「きのこ編」から数週間・・・てらぴーのご紹介で何とすぐご近所(あ、北関東のほうね)に「マツタケの山」を持つ(実際は採集する権利?)人を知った。
月に一回ミーティングに訪れたときに、そーっと呼び出し・・・「ねえねえ、秘密とは聞いたんだけどさー。よくマツタケ採りに行くんだってー?格安で少し分けてくれないかな」
にっこり笑って頷いた彼はその場では何も言わず後からメールしてくれた。。。
「雨や晴れ、湿度、天候に結構よります。あらかじめ採っておくよりは、いいタイミングで送るので住所教えてください」
松茸・・・恥ずかしながら全く未知の食物である。たかが「キノコ」が一箱数万円・・・
ありえねえ。。。興味を持っていたのは「高級品」の名にいつもやられていた亡き父だけであった。実家にいたときに1年に1回くらい「松茸ごはん」が出てきたが、その季節は妙なキノコが混じるご飯よりは「栗」のほうが好みだった。まるで拝むようにして父は「松茸」を焼いて食っていたが、一本何千円もする謎の食物をただ焼いて有難がる気分が理解できなかった。
妻も結婚するまでそれほど縁があったわけでもなさそうだが、社宅住まいのときに八ヶ岳にある施設に宿泊した帰り「びっくり市」というところで試しに初めて?購入した。
たぶん国産のすごいヤツではないのだろう・・・一箱千円で結構立派そうに見えたが、話のタネに二箱買ったら、レジのカウントミスで一箱分になっちゃった・・・
かくして「無かったもの」として生まれて初めて「松茸の網焼き」を食う機会を得たのである。「香り松茸、味シメジ」と言われるそうだが、たしかに独特な芳香があった記憶がある。
そしてこの週末、件のNさんからなんと我が家史上たぶん初の「国産天然松茸」が届いたのである。採るのタイミングとして「湿度」が大事らしい・・・
「ここのところ乾燥していて、いいのがありませんでした。。。」とクール宅急便にメッセージがついていたが、見たことも無い(そもそも立派かどうかもよく分からない)すごい松茸だった。箱を開けたとたん家じゅうに芳しい香りが充満した・・・
こっ、これが噂に聞く「マツタケ」というモノか!居酒屋(もとい!小料理屋)でツマミを作らせたら「プロとしてもいける」と私が信じる妻をもってしても、ネットで松茸料理を調べていた。。。(あー小市民)
我が家で松茸の味を最も肌で感じているのは、何と息子甘辛であろう。。。幼い時から飲み屋に連れて歩いていたので、意外と色々なモノの味をしめている。
近所ではないけれど結構好きだった「天狗」という店に連れて行くと、幼稚園前の分際で「まつたけのどびんぐし・・・なーいの?」と店員に聞いていたのだ。
それまで私達がその存在さえも噂でしか聞いたことの無かったTVの世界の料理である。
「どっ、どう料理する?やっぱり松茸ご飯かなー。『どびん蒸し』って作り方分かる?」
結局炊き込みご飯と、土瓶蒸し、ホイル焼きにすることになったのである。
普段嗅いだことがない超高級な香り・・・息子甘辛は「子供の純粋な味覚」を持っていて「うまいもの」は見分ける、とともに祖父の遺伝からか「高いものはうまい」という「インチキ臭い」迷信も持っている。。。
妻は「草むしり」の連続で「ヘルニア」にすらなってしまい、腰をさすっていたが見事にそれぞれの料理を拵えてみせた。
うーむ・・・なるほど日本人が有難がる「謎のキノコ」とはこれのことか。。。すげえ、香りだ。味見に一口含んだだけでふーっと鼻に香りが抜けていく・・・
昔、読んだ某新聞の4コマ漫画集で、給料日の翌日、主婦が家族に季節の味覚(王様)を味わあわせようと、八百屋の「マツタケ」を求めに行ったがその値段は3万円・・・
「さっ、3万円?こんなキノコが?サンマン?・・・さんま・・・」
