大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

重い戸襖がスルスルと動く

2015年09月22日 | 建具・家具
築20数年の、ある有名ハウスメーカーの家。

今回、新築後、初めてのふすまの張り替えを承りました。

ご主人の悩みは「戸襖が重い」ということ。

戸襖の下を見ると、戸車がついておらず、スベリテープのみでした。
これでは抵抗が大きすぎます。重いはずです。



ご主人に提案し、「Vレール仕様」に変更することにしました。


敷居みぞのスベリテープを剥がし、アルミVレールを仕込みます。



アルミVレールは巾と厚みが敷居みぞにぴったりおさまる寸法でできています。




戸襖にVレール用の戸車を取り付けます。
車輪分だけ高さが増すので、下部を5mmほど電気のこぎりで切り落とし、
戸車を仕込むために箱状の穴を掘ります。
戸車は建て付け調整ができるアジャスター機能つきです。




いままで両手で「ヨイショ」と開け閉めしていた戸襖が
指一本でスルスルと動くようになりました。

「今までの苦労はなんだったんだ」とご主人は苦笑。

「軽すぎてバーンと閉まってしまうので、ちからを加減してくださいね」と
アドバイスしました。

喜んでいただけて良かったです。


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