新人研修でも「マインドフルネス」ですね。
小職の新人時代では研修の一部が、禅寺に数泊しての座禅研修でした。
大和証券、脱ネガティブ思考の新人研修 慶大と共同で
2021年4月19日 日経
大和証券は瞑想(めいそう)などを通じてストレスの軽減効果があるとされる「マインドフルネス」を
新入社員向け研修で導入する。約230人を対象にオンラインで1時間半のプログラムを5回実施する。
呼吸や体の緊張状態を観察し自分がストレスを感じやすい環境を理解することで、
ネガティブ思考やメンタルヘルスの不調に陥るのを未然に防ぐ。
慶応大学と共同でプログラムを開発した。
新型コロナ禍に伴う外出自粛や在宅勤務の長期化などでストレスを感じる人は増えている。
マインドフルネスは瞑想や呼吸法などを通じて不安と向き合うことで心を楽にする行為。
うつ病の再発予防にも効果があるとされ、米グーグルや米アップルなども研修に取り入れている。
慶応大は13年にストレス研究センターを設立し、産業メンタルヘルス対策などを手掛けている。
同センターが企業と組むのは大和が初めて。大和はこれまでもストレスを早期発見する研修などはしてきたが、
ストレスへの対処方法を学ぶことで精神的な不調による休職などの機会損失を防ぎたい考えだ。
まず新入社員向けに実施したうえで、今後、会社全体にマインドフルネス研修を導入することも検討する。
ストレスとの向き合い方を身につけ、メンタルヘルスの不調を予防し、社員の働きがいの向上につなげる。
厚生労働省によるとうつ病などの精神疾患の患者数は17年に419万人。
不自由を余儀なくされているコロナ禍でストレスを感じる人は増加傾向にあり、
徳島大学の調査では20年春の緊急事態宣言の期間中、18%の人が治療の必要なうつ状態だったという。
単純比較はできないが、13年に日本で実施された別の研究では8%だった。
(参考)大和証券グループHP 「人材育成とスキルアップ」
https://www.daiwa-grp.jp/about/work/skill_up.html
(参考)当ブログ(2021年04月08日うつ病の再発予防検証)での類似記事
マインドフルネス、医療現場でも うつ病の再発予防検証
2021年3月24日 日経