大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

弟の命日

2014年05月15日 | 日記
5月13日は弟の命日だった。

自分が5年生のとき、当時3才だった弟が池に落ちて命をなくした。

そのときのことは今も鮮明に憶えている。人生でもっとも悲しい出来事だった。

自分より母親はもっとつらかったことだろう。

狂ったような母親の号泣もまた人生で最大級のものだった。

ある人に勧められ、初めてお墓の「塩みがき」をしてきた。

粗塩を手に取って、素手でお墓をみがくのだ。

お墓での滞在時間が今までで最も長くなった。

みがいている時間は過去のいろいろな事が頭の中を去来した。

弟、祖父、祖母、父、おじ・・

故人がいて、いま生きている自分がいる。

お墓をみがいて、自分の心も少しだけきれいになった気がした。



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