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YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

自然を楽しむためのニューアイテム

2014-11-11 06:29:12 | 日々のお話


先日の話ですが、ア◯ゾンさんから小包が届きました。前々日に発注して、中1日で届くこの便利さ。一度使うとやめられませんね。



小包の大半を占めるのは、コードレスグルーガン(ホットボンド)とグルースティック。これがあれば、どこでもクラフトが楽しめます。

それから、この間紹介した落ち葉の万華鏡(こちらの記事)を作るための万華鏡セット。

そして、今回のメイン!!



何だか分かりますか?

体温計のような水色の棒は、「放射温度計」。これ、ずーっと欲しかったんですよね。この温度計は測定物に触れることなく、瞬時に温度を測定できるのです。測りたい場所へ先端を向け、ボタンを押せば、小窓に温度がデジタル表示されちゃいます。

いろんなところの温度を調べるのは、楽しいですよ。購入できてはしゃいでいます(笑)

ちなみにわたしが買ったのはこちら(送料込み1980円)

…って言いながら、先週末のニ土会に持って行くのを忘れちゃったんですけどね。これからどんどん使いこなさないと!

さて、もうひとつ。我が家の中庭に小鳥を呼ぶための餌台を設置しました。
まったりと三連休を楽しんでいたとき、リビングの窓から鳥の影が…(≧∇≦)



暗くて、猫の額ほどの我が家の中庭にもシジュウカラが迷い込むことがあるんですね。



分かりますか?矢印のところ(笑)

そこで、これからも鳥さんたちが来てくれるように、ペットボトルで簡易餌台を作ってみました。



イメージのみで2つ作ってみたんですが…(^^;;
改良の余地ありですね。



とりあえず、めぼしい餌が見当たらなかったので、どんぐりを砕いて入れてみました。今後いろいろと試してみたいと思います。

そして、あれから1週間…。どんぐりのが減った気配はありません(T_T)

みかんの方はご覧の通り



果肉が綺麗になくなっています。これはヒヨドリの仕業かな…。やつらは、うるさいので狭い庭には不向きですね(^^;

さて、これからどうなることか…。冬は餌が減るので、野鳥をおびき寄せやすい季節。メジロとか、シジュウカラが来てくれたら最高です!!

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サボン玉と羽根とピラミッド

2014-11-10 06:09:06 | 日々のお話


シャボン玉です。江戸時代にはサボン玉って呼ばれていたみたいです。夏になると、サボン売りが、サボン液と麦わらを売り歩いていたんだそうです。だから、シャボン玉は夏の季語。

もちろんこの時代に石鹸なんてありません。そこで活躍していたのがこちらの植物↓



ムクロジです。
今回は3年前に台風一過の神代植物公園で拾ってきたものです。

ムクロジには、サポニンという成分が含まれていて、これが泡立ちます。江戸時代には、この泡を洗剤としてっっていたようです。今でも東南アジアでは使われているようで、エコ洗剤として日本にも輸入されています。汚れ落ちも良く、体や髪の毛も洗える優れものらしいです。

サボン玉の材料は、このムクロジの実と洗濯のり、それにお湯です。当時は洗濯のりではなく松ヤニを使ったようです。粘り成分なのでなくても大丈夫です。



分量は適当です(笑)
だいたいですが、ムクロジの実1個で、50~100ccのシャボン液ができるようです。

ムクロジの実は、中に真っ黒い種が入っているので、まずはこれを取り出します。ちなみにこの黒い実は、お釈迦様が推奨している数珠の材料なんだそうです。



写真は3年前に拾ったときのものなので、外側が緑色をしています,。

殻(剥くときに粉々になりました)にお湯を注ぎ、よく混ぜたあと洗濯のりを少し加えました。



特に難しいことはありませんが、分量を調整するのが意外と厄介です。

サポニンを含む植物は他にもあって、こちらの「サイカチの実」も石鹸として利用されていたようです。



↑植物の同僚が、井の頭公園まででかけて拾ってきてくれました。これでもサボン玉は作れるようですが、1個しかないので、もったいなくて使えません。

なお、ムクロジの実はベタベタして少し匂いがあります。拾った後、袋に入れたままだと大変なことになるようです。

↓↓↓

↓↓↓

↓↓↓



なんか、生えちゃってますね。拡大すると胞子嚢っぽいのがリアルに見えます。どんな木の実にも言えることですが、拾ってきたら袋から出して乾燥させることをオススメします。

