トマトの種を買って来て、袋の指定どおりに3月中旬に種蒔きをして植えつけたサカタのミニトマト・アイコが、今やっと、3番花房まで結実して、下の方の実は、しっかり充実してきた。(口絵写真)
4月中旬に、園芸店で苗を買って来て植えていたカネコのスィート・トマトは、黄色いミニトマト・キャンドルライトを除いて、収穫に入っているから、自然環境に任せれば、1ヶ月以上も遅れると言うことである。
カネコ苗は、既に、上部を摘心して、収穫期に入っており、毎日、少しずつだが、家内ともども楽しんでいる。
1番花房の実は、収穫済みであり、これからのトマトの世話は、アイコに移ることになる。
幼苗で、花房も定かでないような状態で植えつけたカネコ苗や始めに植えつけたアイコ苗は、最初なので、場所も日当たりの良い場所を選び、土壌にも注意を払った所為か、順調に生育し、木も充実して、実成りも比較的良かったのだが、手を抜いた所為でもなかろうが、やはり、日当たりの悪いところに植えたり、苗に多少疑問のあったトマトは、その後の生育などに問題が生じたりして、教科書どおりには行かない。
輪紋病にかかったカネコ苗は、しっかり太く逞しく伸びていたので、被害を受けたところだけ、薬剤散布や切り落としで助かったが、生育の悪かったアイコ苗は、輪紋病に茎をやられて幹まで腐ってしまい、そのまま、上部が駄目になったので切り倒した。
もうひとつは、やはり、園芸店で苗を買う時には、出始めの最盛期に最も充実したしっかりした苗を買って来て、すぐに植えつけることで、間を置いたり、売れ残りの苗を買って植えると、苗を正常な状態に戻すのは、中々、大変だと言うことである。
たとえば、花房や花芽のついた苗を買って来て植えつければ、第2花房、第3花房と、順調に花房が連続してつくが、園芸店で間を置いた苗だと、その間の成長が犠牲になり、その後の生育が大きく阻害されてしまって、その上の花房が出なかったり消えてしまい、第4花房くらいでやっと正常に戻り、極めて、間延びした苗となるなど処理に困るようなことになり兼ねない。
最初なので、どうせバーゲンだし、勉強の為にと思って、売れ残りのデルモンテやサントリーのイタリアン・トマトの苗を買って植えたのだが、結果的には、成功したのは半分くらいで、良い勉強にはなった。
いずれにしろ、世話を続けて、正常な生育状態になると、枝の上部は、しっかり、花がつき結実しているので、問題はない。
アイコと平行して、収穫期に入れれば、と思っている。
今回、良く分かったことは、トマトが、如何に太陽を好むかと言うことで、絶対に日当たりの良いところに植えて、たっぷりと陽を当てて育てなければならないと言うことである。
暑いのは困るが、早く、梅雨が明けて、太陽の照りつける日が続くことを、トマトの為に願っている。
私は、ブラジルに駐在していた時に、ボリビアなどアンデス地方を何回か訪れたことがあるが、確かに、トマトのふるさとは、太陽に恵まれていた。
ボリビアのラパスなど、富士の頂上近くの高度の高地で、真冬など随分寒いのだが、厚着のころころした袴姿の原住民のインディオの乙女たちの顔は日焼けして真っ黒であった。
先祖のDNAがさわげば真っ青なアンデスの空と光り輝くチチカカ湖の水が恋しいと思うので、トマトの木に、梅雨の雨ばかりで、すみませんと謝っている。
4月中旬に、園芸店で苗を買って来て植えていたカネコのスィート・トマトは、黄色いミニトマト・キャンドルライトを除いて、収穫に入っているから、自然環境に任せれば、1ヶ月以上も遅れると言うことである。
カネコ苗は、既に、上部を摘心して、収穫期に入っており、毎日、少しずつだが、家内ともども楽しんでいる。
1番花房の実は、収穫済みであり、これからのトマトの世話は、アイコに移ることになる。
幼苗で、花房も定かでないような状態で植えつけたカネコ苗や始めに植えつけたアイコ苗は、最初なので、場所も日当たりの良い場所を選び、土壌にも注意を払った所為か、順調に生育し、木も充実して、実成りも比較的良かったのだが、手を抜いた所為でもなかろうが、やはり、日当たりの悪いところに植えたり、苗に多少疑問のあったトマトは、その後の生育などに問題が生じたりして、教科書どおりには行かない。
輪紋病にかかったカネコ苗は、しっかり太く逞しく伸びていたので、被害を受けたところだけ、薬剤散布や切り落としで助かったが、生育の悪かったアイコ苗は、輪紋病に茎をやられて幹まで腐ってしまい、そのまま、上部が駄目になったので切り倒した。
もうひとつは、やはり、園芸店で苗を買う時には、出始めの最盛期に最も充実したしっかりした苗を買って来て、すぐに植えつけることで、間を置いたり、売れ残りの苗を買って植えると、苗を正常な状態に戻すのは、中々、大変だと言うことである。
たとえば、花房や花芽のついた苗を買って来て植えつければ、第2花房、第3花房と、順調に花房が連続してつくが、園芸店で間を置いた苗だと、その間の成長が犠牲になり、その後の生育が大きく阻害されてしまって、その上の花房が出なかったり消えてしまい、第4花房くらいでやっと正常に戻り、極めて、間延びした苗となるなど処理に困るようなことになり兼ねない。
最初なので、どうせバーゲンだし、勉強の為にと思って、売れ残りのデルモンテやサントリーのイタリアン・トマトの苗を買って植えたのだが、結果的には、成功したのは半分くらいで、良い勉強にはなった。
いずれにしろ、世話を続けて、正常な生育状態になると、枝の上部は、しっかり、花がつき結実しているので、問題はない。
アイコと平行して、収穫期に入れれば、と思っている。
今回、良く分かったことは、トマトが、如何に太陽を好むかと言うことで、絶対に日当たりの良いところに植えて、たっぷりと陽を当てて育てなければならないと言うことである。
暑いのは困るが、早く、梅雨が明けて、太陽の照りつける日が続くことを、トマトの為に願っている。
私は、ブラジルに駐在していた時に、ボリビアなどアンデス地方を何回か訪れたことがあるが、確かに、トマトのふるさとは、太陽に恵まれていた。
ボリビアのラパスなど、富士の頂上近くの高度の高地で、真冬など随分寒いのだが、厚着のころころした袴姿の原住民のインディオの乙女たちの顔は日焼けして真っ黒であった。
先祖のDNAがさわげば真っ青なアンデスの空と光り輝くチチカカ湖の水が恋しいと思うので、トマトの木に、梅雨の雨ばかりで、すみませんと謝っている。