂い”を嗅いだりすると引き寄せられるように行ってしまうことがあります。
最も当方の場合は蜜を吸いに行くのではなく、そこにやってくる野鳥とか蝶などの虫どもを探しに行くんですけどね。


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ミドリヒョウモンとツマグロヒョウモンをパチリ!

2015-09-15 20:50:50 | 花と蝶とトンボと昆虫
 出会えていない蝶に今年こそは会いたい!と思ってスタートした今年の蝶シーズンもいよいよ最終の4コーナーを曲がってしまいました。
まだしばらくは楽しめるとはいえ、今年の蝶のライファーはゼロという結果に終わってしまいそうです。

また来シーズンの楽しみへ!ということかもしれませんが、ライファーに会いたければ出会えそうな場所探しから始めないといけないようですね。
“あと5種くらいに出会えたら満足なんだけどなぁ”と別に目標が高い訳ではないんだけどね。



ミドリヒョウモンはよく分らない蝶で、初夏に出会う場所と秋に出会う場所が全く違う蝶です。
初夏と秋に見られる蝶とは言いますが、じゃぁ秋のこいつは初夏にはどこにいたのか?悩ましいやつですよ。



ミドリヒョウモンはタテハチョウの仲間でも♂と♀で全く外見が違うタイプに入るやつです。
現地で♂は“多分そうだろう”程度の識別なんですが、♀が見つかると“やっぱそうや!”となる感じです。



秋のこの時期、ごく身近な場所で見かけるようになると初夏に出会えた時の嬉しさが薄れちゃうよ。
でも、来年の初夏になるとそんなことはすっかり忘れてしまってますがね。



さて、一般種の王道のツマグロヒョウモンですが、今シーズン初めて見ることができました。
昨年もそうなんですが、何でこいつに会えなくなっているんだろうと不思議な気分になります。



当方の行動範囲から外れた場所にいるのかも知れませんが、地元に花園みたいな場所は少ないからね。
ツマグロも♂と♀で全く違う外観です。



蝶の終戦はコハクチョウが飛来する頃。
もう少し悪あがきしておこうかな。


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