旬の味覚として食卓に上ったのは「サンマ」だった。。。そのお母さん曰く「ク●になればどっちも一緒よ・・・」私はこれに拍手を送った。最近妻にカミングアウトした通り私は「サンマの塩焼き(カボスかけ)」大好き男なのである。
どっちにしろ普段見慣れない高級品を見ると「どうしようどうしよう」と慌てる家族には違いない・・・
インターネットで何やら調べていた妻は甘辛と「ウルトラ列伝」の録画を見ていた私に「このリストにあるものを買ってこい」と指令を出したのだった。
それは「三つ葉、エビ、カボス、白身魚・・・他」である。どうやら「土瓶蒸し」の材料らしい。。。ちょっと飲んでいた私はチャリでスーパーに向かった。カボスってこんなしょぼい実なのに随分高いんだねえ。。。ボイルエビ、三つ葉を買い込んだが「白身魚」というのがどうも分からぬ。「鱈か?」と聞いたら「・・・でもいいけど。。。」という意味深なリアクションだ。。。タコとかだとすぐに分かるんだけどねえ。。。
単なる自分の好みで「ブリ」の切り身を買って言ったら「違う!」と苦笑いされた・・・我が家(私)の中ではそれほど「松茸の土瓶蒸し」とは縁遠いものだったのだ。
かくして、妻の活躍によって普段(どころか今まで口にしたこともない)にない超高級食材が食卓に上ったのである。Nさんは送り元の住所を見るにオリンピックのあった「海の無い」大きな県だった。どんなお礼がいいだろな・・・この辺ってあまり特産物がなくて「シラス系」しかないんだがなー。
月に一回ミーティングに訪れたときに、そーっと呼び出し・・・「ねえねえ、秘密とは聞いたんだけどさー。よくマツタケ採りに行くんだってー?格安で少し分けてくれないかな」
にっこり笑って頷いた彼はその場では何も言わず後からメールしてくれた。。。
「雨や晴れ、湿度、天候に結構よります。あらかじめ採っておくよりは、いいタイミングで送るので住所教えてください」
松茸・・・恥ずかしながら全く未知の食物である。たかが「キノコ」が一箱数万円・・・
ありえねえ。。。興味を持っていたのは「高級品」の名にいつもやられていた亡き父だけであった。実家にいたときに1年に1回くらい「松茸ごはん」が出てきたが、その季節は妙なキノコが混じるご飯よりは「栗」のほうが好みだった。まるで拝むようにして父は「松茸」を焼いて食っていたが、一本何千円もする謎の食物をただ焼いて有難がる気分が理解できなかった。
妻も結婚するまでそれほど縁があったわけでもなさそうだが、社宅住まいのときに八ヶ岳にある施設に宿泊した帰り「びっくり市」というところで試しに初めて?購入した。
たぶん国産のすごいヤツではないのだろう・・・一箱千円で結構立派そうに見えたが、話のタネに二箱買ったら、レジのカウントミスで一箱分になっちゃった・・・
かくして「無かったもの」として生まれて初めて「松茸の網焼き」を食う機会を得たのである。「香り松茸、味シメジ」と言われるそうだが、たしかに独特な芳香があった記憶がある。
そしてこの週末、件のNさんからなんと我が家史上たぶん初の「国産天然松茸」が届いたのである。採るのタイミングとして「湿度」が大事らしい・・・
「ここのところ乾燥していて、いいのがありませんでした。。。」とクール宅急便にメッセージがついていたが、見たことも無い(そもそも立派かどうかもよく分からない)すごい松茸だった。箱を開けたとたん家じゅうに芳しい香りが充満した・・・
こっ、これが噂に聞く「マツタケ」というモノか!居酒屋(もとい!小料理屋)でツマミを作らせたら「プロとしてもいける」と私が信じる妻をもってしても、ネットで松茸料理を調べていた。。。(あー小市民)
我が家で松茸の味を最も肌で感じているのは、何と息子甘辛であろう。。。幼い時から飲み屋に連れて歩いていたので、意外と色々なモノの味をしめている。
