前回の記事「初挑戦(1)」の続編です。(専門業者向けかもしれません。)
初挑戦の仕事内容はタイトルの通りです。
ですが、
既存のメカニックレールはそのままに、バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)のスラットのみを外して、
レースカーテンを取り付けというご依頼。。
バーチカルブラインドのランナー先端はカーテンレールのそれとは違います。
ですので、直径10mmの金属リングをランナーに付け、それにカーテンのフックを掛けることにしました。

吊元はAフックです。(Bフックだとレールに干渉してしまいます)金属リングから下がカン下となります。
幸い、カーテンボックス仕様だったので吊元の隙間はAフックで問題なしでした。
バーチカルブラインドのランナーとレースカーテンのフックの数が同じになるよう縫製指示をしました。
ここまでは順調でした。

しかし!
バーチカルブラインドが1台あたりW=2400の、右納まり右操作と左納まり左操作の連装だったので
閉めたとき真ん中に隙間ができてしまいました!
これはいけません。

バーチカルブラインドのレール先端と先頭ランナーとの間は約40mm。
これを想定していませんでした。不覚!
お詫びして一旦退却、対策を立てました。それがこのプレートです。

20×20のプラスチックのLアングルを買ってきて加工しました。
先頭ランナーのカーテンフックを、40mm伸ばしたプレートの穴に付けるのです。
左右それぞれが中央に寄ることにより隙間をなくす作戦です。
2番目ランナーもプレートの穴に掛けます。
翌日再トライ。うまくいくはずでした。

しかし!
今度はレースカーテンを開けるとき、動作とともに本来間隔が縮まっていくべきバーチカルブラインドのランナーが、
プレートの穴のため位置を固定された結果、途中で止まってしまうことが判明しました。
ショック!(残念ながらこの先は若干パニクってしまい写真はありません)
先頭ランナーと2番目ランナーがストレスなく動くためには・・
考えた末、先頭ランナー位置は確定なので、2番目ランナーの可動域を変えればいいと。
ということで2番目ランナーのプレートの穴を横長に拡張しました。
これにより、中央部の隙間はなくなり、かつ、開閉可能となり、一件落着となったのでありました。
バーチカルブラインドの動きの特性とカタログ寸法を熟知していれば「開けられない問題」は事前に回避できていました。
残念。いけると思っていた自分、いやはや、まだまだです。
ご同業の皆さま。
今回のようなケースは超レアでしょうが、今後ないとも限りません。
ひとつのケーススタディとして、ご参考にしていただければ幸いです。
初挑戦の仕事内容はタイトルの通りです。
ですが、
既存のメカニックレールはそのままに、バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)のスラットのみを外して、
レースカーテンを取り付けというご依頼。。
バーチカルブラインドのランナー先端はカーテンレールのそれとは違います。
ですので、直径10mmの金属リングをランナーに付け、それにカーテンのフックを掛けることにしました。

吊元はAフックです。(Bフックだとレールに干渉してしまいます)金属リングから下がカン下となります。
幸い、カーテンボックス仕様だったので吊元の隙間はAフックで問題なしでした。
バーチカルブラインドのランナーとレースカーテンのフックの数が同じになるよう縫製指示をしました。
ここまでは順調でした。

しかし!
バーチカルブラインドが1台あたりW=2400の、右納まり右操作と左納まり左操作の連装だったので
閉めたとき真ん中に隙間ができてしまいました!
これはいけません。

バーチカルブラインドのレール先端と先頭ランナーとの間は約40mm。
これを想定していませんでした。不覚!
お詫びして一旦退却、対策を立てました。それがこのプレートです。

20×20のプラスチックのLアングルを買ってきて加工しました。
先頭ランナーのカーテンフックを、40mm伸ばしたプレートの穴に付けるのです。
左右それぞれが中央に寄ることにより隙間をなくす作戦です。
2番目ランナーもプレートの穴に掛けます。
翌日再トライ。うまくいくはずでした。

しかし!
今度はレースカーテンを開けるとき、動作とともに本来間隔が縮まっていくべきバーチカルブラインドのランナーが、
プレートの穴のため位置を固定された結果、途中で止まってしまうことが判明しました。
ショック!(残念ながらこの先は若干パニクってしまい写真はありません)
先頭ランナーと2番目ランナーがストレスなく動くためには・・
考えた末、先頭ランナー位置は確定なので、2番目ランナーの可動域を変えればいいと。
ということで2番目ランナーのプレートの穴を横長に拡張しました。
これにより、中央部の隙間はなくなり、かつ、開閉可能となり、一件落着となったのでありました。
バーチカルブラインドの動きの特性とカタログ寸法を熟知していれば「開けられない問題」は事前に回避できていました。
残念。いけると思っていた自分、いやはや、まだまだです。
ご同業の皆さま。
今回のようなケースは超レアでしょうが、今後ないとも限りません。
ひとつのケーススタディとして、ご参考にしていただければ幸いです。
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