中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

なぜ職場復帰支援制度が必要なのか

2013年06月05日 | 情報
職場復帰支援制度を解説する、専門家や専門書は多くあります。
しかし、なぜ、職場復帰支援制度が必要なのかを説く、専門家や専門書はありません。
言い方を変えると、職場復帰支援制度の目的は何かを説く、専門家や専門書はありません。

そこで筆者の考え方を以下に説明します。
第一に、復職希望者が、早期に・確実に復職を実現するためには、どうしても支援する制度が必要になります。
会社が、その都度、対策を考えながら対応しているのでは、間違いがおきたり、対策が手遅れになることもあります。
そうなると、復帰できる状態にあるのに、再燃してしまう可能性もあります。
うつ病をはじめとする精神疾患は、治療期間が長くなればなるほど、復帰が遅れるといわれています。
うつ病をはじめとする精神疾患で人生を棒に振るようなことになってはいけません。
人道的見地からみても、必要であることは明らかです。

第二に、会社の対応は、公平でなければなりません。
都度対応では、意識するかしないかは別として、対象者によって会社対応にばらつきが出てしまいます。
会社対応に不公平があってはいけません。最悪は、争いに発展しかねません。
会社のリスク管理の観点からも、職場復帰支援制度は必要です。

職場復帰支援制度は、拙著「中小企業の『うつ病』対策」を参照してください。
購入は、書店では取り寄せになります。アマゾンでは、送料無料で入手できます。
小売価格1,260円
著者:橋本社会保険労務士事務所代表 橋本幸雄
監修:精神科専門医・産業医 恵比寿メディカルクリニック院長 高岡 拓先生


また、橋本社会保険労務士事務所は、御社の職場復帰支援制度をゼロから構築することもお手伝いします。
また、制度の見直し・修正もお手伝いします。
詳しくは、s-hashi@ya2.so-net.ne.jpまで、ご一報ください。
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