さて、ムクロジの真っ黒な種ですが…。
数珠以外にも「羽根つき」の羽根に使われています。



↑神代植物公園の、公園ボランティアさんの手作りの羽根です。

ムクロジの実に、ハンドドリルで穴をあけ、その穴に3枚の羽を入れてボンドで固定してあるそうです。

羽根はマガモの羽根だとか…。鳥インフルが怖いので、自分では拾わず通販で買ったそうです。使用前に力を加えて少し湾曲させておくのがポイントだと教えてくれました。

この羽根、なんともらって帰ってきたものなのですが、どうしてゲットできたかというと…



フウの実で作った立体パズルに挑戦して、見事正解できたからです。バラバラの部品を組み立てて、お手本と同じピラミッドを作ります。

もっとも正解したのはわたしじゃなくて友達ですけどね(笑)
Aちゃん、さすがです!ありがとう。

ちなみにムクロジは「無患子」と書きます。子どもが生まれると健やかに育つようにと家の庭にこの木を植えたんだとか。ちょっと前にNHKみんなのうたで「むくろじの木」ってのをやってました。ダイアモンドユカイさんが歌ってましたよ。



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ムササビ観察会とニ土会のお知らせ

2014-11-09 09:06:02 | 日々のお話


11月の「二土会(土曜日を有意義に過ごす会)」は、天候不良により、当初の予定の「ヤビツー大山ツアー」から、「大船フラワーセンター散策」に変更となりましたが、無事終了。

バラ園を見るとアン◯ニーを連想してしまう我々。紛れもなく同世代であることを再認識し、絆の深まったひと時でした(笑)

さて、来月の「ニ土会」ですが面白そうなイベントの情報を入手したので、土曜日じゃないけどそちらに参加することとなりました。よろしかったら、これを読んでくださっている皆様も、ご一緒しませんか?日本鳥類保護連盟神奈川県支部の主催です。


【ムササビ観察の会】

1日時
平成26年12月23日 16:00集合 18:30頃解散(14:00から鳥の観察会もあります)

2集合場所 
県立津久井湖城山公園パークセンター(車の方は駐車場有・または横浜線橋本駅からバス)

3持ち物  
防寒着・双眼鏡・足元を照らす懐中電灯等(※ムササビを観察するための強力なライトを持参する場合は、赤色セロファンのカバーをしてきてください。)

「参加できるよ」という方は、連絡ください。コメント欄への意志表明でもOKです。

なお1月のニ土会は1泊2日の野辺山探鳥ツアーを計画中。オーナーさんが野鳥ガイドをしてくださるペンションに宿泊します。こちらも参加者募集中です(*^_^*)

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クサギの青(なんちゃって草木染め)

2014-11-09 08:15:21 | 日々のお話


赤と濃紺の組み合わせが目を引くクサギの実です。臭いから臭木。単純明快(笑)

この夏、アサガオの「花びら染め」に挑戦したのですが、その過程で「クサギの実」で染めると美しい青になるということを知りました。
自由研究シリーズ~花びら染め~



自然界で青く染められるものは、このクサギと藍だけなんだとか。もっとも藍で染めるには、発酵させるなどいろいろな工程が必要。

その点、クサギは水を加えて煮出せばOK。



↑こんな色になりました。
ちょっと薄いかなと思ったのですが、ここに麻紐を浸してみると…。



こんな鮮やかな水色に染まりました。布ではなく、紐を染めたのは、少量でも染められるし、木の実遊びとコラボししたら楽しそうだなと気づいたからです。

夏の自由研究シリーズの最後の作品

アサガオ染めの麻紐で作ったストラップ(右側)です。ウール(動物由来の繊維)の方がタンパク質と結合して染まりやすいそうですが、麻紐でも下処理なしに染まりました。布と違って色ムラも気にならないのでお手軽かと思います。



そういえば、夏に作った色水を冷蔵庫に保管してあったんだっけ。思い出して、こちらも染めてみることに。

…プシュッ???
キャップを開けたら、コーラの勢いでシュワシュワしました…Σ(・□・;)



慌ててキャップを閉めたのですが、どうやら長く保存しすぎて発酵しちゃったみたい(^^;;

ちなみに、もともと酢を加えてあったこともあり、その匂いがするだけで特に異臭はなし。なので、そのまま使いました(笑)



色水につけたあと乾かしているところです↑

で、乾燥すると朝顔の方は少し色が薄くなりますが、クサギの方はほとんど変化なし。媒染(色止め)しなくても色落ちは少ないそうです。



9月に作ったストラップは、媒染しなかったので、見事に色が抜けてきてます。今回は媒染しようと思ったのですが、あると思っていた焼ミョウバン(茄子の漬物とかに使うやつ)がなかったので、面倒になってやめました(笑)