近所ではないけれど結構好きだった「天狗」という店に連れて行くと、幼稚園前の分際で「まつたけのどびんぐし・・・なーいの?」と店員に聞いていたのだ。
それまで私達がその存在さえも噂でしか聞いたことの無かったTVの世界の料理である。
「どっ、どう料理する?やっぱり松茸ご飯かなー。『どびん蒸し』って作り方分かる?」
結局炊き込みご飯と、土瓶蒸し、ホイル焼きにすることになったのである。
普段嗅いだことがない超高級な香り・・・息子甘辛は「子供の純粋な味覚」を持っていて「うまいもの」は見分ける、とともに祖父の遺伝からか「高いものはうまい」という「インチキ臭い」迷信も持っている。。。
妻は「草むしり」の連続で「ヘルニア」にすらなってしまい、腰をさすっていたが見事にそれぞれの料理を拵えてみせた。
うーむ・・・なるほど日本人が有難がる「謎のキノコ」とはこれのことか。。。すげえ、香りだ。味見に一口含んだだけでふーっと鼻に香りが抜けていく・・・
昔、読んだ某新聞の4コマ漫画集で、給料日の翌日、主婦が家族に季節の味覚(王様)を味わあわせようと、八百屋の「マツタケ」を求めに行ったがその値段は3万円・・・
「さっ、3万円?こんなキノコが?サンマン?・・・さんま・・・」
旬の味覚として食卓に上ったのは「サンマ」だった。。。そのお母さん曰く「ク●になればどっちも一緒よ・・・」私はこれに拍手を送った。最近妻にカミングアウトした通り私は「サンマの塩焼き(カボスかけ)」大好き男なのである。
どっちにしろ普段見慣れない高級品を見ると「どうしようどうしよう」と慌てる家族には違いない・・・
インターネットで何やら調べていた妻は甘辛と「ウルトラ列伝」の録画を見ていた私に「このリストにあるものを買ってこい」と指令を出したのだった。
それは「三つ葉、エビ、カボス、白身魚・・・他」である。どうやら「土瓶蒸し」の材料らしい。。。ちょっと飲んでいた私はチャリでスーパーに向かった。カボスってこんなしょぼい実なのに随分高いんだねえ。。。ボイルエビ、三つ葉を買い込んだが「白身魚」というのがどうも分からぬ。「鱈か?」と聞いたら「・・・でもいいけど。。。」という意味深なリアクションだ。。。タコとかだとすぐに分かるんだけどねえ。。。
単なる自分の好みで「ブリ」の切り身を買って言ったら「違う!」と苦笑いされた・・・我が家(私)の中ではそれほど「松茸の土瓶蒸し」とは縁遠いものだったのだ。
かくして、妻の活躍によって普段(どころか今まで口にしたこともない)にない超高級食材が食卓に上ったのである。Nさんは送り元の住所を見るにオリンピックのあった「海の無い」大きな県だった。どんなお礼がいいだろな・・・この辺ってあまり特産物がなくて「シラス系」しかないんだがなー。
「松茸は金物を嫌う」って確かに聞いたことあります!妻もホイル焼きは真っ二つに切ったりしないで、手で裂いてました。。。
沸騰もいけないんですか・・・中々デリケートですねえ。(高級食材だからねー)
へーえ、柿8年の後にも続きがあったんですか?!これはすごく面白い!
諺とおりではないようですね。桃の木は自分で作った一坪菜園に一本植えたらその年に小さな実を着けました。
松茸は金物を嫌う
包丁は使わず手で裂くのが香りが立つとか…
沸騰させちゃうと、香りが飛んじゃうからとか…
聞いた記憶がありますよ。(定かではありませんが…)『桃栗3年柿8年、柚子は9年で成り下がり、梅はすいすい13年梨の大馬鹿18年、林檎ニコニコ25年、銀杏気違い30年、、女房不作は60年』
だったような~、亡き父がブツブツ言ってましたよ。
柚子は9年もかかるんですね~、、、数年前に植えた我が家の柚子は、今年、小さい実を5つ着けてます
そ、それほど普通の家庭にはない物ですか・・・?!
