
平成27年に「市民とともに、地域の課題を解決し、未来を創る職員」を目指して
人材育成基本方針を改定し「目指す職員像」をまとめた池田市を視察しました。
新・人材育成基本方針の中では、
〇池田市は、首長や部長など幹部職員を目指す人を応援します。(ジェネラリスト型職員の育成)
〇池田市は、専門性を高め、民間や他団体への転職を応援します。(スペシャリスト型職員の育成)
と、佐倉市にはない斬新な人材育成の文言ですが、職員の転職を進めているのではなく
民間でも通用する人材を育成しようという意気込みの表れであります。
採用後10年まで、概ね35歳までの職員を育成の重点ターゲットとし、「いけだウォンバット塾」での育成など
採用から育成まで一貫した視点で捉える人事戦略がしっかりとたてられていました。
平成33年度までは、この新・人材育成の熟成期間とし、制度を運用しながら職員の理解が深まるようにし、
新規職員採用においては、面接官のスキルアップや公務員試験予備校で学んだ模範的な回答からでは
わからない協調性や考える力を見るようにし、人事評価方法も少しでも分かりやすく数値化をすすめていました。


ご挨拶いただいた藤原美知子副議長、ご説明下さった上浦善信参与、藤井幸治人事課長、
松永正士主幹、川端美樹副主幹、大変お世話になりました。
さて、池田市で世界初のイン スタントラーメンの発明・開発に成功した日清食品の創業者 安藤百福さんとその妻・仁子さんの半生をモデルに、
朝の連続テレビ小説「まんぷく」が放映されている影響で、カップヌードルミュージアム 大阪池田の来場者が増加、
昨年までは年間70万人の来場者が、現在は月20万人にのぼるそうです。

市役所にも上記のボードが展示されていました。
また、ダイハツの本社があるということで市役所のロビーにダイハツ車が展示されているという
市の強みをはっきりとさせている事は流石だと思いました。