前回よりは濃く染まったので、しばらくはこの色を楽しめるはずです。

ちなみに花びら染めや草木染は、媒染によっても色が変わるし、もともとの植物の量や質(?)によっても変わるので、染めるたびに新しい色と出会えるんだとか。あと酸やアルカリで色を変えることもできます。

朝顔の色水にお酢(酸)と重曹(アルカリ)を加えて染めたもの↓



自然界で青に染まるのは藍とクサギだけと書きましたが、こんな風に重曹を加えると(右)、青く染めることも可能なんですね。ただ安定してないのですぐ色落ちすると思いますけど(^^;;

奥の深い草木染めですが、あまり深いことを考えずに、なんちゃってな感じで、お手軽に楽しみたいなと思っています。

ちなみに染め上がった麻紐ではこんなものが作れたらいいなと…↓



これは、西表島へ行ったときに、ネイチャーガイドさんから教わったで作りストラップ。このときは作り方を覚えたつもりだったんですが、すっかり忘れちゃいました(^^;;
そのときの記事→自然素材の利用術

お正月に再上陸予定なので、もう1回習ってきたいと思っています。楽しみだなぁ。きえちゃん、よろしく(^O^)/



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どんぐりの保存方法

2014-11-08 13:24:04 | 木の実


こんにちは。本日2度目の更新です。今回の記事は【2014木の実情報】のおまけ記事、「どんぐりを拾った後の作業」についてです。

どんぐり拾いをした話をすると、「虫対策はどうしてるの?」みたいな話になることが多いです。虫っていうのは、いわゆる「どんぐり虫」って言われるやつですが、けっこう誤解している方が多いようです。

あいつらは、穴を開けて中に入るのではなく、穴を開けて外へ出るのです。



ですから穴の空いているどんぐりはすでに空き家で、もう中に虫はいません。
詳しくはこちらの記事
ちょつきり

わたしの虫対策は「自然に任せる」です。だって、茹でたり、凍らせたり、水責めにしたりすると、どんぐりの中に虫の亡骸を閉じ込めることになるじゃないですか…((((;゜Д゜)))))))



だから、虫が住み着いているなら、穴をあけてでて行ってくれるのを待つだけです。出てきた虫はつまんでさようなら。嫌な方は割り箸でどうぞ。

土に入れれば蛹になるそうですが、所詮は害虫ですから、大事にするのもどうなのかな…。ま、そんなことをいいながら、職場では心優しい子どもたちが、大事に育ててるんですけどね。

そんなわけで虫はさほど気にしないわけですが、どんぐりってそのまま置いておくと乾燥してわれちゃうんですよね。これは困ります。





そこで、どんぐりを拾ってきたらできるだけ早くスプレー式のニスをかけて、果皮に膜を張っちゃいます。虫が入っていれば、上の写真みたいに穴をあけて出てきちゃいますけどね。穴はあいてもけっこう長持ち!!

………って、思っていたんですが、どんぐりが乾燥して割れるのは、どんぐりが生きているからなんですって。

なので、茹でて種の成長をストップさせてしまえば、殻が割れることもなくなるらしいのです。ツヤも良くなるって書いてある!

そうだったのかっ!!!
そうだよね。どんぐり、生きてるんだよね。

ニスを塗って、表面をコーティングしてしまうのも成長を止めているってことなのかな?だから全面コーティングしておかないとダメなのかも…と勝手に納得。

ニスを塗るのは、スプレー式のやつを吹きつければよいだけなので簡単です。ただ、欠点が2つ。一つは、意外に値段がかかること。そして、もう一つが自然本来の色が失われるということ…。

もっとも、つやつやしているのも綺麗です。ちなみに帽子は、木工用ボンドでどんぐり本体にしっかりと貼り合わせます。



帽子をかぶるとどんぐりはぐっと可愛くなりますよね(((o(*゜▽゜*)o)))

半加工したどんぐりたちに、ヒートンをさして、ストラップホルダーをつければご覧の通り。それだけで可愛らしいアクセサリーです。



左から順に

レッドオーク
コナラ
アラカシ
シラカシ
ピンオーク

ヒートンをさすだけなら、1分くらいしかからないんですよね。



お手軽!
紐を通せば、ペンダントにだってなりますよ。もうちょっと凝った感じに作ってみると、けっこう満足度の高いアクセサリーに(*^_^*)



ちなみにニスを塗った木の実たちは2、3年はもつようです。リースにつけているものの中には、もう5年くらいがんばっているものもあります。いずれにしても、その年、その年の旬を楽しむものですから、それほど長持ちさせる必要もないですよね。

とはいえ「百聞は一見にしかず」、来年はどんぐりを茹でるってのに挑戦してみようかなぁ…。蒸すとさらにいいという噂もありますよ。結果のほどは来年のお楽しみです(*^_^*)

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