今、実家の母に「なぜあったのか?」尋ねたところ、「松茸好き」だった亡き父が一つだけだいぶ前に買ってきたが、一回も使われないまま今に至ったそうです。(それで新品だったのか・・・)
我が家にも結婚式の引き出物で新品のセットがたくさんあります。昔は重かったですよねえ。
一つだけカタログで「あじまるくん」を頂いたときはずいぶん有難かったです。
あの土瓶蒸し(器ではなく料理のほう)、どのように作られてるのでしょうかねー。土瓶ごと蒸している?ふたの上に御猪口がある二重構造になっている「松茸の土瓶蒸し専用容器」なんてよく考えると不思議なものですねえ。
かぼす、すだち、下手すると柚子もごちゃごちゃになっています。すだちは小さくて緑色のヤツ?(あとなんとなく高級料亭っぽい)
たぶん、ごく普通の一般家庭には、土瓶蒸しセットはないんじゃないですかね~
うちなんか茶碗蒸しセットすら、昔、誰かの結婚式の引出物で頂いたホーロー鍋とセットの物です。
今は、引出物もカタログが多くなりましたよね。その方がありがたい(笑)
お気に入りの温泉で、今の季節に行くと、必ず土瓶蒸しが出るので、その時だけ、松茸の土瓶蒸しなる物を堪能させていただきます。フタになってる、お猪口のようなもので、ちびちびと…すだちを絞って、、、
かぼすすだち
………う~ん、どっちだ
土瓶蒸しセット、借りてきて出したばかりの外箱がすぐ近くにあるんですよ~
妻は中身の汁と具を別の鍋で作製し、あらためて容器に入れていましたが・・・「土瓶蒸し」というくらいだから、この本体を使って料理するのよねーたぶん。。。
ちなみに結婚して昔よく言ったペンションの店じまいのときに頂いてきた、しゃぶしゃぶ専用鍋(真ん中がタジン鍋のような形状の空洞がある銅製の)があります。でも使ったことあったっけ?
大きさを見るならハイライトですが、手元に無かったので・・・ガシャポンサイズでおわかりかと。
そもそも「ホンモノとはどんなものか?」すらよく知らなかったので、例えようがないのですが、素晴らしく鼻孔をくすぐる芳香でした。スーパーグルメ師匠ならおわかりでしょうねー。
「ド」がつく小市民ですから、土瓶蒸し用セットなどあるわけないです。実家の母親から借りてきたんです。(それもどうやらもらい物らしい・・・昔は無かったから)
なるほど、ハモか~こちらではあまり馴染みのない魚かもなー。「スズキかヒラメ」あたりでどうかと考えましたが、あいにく売り場にありませんでした。。。
今、贈り主に丁重にお礼メールを申し上げたところです。普段あまり価値を感じていない私達のようなモノに限ってこういう優れモノに出会うとは申し訳ないような・・・
何せ「比較」するほど過去に経験がないもので。。。
想像していたよりもはるかに鮮烈な香り!松茸御飯はしっかり味がついてしかも高級感抜群(これは妻の手柄だなー)、ホイール焼の食感はモチっ、シャキっ、フワーっって一体何を言ってるんだか・・・
妙に高かった「カボス」との相性が抜群でした。
土瓶蒸しもすごい出汁が出ていて。。。。実家から専用容器を借りてきた甲斐がありました。(それほど縁がなかった)
そう言えば「上がって」しまって肝心のお味のレポート、ほとんどしてませんねー。(苦笑)
凄っ
石原●太郎さんちとか、長島さんちとか、、、ならありそうだけど…
んッも―見ているだけで香りがこちらまで届くようで、鼻孔をくすぐります!・・って、こんなに素晴らしいものなど家に来たことないわ~~~。人さまの家に届いたと聞くだけでもものすごくテンションあがるものです(笑)
前のめりで見ていてふと「えっ、、何なぜ磯辺家には土瓶蒸し用のセットがあるのでしょうー!?」しゅごいわっ
白身魚、ハモらしいですね~。でも、家庭では、、、あ、いけない、こんなこと書いているだけで唾液いっぱいでてきました。
あぁ、おすそわけでだい~い満足の小小市民ですー
今年は、『まつたけご飯の素』(道場●三郎さん監修とかで、高かった…)でしか松茸なんて口にしてないわっ…
でどうどう、お味は香りは食感は
o(^-^)o