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YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

落ち葉であそぶ

2011-11-27 18:46:34 | ガーデニング


このところ、職場に通いづめだった反動がでたのか、昨日・今日は家にこもって日がな一日たまったビデオを見ながら、これまで拾ってきた落ち葉や木の実とたわむれていました。
休日は何もしなくていいはずなのに、この罪悪感はなんなんでしょうね…(^_^;)



ちょっと、子どもだましな作品ですが、秋のオーナメントです。



さらに、子どもっぽく「落ち葉星人トリオ」です(笑)
きれいにできた押し葉にニスをぬったので、飾る前にちょっと遊んでみました。愛嬌があるといえばあるような…



本当の目的はこちらです。リビングのテーブルを秋バージョンにしてみました。
…って秋ももうおしまいですけど。

このテーブルは春にリフォームしたときに、匠の技で作っていただいたものです。もとは、父が洋服の仕立ての仕事で使っていた仕事台の板でした。まさに板っていう感じの長細いだけの板を大工さんが削りなおして、座卓に作り替えてくれたのです。イチョウの木だったために、作り直した当初はぎんなんくさくて驚いたのですが、今ではきんなん臭も消え、リビングにちょうどよく収まってくれています。木のぬくもりっていいものですね。

小さな世界の小さな住人

2011-11-27 06:23:30 | お出かけ情報


どんぐりを拾ってきてやっかいなのは、この通称「どんぐり虫」。ゾウムシの仲間の幼虫です。
母親は、まだどんぐりが緑色をした小さなうちに、そのやわらかい実に口で穴をあけ、たまごを産み付けます。幼虫はどんぐりの実を食べながら大きくなり、どんぐりが地面に落ちる頃、中から殻を破って出て、地面にもぐり蛹で越冬するそうです。口で穴をあける母親もすごいし、なかから殻を食い破って出てくる幼虫もなかなかなものです。よく見ると立派なあごをもっています。苦手な人がほとんどだと思いますが、見慣れるとそんなに気持ちのわるいものでもないですよ(^_^;)

どんぐり細工をするときに、この虫を退治するために塩水につけたり、熱湯でゆでたりする話を聞きます。わたし的には、虫の死体をとじこめたどんぐりを使うのは逆に気持ちが悪いです…。中からでてきてしまえば、もう虫はいないわけですから、そちらを使った方がすっきりします。触れないという人はわりばしでつかめば大丈夫。命を大切にと思う方は、とりあえず土の上におろしてあげれば、勝手にもぐって視界から消えてくれます。



こちらは、あじさいの枯れた蕚についていた何かの卵です。



見つけた時は、うぎゃーと思ったのですが、アップにしてみたら意外ときれいでした。
小さいながら、ひとつひとつに命がつまっているんですよね。



どんぐりの実やあじさいの花といった小さな世界でも命のドラマが繰り広げられているのかと思うと不思議な気持ちになります。たまたま、拾ってきたために見つけたのですが、普通に見ているだけでは、見過ごしていたことでしょう。この世界にはそんな風に見逃しているものがたくさんあるに違いありません。