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熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿:白羽衣咲く

2020年02月29日 | わが庭の歳時記
   花の7割くらいは、白と黄色だと言うことだが、わが庭の白椿は、咲き始めた白羽衣とエレガンス・シャンパンだけで、言うならば、ピンクや赤い花など色彩豊かな花の方が多い。
   羽衣は、淡いピンクの匂うように美しい椿で、白花と紅花があって、シンプルながら優雅で上品である。
   千葉の庭には、ピンクも紅も植わっていたが、玄関脇に大きく育っていた白羽衣の純粋無垢な真っ白の大輪が最も印象的であったので、その思い出を反芻するために、まず、白羽衣を育てることにした。
   
   
   
   

   先日開花した至宝の次の花が咲いた。
   最初の花よりも美しく整った花形だが、やはり、たくさん蕾を残してしまったので、パワー不足のために、完全に咲ききるのは難しいのであろう。
   赤紫の京の雅を思わせるシックな花弁で、わが庭では、風格のある花で、毎年、初春の開花を楽しみにしている。
   この花弁のいろは、わが庭のバラあおいの色とそっくりで、学生時代に出た谷崎潤一郎の「源氏物語」の表紙の装丁の色でもあったような気がして、私には、京都のイメージなのである。
   
   
   
   

   他の椿も綺麗に咲き続けていて、楽しませてくれている。
   式部、タマグリッターズ、フルグラントピンク、唐錦、曙
   
   
   
   
   
   

   色づきはじめてスタンドバイしているのが、仙人卜半、ジュリアバー、トムタム
   
   
   
   
   温かくなってきた所為か、5月に咲くバラやユリやアジサイやボタンの芽が出始めてきた。
   梅も散ってしまって、桜が少しずつ動き始めているので、もう、地表面は、春の温もりでムンムンしているのであろうか。
   
   
   
   
   

   昨日、大船駅で、新型コロナウィルス感染者が出たと報道された。
   いよいよ、電車に乗って遠出など出来なくなってしまった。
   全くの晴耕雨読の日々になりそうで一寸寂しいのだが、私の場合は、やりたいことがありすぎるので、それも、やり方次第で楽しめるのであろうと思っている。
   
コメント
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