こんにちは。本日2度目の更新です。今回の記事は【2014木の実情報】のおまけ記事、「どんぐりを拾った後の作業」についてです。
どんぐり拾いをした話をすると、「虫対策はどうしてるの?」みたいな話になることが多いです。虫っていうのは、いわゆる「どんぐり虫」って言われるやつですが、けっこう誤解している方が多いようです。
あいつらは、穴を開けて中に入るのではなく、穴を開けて外へ出るのです。
ですから穴の空いているどんぐりはすでに空き家で、もう中に虫はいません。
詳しくはこちらの記事
→ちょつきり
わたしの虫対策は「自然に任せる」です。だって、茹でたり、凍らせたり、水責めにしたりすると、どんぐりの中に虫の亡骸を閉じ込めることになるじゃないですか…((((;゜Д゜)))))))
だから、虫が住み着いているなら、穴をあけてでて行ってくれるのを待つだけです。出てきた虫はつまんでさようなら。嫌な方は割り箸でどうぞ。
土に入れれば蛹になるそうですが、所詮は害虫ですから、大事にするのもどうなのかな…。ま、そんなことをいいながら、職場では心優しい子どもたちが、大事に育ててるんですけどね。
そんなわけで虫はさほど気にしないわけですが、どんぐりってそのまま置いておくと乾燥してわれちゃうんですよね。これは困ります。
そこで、どんぐりを拾ってきたらできるだけ早くスプレー式のニスをかけて、果皮に膜を張っちゃいます。虫が入っていれば、上の写真みたいに穴をあけて出てきちゃいますけどね。穴はあいてもけっこう長持ち!!
………って、思っていたんですが、どんぐりが乾燥して割れるのは、どんぐりが生きているからなんですって。
なので、茹でて種の成長をストップさせてしまえば、殻が割れることもなくなるらしいのです。ツヤも良くなるって書いてある!
そうだったのかっ!!!
そうだよね。どんぐり、生きてるんだよね。
ニスを塗って、表面をコーティングしてしまうのも成長を止めているってことなのかな?だから全面コーティングしておかないとダメなのかも…と勝手に納得。
ニスを塗るのは、スプレー式のやつを吹きつければよいだけなので簡単です。ただ、欠点が2つ。一つは、意外に値段がかかること。そして、もう一つが自然本来の色が失われるということ…。
もっとも、つやつやしているのも綺麗です。ちなみに帽子は、木工用ボンドでどんぐり本体にしっかりと貼り合わせます。
帽子をかぶるとどんぐりはぐっと可愛くなりますよね(((o(*゜▽゜*)o)))
半加工したどんぐりたちに、ヒートンをさして、ストラップホルダーをつければご覧の通り。それだけで可愛らしいアクセサリーです。
左から順に
レッドオーク
コナラ
アラカシ
シラカシ
ピンオーク
ヒートンをさすだけなら、1分くらいしかからないんですよね。
お手軽!
紐を通せば、ペンダントにだってなりますよ。もうちょっと凝った感じに作ってみると、けっこう満足度の高いアクセサリーに(*^_^*)
ちなみにニスを塗った木の実たちは2、3年はもつようです。リースにつけているものの中には、もう5年くらいがんばっているものもあります。いずれにしても、その年、その年の旬を楽しむものですから、それほど長持ちさせる必要もないですよね。
とはいえ「百聞は一見にしかず」、来年はどんぐりを茹でるってのに挑戦してみようかなぁ…。蒸すとさらにいいという噂もありますよ。結果のほどは来年のお楽しみです(*^_^*)
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