
左から3枚はクサギ染め、その隣2枚が桜染め
散歩の途中、公園の片隅に積まれた倒木を発見!!
去年の台風で無念にも折れてしまった木々です…

去年の台風は本当に大きな爪痕を残しました。この枯れ木の山を見て自然の威力に思いを馳せていたその時…!!!

な、なんとこんな姿になっても冬芽を膨らませている枝があるではないですか。
しかも桜!!
開花直前の桜の枝は草木染めにすると綺麗なピンクになるんだとか…

というわけで握り締めながら帰宅(笑)
早速、ネットで調べてみると…
「40日かけて煮る」とか、「染液を半年熟成」とか…
えーーーー、そんなに面倒なものだったのか…
でも、そこまで色にこだわらなければ、普通に染められるようです。

まずは小枝を小さく切って、お酢を少量加えて煮出す。少量がどれくらいかは分からなかったけど…
酸性にすれば赤みが強くなりそうです

基本的に手で握れるだけの枝ですから(しかも余計な太い枝も拾ってきていた)、染液も少ししかできません。

基本的に手で握れるだけの枝ですから(しかも余計な太い枝も拾ってきていた)、染液も少ししかできません。
あとで知ったのですが、染液の量が多くても少なくても、溶け出している成分に変わりはないようなので、水を減らす必要はないらしいです(←勉強中)
もちろん材料が少なければ、水の量を増やしても減らしても、成分が濃くなることはありません

で、いくつかの記事に染液を空気と混ぜるとさんかして赤みが増すとあったのでこれも挑戦。

で、いくつかの記事に染液を空気と混ぜるとさんかして赤みが増すとあったのでこれも挑戦。
関係ないですが、チャイ(ミルクティー)を淹れるとき、南インドではこんな風にするんじゃなかったかな…
↑チャイのWSでの記憶
染める前に、重そうな水溶液で先媒染とあったのですが、重曹が溶けきっていないじゃないか…
まあ、いいか…

絹糸と木綿の刺繍糸を染めてます。

絹糸と木綿の刺繍糸を染めてます。
20分くらい?

以前クサギ染めをした時に、下処理したさらしがあったのでそれも染めてみることに

以前クサギ染めをした時に、下処理したさらしがあったのでそれも染めてみることに

桜色じゃなくて黄色?
桜の染液は、黄色やオレンジ色が強く、黄色や茶色に染まることも多いようです。
ですから「黄色やオレンジ色を取り除く」とあったのですが、どうすればいいんだ…
桜色じゃなくても、まあいいか…
でも、何回か染めの作業をしていると、染液が赤みを帯びてきました。よく分からないけれど布に「黄色」や「オレンジ色」が取り込まれたから?
最終的に、ちょっとだけ桜色っぽくなりました。

刺繍糸はもとが生成り色。

刺繍糸はもとが生成り色。
100円ショップで購入。
絹糸は湯沢屋で購入した80m、500円。
だったかな…(^^;;
左側の発色が良い方は、一度染液を移したあと2回目に入れた水で煮て、その染液が若干赤みがかってから染めたもの。(ややこしくしか書けずスミマセン)
今回糸を染めたのは、こんなビーズを作りたかったから…

ウッドビーズに草木で染めた糸を巻き巻き。本当はもう少し大きくないと穴の部分に糸がたまりすぎてしまうみたい。

ウッドビーズに草木で染めた糸を巻き巻き。本当はもう少し大きくないと穴の部分に糸がたまりすぎてしまうみたい。
とにかくイメージを形にしたくて作ってみました。
黒いのはムクロジの種、灰色はジュズダマ

こんな感じに巾着袋にしたらどうでしょう…
そして、こちらもあくまでイメージですが…

桜の花の刺繍もいいかも!!
チャコペンなくて下書きなし↑
素人のくせに冒険しすぎて撃沈(^^;;
でも素人なりに、草の色を楽しめました。

これを見た博識の友人が『「かそけき色」を楽しめるのが日本文化』と言ってくれたのですが、「かそけき」って、「かすかに」って意味らしいです。素敵ですね。
かそけき色合いの、折り畳みマスクも作って(折って?)みました。

調子に乗って真夜中です。
モデルがお化けみたいですみません
マスクについてはあらためて!!

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